本日はまだ日本での知名度は高くはありませんが、MNNが最近特に注目しているDJ、Juyen Sebulba(ジュイアン・セブルバ)について紹介したいと思います!
Barong Familyファンの方なら、最近EPをBarong Familyから出したばかりので名前を見た方も多いでしょう。
この機会に名前を覚えていって下さい!
目次
- 1 Juyen Sebulbaとは
- 2 タコがトレードマーク?
- 3 Barong FamilyからEPをリリース!
- 4 Juyen Sebulbaのオススメ曲
- 4.1 Juyen Sebulba & Stoltenhoff – Banana Ice Cream
- 4.2 GTA X Juyen Sebulba – Hard House
- 4.3 Juyen Sebulba & Herve Pagez – This Way
- 4.4 Juyen Sebulba – Majin Chicken
- 4.5 Juyen Sebulba – Old Skool
- 4.6 Juyen Sebulba X Donald Bucks – Duck Squad (Henry Fong Edit)
- 4.7 Skrillex & Rick Ross – Purple Lamborghini (Juyen Sebulba Remix)
- 4.8 Michael Woods – Gold (Juyen Sebulba Remix)
- 5 おわりに
Juyen Sebulbaとは
Juyen Sebulba(ジュイアン・セブルバ)とは、本名Johnathon Nguyenでアメリカ出身のDJ / プロデューサーです。
父親がパソコンで曲を作っていたこともあって、プロデュースの存在を知ったのが13歳くらいのとき。
その頃は父親が一体何をしているのか全く分かりませんでしたが、18、9歳の頃から自分も本格的にプロデュースを始めます。
その頃は聴くだけでパワーが漲ってくるハードスタイルが好きだったこともあり、パワフルかつハイエナジーなサウンドを目指しました。
Laidback Luke(レイドバック・ルーク)やWiwek(ウィーウェック)といったプロデューサーにインスパイアされただけに、オールドスクールなハードスタイルに力強いキック、ジャングルテラーよりのサウンドにユニークなヴォーカルサンプルをブレンドした音楽を生み出したのです!
2013年にはDiplo(ディプロ)のレーベル「Mad Decent」から派生したレーベル「Jeffree’s」から自身初となるオフィシャルシングル“Superjam”をリリース。
するとこの曲は、Laidback LukeはじめMoska(モスカ)やGTA(ジーティーエー), Boys Noize(ボーイズ・ノイズ)など多くのDJからも高い評価を受け、この曲が彼の人生のターニングポイントとなりました!
Laidback Lukeにデモを送ったこともあるのですが、彼から「めちゃくちゃシック!この調子で曲を作れば間違いなくJuyen Sebulbaにとってビッグな年になる!」と大絶賛。
さらにLaidback Lukeからも色んなDJたちにもこのデモを送ってくれたのです!
そして、憧れでもあったLaidback Lukeのレーベル「Mixmash Records」と契約。
Laidback Lukeはフェスだけでなく自身のラジオショー「Mixmash Radio」でも彼の曲をかけ、2016年には「Mixmash Records」の一員として、Laidback Luke主催のMixmashレーベルナイトにも参加するなどかなり気に入られているのが分かります。
話は戻りますが、“Superjam”をDiploのレーベルからだしたこともあって、2013年にクレイジーなパーティーとして名高い「Mad Decent Block Party」に出演し、Major Lazer(メジャー・レイザー)やDillon Francis(ディロン・フランシス), Flosstradamus(フロストラダマス)らともステージで共演しました!
そして2014年にはマイアミ出身の人気デュオ、GTAとコラボした“Hard House”をリリース。
この曲はGTA本人たちが2014年のUltra Music Festivalでかけたほか、Borgore(ボルゴア)はじめ多くのDJもこぞって自分のセットでかけるなど話題になりました!
2014年にはHeadhunterz(ヘッドハンターズ)のイベントで一緒に共演、2015年にはShowtek(ショーテック)のイベントでコラボ、さらに同年Hardwell(ハードウェル)のイベントではKill The Buzz(キル・ザ・バズ)らとともに会場を盛り上げました!
