MNN

Sam Feldtに独占インタビュー!自身のレーベルのローンチや今後リリースのコラボ曲とは!?

Sam Feldtに独占インタビュー!自身のレーベルのローンチや今後リリースのコラボ曲とは!?

2019年11月29日(金)、トロピカルハウス・ムーブメントを盛り上げたオランダ出身のDJ/プロデューサー、Sam Feldtが渋谷のWOMBに出演しました。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Meet the Japanese Heartfeldt Family! 🇯🇵 Which country has the most dedicated Sam Feldt fans?! 😏

Sam Feldt(@samfeldtmusic)がシェアした投稿 –

当日、公演前のSam Feldtにインタビューする機会をいただきましたので、Warner Music Japanのオフィスにて今後リリース予定のコラボ曲やリミックス、来年ローンチするレーベルについて、また音楽面以外で取り組まれているビジネス等について色々聞いてみました。

記事最後に日本語字幕付きのインタビューも載せているので、是非チェックしてみて下さい!


Q1. こんにちは、Sam Feldt!調子はいかがですか?本日はお時間をいただき、ありがとうございます。最近はどう過ごしていますか?

いい感じさ、今東京にいるんだ。今夜の公演が楽しみだよ!
つい最近、James Bluntのリミックス曲が完成したんだ。今はRita Oraのリミックス曲を準備していて、結構バタバタしてるんだ。アジア・ツアーもほぼ終わりを迎えてるよ。日本公演の後にベトナムで幕を閉じるからね。その前は、ドバイ、シンガポール、インドネシア、中国などで公演をしながら忙しい日々を送ってきたよ。

Q2. 最新曲”Winter Wonderland”のリリース、おめでとうございます。同曲がどのように作られたか、完成するまでの道のりを教えていただけますか?

ファッション・ブランドのC&Aが、”Winter Wonderland”のリメイクをして見ないか、先に提案してくれたんだ。
やっぱり、”Show Me Love”, “Be My Lover”, “Qing Fei De Yi”など、有名な曲をリミックスするのはかなり難しいんだ。既に存在している曲だからこそ、あくまでリミックス感を出すか、それとも完全に違う曲のように仕上げるか考えないといけないんだよね。今回の”Winter Wonderland”の場合、クリスマスソングだからこそ、鈴の音とか、オリジナル曲の要素をたくさん取り入れつつ、Sam Feldtの特徴的サウンドも加えたんだ。だから若干、「夏のクリスマス」って感じの仕上がりになったよ。

Sam Feldt – Winter Wonderland

 

Q3. 2019年、新たにチャレンジしたものは何かありますか?

そうだね、最もビッグなチャレンジは、”Post Malone”をヒットに導いたことかな。また、2020年の頭にリリースする予定の、次のシングルの準備だね。つい最近、スコットランドでの作曲キャンプを終えたばかりなんだ。そこで20曲近く書いたんだけど、そこから1-2曲ぐらい磨き上げて、適切なタイミングで適切な曲を見つけ、総括的なプロダクションまで手掛ける予定だが、それが今の最も大きいチャレンジかな、でもすごく楽しみさ!

Sam Feldt – Post Malone (feat. RANI) [Official Music Video]

 

Q4. 音楽面以外の話になりますが、2018年にHeartfeldt Foundation(ハートフェルト財団)を設立しましたね。音楽の他にも、さまざまなプロジェクトに取り組んできてますが、「Fangage」と「Always Bright」はどういうきっかけで始めることになりましたか?

そう、DJや制作以外に手掛けているビジネスがいくつかあるんだ、Heartfeldt Foundationだったり、サステナビリティの認識を高めるための場だったり。この間はADE(Amsterdam Dance Event)でパーティーを開いて25,000ユーロ(約302万円相当)を集めたんだ。チャリティー募金としてはかなりいい数字の募金額だと思うから、とても気分が良かったよ。

Fangage>は、アーティストやインフルエンサーたちが、よりファン達と触れ合いやすくするために設立したプラットフォームだよ。きっかけとしては、自分がSNSに何かを掲載すると、全てのフォロワーのうちたった5%のファン達しか、実際そのポストを見ないということに気づいたんだ。だから、アーティスト達がもっとファン達に近づいて、直接触れ合えられるシステムを作ったのさ。

そして、<Always Bright>は去年のADEの時にローンチしたプロジェクトなんだけど、「アンチ・ハングオーバー・プロジェクト(酔っ払わないためのプロジェクト)」で、今新しいバージョンに手を加えてるから、是非期待していてくれ。

Q5. 以前、Artist Coachingでのインタビューから、自主レーベルを立ち上げようとしていると聞きました。そのきっかけは何でしょうか?またいつ頃ローンチされるのでしょうか?

