心に沁みる美メロが日本でも多くの人を虜にしているプログレッシブ・ハウス。
今回はそのプログレッシブ・ハウスを得意とするDJのなかでもMNNもお気に入りのアーティスト、Stadiumx(スタディアムエックス)について紹介したいと思います!
目次
- 1 Stadiumxとは
- 2 MuzzaikとStadiumxの関係性!
- 3 EXILEの曲のリミックスも手掛ける!?
- 4 Stadiumxのオススメ曲
- 4.1 Stadiumx & Taylr Renee – Howl At The Moon
- 4.2 Tom Swoon & Stadiumx ft. Rico & Miella – Ghost
- 4.3 Nicky Romero & Stadiumx – Harmony
- 4.4 Muzzaik & Stadiumx – So Much Love
- 4.5 Stadiumx, Dzasko feat. Delaney Jane – Time Is On Your Side
- 4.6 Stadiumx feat Angelika Vee – Wonderland
- 4.7 Stadiumx & Metrush – Glare
- 4.8 David Guetta – Lovers On The Sun (Stadiumx remix)
- 4.9 Cash Cash – Surrender (Stadiumx remix)
- 4.10 Sultan + Ned Shepard ft. Zella Day & Sam Martin – All These Roads (Stadiumx Remix)
- 4.11 Gareth Emery ft. Gavin Beach – Eye Of The Storm (Stadiumx Remix)
- 4.12 Robin Schulz feat. Francesco Yates – Sugar (Stadiumx Remix)
- 4.13 Moguai – You’ll See Me ft. Tom Cane (Stadiumx Remix)
- 5 おわりに
Stadiumxとは
Stadiumx(スタディアムエックス)とは、ハンガリー出身のプログレッシブ・ハウスDJ / プロデューサーのデュオです。
首都のブダペストで編まれたDávid Nagy(Dave:デイヴ)とZsolt Milichovszki(Sully:サリー)で構成されており、上の写真でだと左がDaveで、右がSullyですね。
幼い頃のDaveとSally
音楽のスタイルは美しいヴォーカルを取り入れたハウスとプログレッシブ・ハウスをブレンドしたユニークなサウンドで、エネルギッシュなドロップも魅力的です!
「エネルギッシュかつエモーショナル」をコンセプトにメロディで感情に訴えかけるようなサウンドを心がけているとのこと。
2009年にブダペストにあるプロデューサーのワークショップで初めて出会った2人ですが、Sullyはすでに2002年からDániel Dalmady(Danny-L)とともに「Muzzaik」というEDMデュオとして活動していました。
「Spinnin’ Deep」から出した“Closer”や「ToolRoom Records」から出した“Fat Patchy”などのヒット曲でも有名ですね!
一方、Daveはというと2005年頃からDJのキャリアをスタートさせたのですが、当時は「Dave Martin」というソロ・アーティストとして活動しており、「Spinnin’ Records」や「Toolroom Records」から幾つか曲もリリースしています。
Stadiumxとしてはシングル“Howl at the Moon”をNicky Romero(ニッキー・ロメロ)のレーベル「Protocol Recordings 」からリリースしたところ、これがプラチナム・レコードを受賞し一躍有名になりました!
Nicky Romero自身もAmsterdam Dance Event(アムステルダム・ダンス・イベント)で開催されたイベント「Nicky Romero & Friends Protocol Recordings ADE Label Night」において初めてこの曲をかけたことで「一体誰の曲なんだ!」とかなり注目を集めたのも記憶に新しいです!
それだけでなく、この“Howl At The Moon”は「Ultra Miami 2014」で最も多くプレイされた曲でもあるんです!
その後Nicky Romeroだけでなく、日本でも人気のあるフランス出身のDJ、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)と2年連続でイビサのイベントで共演するなど、多くのトップDJたちからも才能を認められています。
2015年にはついに「Tomorowland(トゥモローランド)」への出演を果たしたほかアジア圏でも活躍しており、2015年の5月にはタイ・バンコクのクラブ「Levels」で、そして日本の「新木場 ageHa」でもパフォーマンスしました!
2015年の「Protocol X ADE」のときのフルセット動画を載せておくので、これを見てどんな選曲でどういったスタイルをしているかチェックできます!
また『X-Hour』というマンスリー・ポッドキャストのホストも務めているのでチェックしてみて下さい!