2015年にはオーストラリアの人気レーベル「Vicious Recordings」からリリースされたコンピレーションアルバム『Vicious Presents Miami 2015』にも彼の曲が収録されました。
このようにLaidback Lukeだけでなく、Diplo, GTA, Autoerotique, Major Lazer, Congorock, Valentino Khan, Boys Noize, Gina Turner, Benzi, Borgoreなどたくさんのアーティストからもサポートされている期待のDJのひとりです!
余談ですが、Juyen Sebulbaは長年連れ添っている彼女(親友から恋人になったそう)がいるのですが、これまたラブラブ!
どこに行くのも一緒で、日本の有名なラーメン屋「一蘭(NY支店)」にも行っていました。
そういえば彼は日本語のロゴも作っていたり、EP『MAJIN』もドラゴンボールの「魔人ブウ」にインスパイアされて作ったりと日本の文化に興味があるのかもしれません!
タコがトレードマーク?
皆さんもうお気づきかと思いますが、下のJuyen Sebulbaのロゴを見て下さい。
ちなみにこのマークがシンボルなのですが、なんとなくタコの吸盤っぽいですよね?
私も最初「タコの吸盤かな?」とあくまで予想だったのですが、調べてみると昔のロゴマークにはがっつりとタコが!笑
それから注目して見てみると、彼のSNSではよくタコの絵文字が多用されていることに気付きました。
https://twitter.com/JuyenSebulba/status/342010506095255552
さらにDeorro(デオロ)といえば自身のレーベル「Panda Funk」からも言えるように「パンダ」のキャラクターで有名ですが、下の投稿からタコがJuyen Sebulbaだと言えます。
@Deorro <3 p.s. found artwork for our future collab if it were to happen pic.twitter.com/KF7WyKqq7h
— JUYENCIAGA (@JuyenSebulba) April 2, 2014
また彼の曲のアートワークにはタコが写っているものが多かったりと自身のトレードマークとしてタコを推しているのが分かります。
顔がタコっぽいからなのでしょうか。(そんなに似てるとは思いませんが。笑)
なぜタコなのかは謎のままですが、Deorro(デオロ:パンダ)にしろJauz(ジョーズ:サメ)にしろ、MakJ(マックジェイ:キリン)にしろ、なにか自分をキャラクター付けているほうがイメージとしてそのアーティストが頭に残りやすいですし、そのために考えたアイデアなのでしょう!
Barong FamilyからEPをリリース!
Yellow Claw(イエロー・クロウ)のレーベル「Barong Family」からEP『Mach 1』をリリースしたJuyen Sebulba。
初めて自分の曲を出す前にWiwek(ウィーウェック)の音楽に触れたのですが、それ以来自分に大きなインスパイアを与えてくれる大きな存在となったそうです。
さらにBarong FamilyのメンバーでもあるCesqeaux(セスコー)と知り合い、前々から自分のお気に入りレーベルであった「Barong Family」に興味があったJuyen SebulbaはCesqeauxを通してYellow Clawに接触。
そんな経緯があって、今回初めてBarong FamilyからEPを出すことになりました!
DJのCAPTiSMとのコラボでマイアミのプロデュサー、Snappy Jit(スナッピー・ジット)をフィーチャーした“Choo Choo”は、リリース前からすでにValentino Khan(ヴァレンティーノ・カーン)などがサポート!
Juyen Sebulbaさん(@juyensebulba)が投稿した動画 –
警告音をサンプリングした斬新なナンバー“Rave Alert”はアメリカ出身のSpydaT.E.Kがクラブで早速かけていましたが見て下さい、このとんでもない盛り上がり様!
SpydaT.E.Kさん(@spydatekzilla)が投稿した動画 –
そのほかEPに収録されている“Tongue Roll”と“Bouncy Dumb”もまたオススメの素晴らしいEPに仕上がっています!
Mike Cervello(マイク・セルベロー)やMoksi(モクシー)も自分たちのセットで“Banana Ice Cream”などJuyen Sebulbaの曲をかけたりとすでにBarong Familyのメンバーもサポートしています。
S/o to @wearemoksi for playing one of my new ones with @stoltenhoff! 💥💥💥
Juyen Sebulbaさん(@juyensebulba)が投稿した動画 –
今後もたくさんの曲をBarong Familyから出して欲しいですね!Barong勢とのコラボにも期待です!
