Hard Style (ハード・スタイル)やHard Dance (ハード・ダンス)というジャンルをご存知でしょうか?
名称から想像がつくように激しく勢いのあるサウンドが特徴のサウンドなんですが、Coone(クーン)やHeadhunterz(ヘッドハンターズ)などが代表的なDJです。
最近の「人気DJランキングTop 100」ではハード・スタイル系のDJがランクインすることが少なくなってきていますが、そんな中何年にも渡ってランキング上位に君臨するのがCoone(クーン)です。
本日はハード・スタイルの先駆者DJとも言われるCoone(クーン)について紹介します!
目次
- 1 Cooneとは
- 2 コラボ・プロジェクト『Ambassador Inc』
- 3 自身のレーベル『Dirty Workz』
- 4 Cooneのオススメ曲
- 4.1 Dimitri Vegas, Like Mike, Coone & Lil Jon – MADNESS
- 4.2 Coone – Into The Madness
- 4.3 Coone – Music Is Art
- 4.4 Linkin Park x Steve Aoki – A Light That Never Comes (Coone Remix)
- 4.5 Coone – Love For The Game
- 4.6 Steve Aoki & Coone – Can’t Stop The Swag
- 4.7 Dimitri Vegas, MOGUAI & Like Mike – Mammoth (Coone Remix)
- 4.8 Coone ft. K19 – Times Gettin’ Hard
- 4.9 Max Enforcer & Coone – LOVE x HATE
- 4.10 Coone x Bassjackers x GLDY LX – Sound Barrier
- 4.11 Coone & Jim Ferren – 150 BPM
- 4.12 Coone – Beat On My Drum
- 5 おわりに
Cooneとは
Coone(クーン)とは、「Hard Style (ハード・スタイル)」や「Hard Dance (ハード・ダンス)」というジャンルを代表するベルギー出身のDJ / 音楽プロデューサーです。
このハード・ダンスとは、彼の曲のバックでずっと鳴っている「ズンンズンズン!」という心臓まで響くようなサウンドが特徴です!
Cooneの音楽はただ激しいだけでなく、ハードなサウンドの合間に入るキャッチーなヴォーカルや優しいメロディーとの緩急が多くの客を魅了しているのだとMNNは感じています!笑
ちなみに本名はとKoen Bauweraertsいい、1983年5月30日生まれの現在32歳です。
1998年彼が15歳の頃から曲のプロデュースをはじめたのですが、始めた当初からハードなハウスミュージックに特化していました。
2002年には初のEP『Protect The Innocent』を発表し、その超越したスキルと才能を世に知らしめることになります。
その才能を買われ、現在はSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)のレーベル『Dim Mak Records』と契約しています。
人気DJランキングの決定版「DJ Mag Top 100 DJs」では2011年に41位で初ランクインしてからは、2012年は37位、2013年は45位、2014年は48位、2015年が49位と常に良い感じで順位をキープしています!
このことからもCooneは、ハードスタイルシーンにおいて確固たる地位を築いたといえるでしょう!
2014年の「Tomorrowland(トゥモローランド)」でのフルセットを載せておくので、どんなプレイをしているかチェックして見て下さい!
コラボ・プロジェクト『Ambassador Inc』
CooneはロシアのDJ / EDMプロデューサーのFenix(フェニックス)とともに『Ambassador Inc』というグループを組んでいた時期がります。
ハードスタイルを代表する2人がタッグを組んでいるだけに更に進化したハードスタイル・ミュージックを数多く生みました!
ハードスタイルやジャンプスタイルが好きな方は必聴です!
- Ambassador Inc – It’s all Confusion
- Ambassador Inc. – Put This On Youtube (Wildstylez RMX)
- Coone Ft. Ambassador Inc. – Come Take My Hand
https://www.youtube.com/watch?v=PgBWANUzwkw
自身のレーベル『Dirty Workz』
『Dirty Workz』とは、Cooneが2006年に立ち上げた自身のレコード・レーベルです。
当時はハードスタイルやジャンプスタイルのレーベルは少なかったため、そのシーンの最前線のレーベルとして重要な存在となりました!
このレーベルは、 Da TweekazやWasted Penguinz、DJ IsaacといったハードスタイルのDJやアーティストたちのホームグラウンドでもあるほか、FenixやDr. Rude、Demoniakといったジャンプスタイルのアーティストの曲も多くリリースしています。
現在では、 『Dirty Workz』レーベルの下に 「ANARCHY」や「DWX Bounce」、「DWX Update」といったサブレーベルまで存在するほど規模を拡大しています!