MuzzaikとStadiumxの関係性!
十数年間専らハウス・ミュージックの曲ばかりをプロデュースし続けてきたMuzzaik。
今までMuzzaikとしてBeatport(ビートポート)を通してなんと100以上の曲をリリースしています!
新しいサウンドのアイデアはあったものの、それを行うと今まで積み上げてきたMuzzaikのスタイルを崩してしまうと考え、ジャンルの転換に踏みとどまっていました。
そんなときにDave Martin(デイヴ・マーティン)と“Let’s go”を制作したのですが、Daveもまた同じようなことを考えていたそうです。
またこの“Let’s go”は今までのMuzzaikのサウンドとは違うテイストだったものの、世間からの反応は良く、Beatport(ビートポート)のチャートでもかなり上位にマーク!
自分たちが持っているアイデアを惜しげもなく表現できるプロジェクトをスタートさせようと決意し、2012年の暮れにSullyはDave Martinとタッグを組み「Stadiumx」が誕生しました!
ちなみにSullyがどちらにも所属しているStadiumxとMuzzaikのコラボが、2016年の5月に“So Much Love”で実現しました!
Stadiumx、そしてMuzzaikにとっても革新的なサウンドに挑戦したこの曲は世界中で大ヒットしたことから、MNNはそれぞれのプロジェクトが今後更に進化していくだろうと確信しました!
EXILEの曲のリミックスも手掛ける!?
EXILE(エグザイル)のアルバム『19』に収録されているディスク2のリミックス・アルバム『19 -Road to AMAZING WORLD-』のなかで“Craving In My Soul”のリミックスを手掛けたことでも話題になりました!
このアルバムには他にもYves Y(イヴ・ヴィー)やLush & Simon(ラッシュ&サイモン)、Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)、Sick Individuals(シック・インディビジュアルズ)といった名だたるDJたちがリミックスしているので、聴いてみて下さい!
それにしても三代目 J Soul Brothersが“Summer Madness”でAfrojack(アフロジャック)とコラボしたり、
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.6
つい最近公開されたEXILE TRIBE(エグザイル・トライブ)の“HIGHER GROUND”ではベルギー出身のEDMデュオ、Dimitri Vegas & Like Mike(ディミトリ・ベガス&ライク・マイク)とコラボしたりと、世界のEDMスターと共演する先進的な試みを見せていますね!
今後どんなEDMアーティストとのコラボを実現してくれるのか楽しみですね!
Stadiumxのオススメ曲
Stadiumx & Taylr Renee – Howl At The Moon
数々のEDMソングのヴォーカルを務めるアメリカ出身の女性シンガー、Taylr Reneeとのコラボ・ナンバー。
Stadiumxの代表曲であり、オススメのナンバーといったらまずこの曲が挙げられるでしょう!
ゴージャスなメロディで構成されたアップリフティングなプログレッシブ・ハウスとなっており、Nicky RomeroがADEで披露したことでも話題になりました!
Beatport(ビートポート)のメインチャートで1位にも輝いた人気曲でもあります!
Tom Swoon & Stadiumx ft. Rico & Miella – Ghost
ポーランド出身のDJ、Tom Swoon(トム・スウーン) とのコラボで、アメリカ出身のDJ兼ヴォーカルデュオ、Rico & Miella(リコ&ミエラ)をフィーチャリングした1曲。
流れるようなベースラインと美しいメロディー、そんなサウンドに乗せられたRico & Miellaのコーラスと、どれをとっても完璧です!
オランダ出身のDJ、Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)がTomorrowland(トゥモローランド)でプレイしたことでも話題になりました!
Nicky Romero & Stadiumx – Harmony
オランダ出身のDJ、Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)とのコラボ・ナンバー。
2015年の「Ultra Music Festival(ウルトラ・ミュージク・フェスティバル)」 でこのインストルメンタルをプレイしたことで、何の曲なのか話題になりましたが、その曲に女性シンガーのGeorgia Kuのヴォーカルも加わってついに公開されました!
シンセによるメロディックなサウンドが心を高揚させてくれます!