Juyen Sebulbaさん(@juyensebulba)が投稿した動画 –
@CESQEAUX pic.twitter.com/5aULYXhtPP
— JUYENCIAGA (@JuyenSebulba) January 31, 2017
それにしてもJuyen SebulbaとCesqeauz、プライベートでも仲良さそう!笑
Juyen Sebulbaのオススメ曲
Juyen Sebulba & Stoltenhoff – Banana Ice Cream
デンマーク出身のDJ、Stoltenhoff(ストルテンホフ)とのコラボ・ナンバー。
ヴォーカルチョップを使ったメロディからのアグレッシブなドロップへの移行が素晴らしい!
ファーストドロップとセカンドドロップで若干リズムが変わりますが、どちらも中毒性があります!
GTA X Juyen Sebulba – Hard House
アメリカ出身のEDMデュオ、GTAとのコラボ・ナンバー。
タイトルの通り、エナジーを全面に押し出したトラップサウンドが魅力で、力強いドロップを聴いたら踊らずにはいられません!
ちなみにGTA × Juyen Sebulbaの組み合わせといえば、“Booty Bounce”のリミックスも外せません!
Juyen Sebulba & Herve Pagez – This Way
フランス出身のDJ、Herve Pagez(エルヴェ・パジェス)とのコラボ・ナンバー。
動物の鳴き声をキックに使っており、エフェクトをかけたヴォーカルも加わり、まさしくジャングルテラーと呼ぶにふさわしい1曲です!
オランダ出身のDJ、Dyro(ダイロ)が自分のラジオショー「WOLV Radio」でもこの曲をピックアップしていました!
Juyen Sebulba – Majin Chicken
EP『MAJIN』収録曲のひとつで、WiwekがTomorrowlandでかけたことでも話題になった1曲。
「チキン」というタイトルの通り、ニワトリの鳴き声を実際にサンプリングしているのでしょうか。
この発想は思いつかないです!笑
このEPには、Rody G(ロディ・ジー)とコラボした“Majin Test”やKovalenco Gennadiとコラボした“Majin Buffalo Scout”, “Majin Power”など全てタイトルに「Majin」が付いています!
Juyen Sebulba – Old Skool
「Mixmash Records」からのリリースで、EP『Blow Your Speakerz』収録曲。
「Back To The Old School!」という掛け声からのユニークなドロップの音が頭から離れません!
Juyen Sebulba X Donald Bucks – Duck Squad (Henry Fong Edit)
プロデューサーのDonald Bucks(ドナルド・バックス)とのコラボで、アメリカ出身のDJ、Henry Fong(ヘンリー・フォン)によるエディットが入っています。
サウンドの展開が全く予測不能でどのように進行していくのかを追っていくのが面白い!
またヴォーカルにエフェクトをかけた奇抜な音が使われていて、盛り上がります!
Skrillex & Rick Ross – Purple Lamborghini (Juyen Sebulba Remix)
アメリカ出身のDJ、Skrillex(スクリレックス)とラッパーのRick Ross(リック・ロス)がコラボした話題曲のリミックスも制作しています。
オリジナルよりもハイエナジーなドロップは盛り上がらないはずがありません!
案の定、Valentino Khan(ヴァレンティーノ・カーン)が自分のセットでかけていて、激しいモッシュを引き起こしていました!
Michael Woods – Gold (Juyen Sebulba Remix)
イギリス出身のDJ、Michael Woods(マイケル・ウッズ)のナンバーをリミックスしています。
ギターリフがカッコイイ心地よい原曲のサウンドを全く別物にアレンジしていますが、ドロップ部分なんか良い意味でクセが強くて好きです!笑
おわりに
いかがでしたか。
とにかく今多くのDJたちがJuyen Sebulba(ジュイアン・セブルバ)の曲をかけまくっているのです!
間違いなく今後もっとビッグになっていくので、是非覚えておいて損はないですよ!
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