Cooneのオススメ曲
Dimitri Vegas, Like Mike, Coone & Lil Jon – MADNESS
ベルギー出身のEDMデュオ、Dimitri Vegas & Like Mike(ライク・マイク)とアメリカ出身のラッパー、Lil Jon(リル・ジョン)とコラボしたナンバー。
かなり壮大なサウンドとなており、初めてこの曲を聴いたときはカッコよすぎて鳥肌が立ちました!!
Coone – Into The Madness
Cooneの曲の中でもMNN的にお気に入りの1曲がこの“Into The Madness”です!
メロディアスなサウンドと後ろで響く重低音、そして女性のヴォーカルが奇跡的にマッチしたナンバーです!
Coone – Music Is Art
2012年にリリースしたこれまたCooneの代表曲にひとつ。
ハードながらもキャッチー!中盤の男性ヴォーカルが入ってきてからの曲の変化が当時非常に斬新でした!
後に多くのDJたちに影響を与えた有名なナンバーでもあります!
Linkin Park x Steve Aoki – A Light That Never Comes (Coone Remix)
アメリカ出身のロック・バンド、Linkin Park(リンキン・パーク)と日系アメリカ人DJのSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)のコラボをリミックスしています。
原曲のメロディーラインは残しつつ、全体的にハードスタイルに変身させたカッコイイ1曲です!
LINKIN PARK & スティーヴ・アオキ
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.30
Coone – Love For The Game
2015年の8月にリリースされたCooneの比較的新しめのトラック。
出だしから飛ばしまくりのハードなナンバーですが、1:20あたりから美しいサウンドが挿入され、曲の雰囲気が変わっていくところが素敵です!
Steve Aoki & Coone – Can’t Stop The Swag
日系アメリカ人DJのSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)とのコラボ曲。
CooneのハードスタイルなキックとSteve Aokiの独特なハウスサウンドが混じり合って面白い化学反応を起こしています!
またこの曲は、Steve Aokiにとっても初めてハードスタイルとコラボしたシングルでもあります!
Dimitri Vegas, MOGUAI & Like Mike – Mammoth (Coone Remix)
ベルギー出身のEDMデュオ、Dimitri Vegas & Like Mike(ライク・マイク)とドイツ出身のDJ、MOGUAI(モグアイ)によるコラボ曲のリミックスも手掛けました。
原曲よりテンポも速くなっており、とにかく勢いを感じるナンバーとなっています!
「Remix!(リーミックス!)」というシャウトもカッコイイです!笑
Coone ft. K19 – Times Gettin’ Hard
ラッパーのK19をフィーチャーーしたナンバー。
獰猛なベースラインとキャッチーなメロディーが交錯したCooneらしいサウンドとなっています!
Max Enforcer & Coone – LOVE x HATE
オランダ出身のDJ、Max Enforcer(マックス・エンフォーサー)とのコラボ曲。
ハードながらもリズミカルなサウンドに思わず体を動かしてしまいます!
Coone x Bassjackers x GLDY LX – Sound Barrier
オランダ出身のEDMデュオ、Bassjackers(ベースジャッカーズ)とオランダ出身のDJ、GLDY LXとのコラボ曲。
それぞれのDJの色が出ており、曲のはじめの方と終わりの方でサウンドが変化するのも面白いです!
Coone & Jim Ferren – 150 BPM
ハウスDJのJim Ferren(ジム・フェーレン)とのコラボ曲。
ビッグルーム系のハウス・サウンドの随所にCooneによるハードスタイルの音が組み込まれたバランスのとれたナンバーです!
この曲は2014年の2月に「Dim Mak Records」からリリースされました!
Coone – Beat On My Drum
2011年にリリースされたCooneの代表曲のひとつ。
リズミカルなサウンドとエフェクトのかかったヴォーカルが聴けば聴くほどにクセになります!
おわりに
いかがでしたか。
どの曲もめちゃくちゃカッコよくてテンションが上がりませんか!
Coone(クーン)は2016年に複数回開催される屋内型EDMフェス『MUSIC CIRCUS(ミュージク・サーカス)』のなかの、3月20日に大阪で開催される「BLACK by MUSIC CIRCUS ~RAVE EDITION~」への出演が決まっています!
今のうちにCoone(クーン)の曲を予習しておき、『MUSIC CIRCUS(ミュージク・サーカス)』に臨みましょう!
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