Muzzaik & Stadiumx – So Much Love
ハンガリー出身のEDMデュオ、Muzzaikとのコラボ・ナンバー。
70年代のディスコ・ナンバー、The Real Thing(ザ・リアル・シング)の”Love’s Such A Wonderful Thing”が元ネタなのですが、オランダ出身のDJ、Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)による2011年の同名タイトル曲でもサンプリングされています
原曲の良さを残しつつアップビートなサウンドにアレンジされ、エレクトロ・ハウスとフューチャー・ハウスの中間くらいのベースラインがモダンさを生み出しています!
Stadiumx, Dzasko feat. Delaney Jane – Time Is On Your Side
ペルー出身のDJ、Dzaskoとのコラボで、カナダ出身の女性シンガー、Delaney Jane(デラニー・ジェーン)をフィーチャーした1曲。
出だしのメロディからすでに感極まりそうになる感動系プログレッシブ・ナンバーとなっています!
ドロップ部分のリズムも中毒性が高く、ブレイクとの緩急も素晴らしくいつまでも聴いていたくなります!
Stadiumx feat Angelika Vee – Wonderland
LAを拠点に活動する女性シンガー、Angelika Vee(アンジェリカ・ヴィー)をヴォーカルに迎えたナンバー。
こちらも“Time Is On Your Side”同様、ドロップの音にインパクトがあります!
抜群の歌唱力を誇るAngelika Veeの歌声が響くモンスター・プログレッシブ・バンガーとなっております!
Stadiumx & Metrush – Glare
ハンガリー出身のEDMデュオ、Metrush(メットラッシュ)とのコラボ・ナンバー。
疾走感のあるサウンドがとてもカッコイイ!
「Glare」は日本語で「まぶしい光,ぎらぎらする光」という意味なのですが、サウンドからもなんとなくギラギラ輝く感じが伝わってきますね!笑
David Guetta – Lovers On The Sun (Stadiumx remix)
フランス出身のDJ、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)のカントリー系EDMソングもStadiumxの手にかかれば、たちまちプログレッシブ・ハウスへと変容します!
ドロップの音は若干“Howl At The Moon”を彷彿とさせますが、これがStadiumxの得意であるサウンドであり、魅力でもあります!
デヴィッド・ゲッタ
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.6
Cash Cash – Surrender (Stadiumx remix)
アメリカ出身のEDMトリオ、Cash Cash(キャッシュ・キャッシュ)のナンバーのリミックスも手掛けています。
このサウンドが気に入った人は、3LAU(ブラウ)の“How You Love Me”をArston(アーストン)がリミックスした曲もメロディが近いので気に入るはず!
Sultan + Ned Shepard ft. Zella Day & Sam Martin – All These Roads (Stadiumx Remix)
カナダ出身のEDMデュオ、Sultan + Ned Shepardのナンバーのリミックスを手掛けています。
ギターの音色が心地よい軽快なポップ・チューンにもStadiumx独特のドロップがばっちりハマっています!
Sultan & Ned Shepard
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.6
Gareth Emery ft. Gavin Beach – Eye Of The Storm (Stadiumx Remix)
こちらはイギリス出身のプロデューサー、Gareth Emery(ガレス・エメリー)の曲をリミックスしたもの。
ネットでオリジナルを越えたと話題のStadiumxによるリミックス・ナンバー!
あなたは原曲とリミックスどちらがお好きですか?
Gareth Emery
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.6
Robin Schulz feat. Francesco Yates – Sugar (Stadiumx Remix)
ドイツ出身のDJ、Robin Schulz(ロビン・シュルツ)の大人気ナンバーをリミックスしています。
原曲の良さは残しつつ、ドロップ部分はStadiumxらしいアップリフティングさたっぷりのサウンドで盛り上げてくれます!
Moguai – You’ll See Me ft. Tom Cane (Stadiumx Remix)
ドイツ出身のDJ、Moguai(マーグアイ)のナンバーをリミックスしています。
今年の5月に公開されたばかっりのStadiumxのニューリミックス・ナンバーです!
0:35秒あたりまではしっとりしたサウンドだったのが急に盛り上がっていくところがテンションアガります!
おわりに
いかがでしたか。
Stadiumx(スタディアムエックス)の曲はどれもハズレなしの神曲ばかりだと思いませんか?
2016年もまたどこかで来日パフォーマンスをしてくれないかとMNNは期待しています!
てなわけで、みなさんも今日Stadiumx(スタディアムエックス)を覚えて、彼らの情報をチェックしてみて下さい!
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