Heartfeldt Radioもそうだし、いろんなところに自分のデモをシェアしているんだけど、Heartfeldt.meにも独自のデモドロップを持っていて、そこでは、これをどう使えばいいのか分からないほど、本当にいい音楽に沢山出会うんだ。だから、自分が発掘した世界中の、特にアジアにいる有望なプロデューサーたちとタレントたちが、その才能を発揮できるホームを作ろうと思ったんだ。「Heartfeldt Records」は来年ローンチする見込みで、2020年の頭にリリースする僕のニュー・シングルも、「Heartfeldt Records」よりリリースされると思うよ。
また、プロデューサーで、「Heartfeldt Records」と働くことに興味がある人は、是非Heartfeldt.meにデモを載せてくれ。君たちの音楽が聴きたいよ。

Q6. 今年のADEでは、「Heartfeldt」の様々なイベントも自主的に開催しましたね。今後実行予定の、Heartfeldt関連プロジェクトがありましたら、教えてください。

ああ、先ほども言ったように、ADEで「Heartfeldt Neon Jungle」というパーティーを開催して、見事に成功を収めたんだ。同パーティーは完全にカーボンニュートラル(人間活動が大気中に炭素を純増させないこと)で、25,000ユーロ相当の募金を集めたよ。次のHeartfeldt関連プロジェクトは、多分マイアミでのプール・パーティーになりそうだ。数ヵ月後にはラスベガスでもプール・パーティーを開催する予定だよ。本当に、たくさんのイベントが行われる予定だから、見逃さないように https://www.heartfeldt.me/ を随時チェックしてね!

Q7. では今後、コラボやリミックスをしたいと思うアーティストはいますか?

一緒に作業したい、僕の大好きなミュージシャン達は多すぎて全部並べきれないほどさ。特に、Paul Mccartneyとか、John Mayer、Jack Johnsonは中でもダントツで、DJ辺りだと、つい最近SigmaというDJとコラボをしたばかりなんだ。同曲も来年の頭にリリースされる予定さ。その次の作品として、今、Anne-MarieとRita Oraとのコラボに向けて色々進めているところだよ。まだ確定したわけではないけど、彼らとは前からずっと一緒に作業してみたかったんだ。

Q8. 今、没頭していることや手掛けていることは何がありますか?2020年以降、Sam Feldtのプランはなんでしょう?

ここ数ヶ月間続けたアジア・ツアーが終わったら、1-2曲ほどの新しいリミックスが出るよ。先ほど言ったように、James BluntとRita Oraのリミックスさ。また、グラミーも受賞したプロデューサー、KSHMRとの曲も完成させる予定だよ。同曲は、来年か再来年のTomorrowlandで初公開なると思うよ。
また、MÖWEの曲をアレンジしたものと、Conor Maynardの曲のアレンジ、そして”Post Malone”にもフィーチャリングしてくれたRANIの曲のアレンジも順次公開する予定で、Sigmaとのニュー・シングルも来年明けにリリースするよ。楽曲のリリースもたくさんだぜ。

Q9. 最後に今夜の東京公演では何をお見せしてくれますか?

そうだね、東京での公演はいつも楽しいよ。観客のリアクションが最高なんだ。常套句だとは知ってるけど、でも本当なんだ。一緒に歌ってくれるし、踊ってくれるし。僕のオリジナル楽曲も披露しつつ、先ほどざっくり話した、新曲も披露するから、期待してくれ。今夜WOMBで会おう!

Sam Feldt 独占インタビュー by MNN

 


Connect with Sam Feldt:

Spotify | Facebook | Twitter | Instagram | SoundCloud

コメントを残す

*
*
* (公開されません)

Return Top