Avicii(アヴィチー)など多くの美メロトラックメーカーを世に生み出したスウェーデン出身で、Hardwell(ハードウェル)やNicky Romero(ニッキー・ロメロ)などのベテランDJたちから多くの支持を得ているDJ、Manse(マンス)。
聴く者の心を奪う彼のプログレッシブ・ナンバーは間違いなく日本でもウケるはず!
まだ知らないという方も多いと思うので、日本で人気爆発する前にManse(マンス)について知っておきましょう!
目次
- 1 Manseとは
- 2 自然から受けるインスピレーションをサウンドへ転換!
- 3 今後Revealedファミリーが台頭!
- 4 Manseのオススメ曲
- 4.1 Manse feat. Alice Berg – Freeze Time
- 4.2 Manse feat. Chris Jones – Rising Sun
- 4.3 Manse, Jakko & Killogy – Don’t Look Back
- 4.4 Manse feat. Emily Harder – All Around
- 4.5 Manse feat. Niclas Lundin – Last Night Of Our Lives
- 4.6 Volt & State vs Manse feat. Jamie Drake – Falling Down
- 4.7 Kill The Buzz & Manse – Metric
- 4.8 Hardwell feat. Jake Reese – Run Wild (Manse Remix)
- 4.9 Paris & Simo & 3LAU feat. Bright Lights – Escape (Manse Remix)
- 4.10 John Dahlback & Dash Berlin feat. BullySongs – Never Let You Go (Manse Remix)
- 4.11 Down With Webster – Chills (Manse Remix)
- 5 おわりに
Manseとは
Manse(マンス)とは、スウェーデン・ストックホルム出身のDJ / プロデューサーです。
1990年10月17日生まれの現在26歳と、またスウェーデンから期待のエースが生まれましたね!
Avicii(アヴィチー)やAlesso(アレッソ)、Steerner(スターナー)、Galantis(ギャランティス)などスウェーデン出身の人気アーティストに共通して、Manseもまた非常に美しい曲ばかりで、BPM128のフェス向けのサウンドのなかにエモーショナルな側面を取り入れた美メロプログレッシブを得意としています。
ステージネームの「Manse」は本名の「Michael Hansen(ミカエル・ハンセン)」から抜き出して組み合わせたものとなっていますね。
しかし、24歳に見えないのは私だけでしょうか?すでに貫禄が出ています。笑
幼い頃にギターを弾くなど音楽と触れ合っていたManseは、高校の頃に趣味で友人と7-8年間曲のプロデュースをかじる程度にしていました。
2005年からハードスタイルやハウスなどのEDMを聴き始めたそうですが、18歳のときにデンマークで開催された白一色に包まれたフェス「Sensation White(センセーション・ホワイト)」に参加してプロのDJになることを決意。
2012年頃に本格的にDJとしてのキャリアをスタートさせますが、オリジナル曲のプロデュースではなくまずリミックス制作から取り掛かりました。
なかでもAxwell & Ingrosso(アクスウェル & イングロッソ)の“Roar”のブートレグは非常に完成度が高く、Hardwell(ハードウェル)からも高い評価を受け、彼のラジオ番組「Hardwell On Air」でもプレイされるほど!
その後Hardwellのレーベル「Revealed Recordings」と契約し、“Escape”のリミックスはじめシングルをレーベルから多数リリース。
3LAU & Paris & Simo
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.22
イギリスの「BBC Radio 1」など世界各国のラジオ番組もManseの曲をかけるなど、世界中が彼の実力を認めました!
2014年の夏には世界屈指のパーティーアイランド、イビサ島の「Ushuaia(ウシュアイア)」で行われたRevealedのパーティーでThomas Gold(トーマス・ゴールド)やBlasterjaxx(ブラスタージャックス)らとともにプレイ!
それだけでなくManseの才能に目をつけたNicky Romero(ニッキー・ロメロ)もまた個人的に声をかけ、Vicetone(ヴァイストーン)とのコラボ曲“Let Me Feel”のリミックスを依頼。
Nicky Romero & Vicetone
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.22
そして2015年、彼の代表曲にもある“Freeze Time”をHardwell(ハードウェル)のレーベル「Revealed Recordings」からリリースしたところ、Beatport(ビートポート)の総合チャートで8位に、プログレッシブ・チャートでは2位ランクイン!
フィーリングをもっとも大事にしているというMnseのライブセットもまた人気で、フェスやクラブでは自身のプログレッシブ・ナンバーと併せてハードな曲も幾つかかけることで、ひとつの壮大なストーリーを表現しているそうです。
人気DJランキングで何度も1位を制したArmin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)の“Freefall”をリミックしたナンバーは、Armin van Buuren本人も気に入り、Ultra Music Festival(ウルトラ・ミュージック・フェスティバル)のときにかけていましたね!
Armin van Buuren
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.22
多くのトップDJたちも一目置いているManseが、世界の人気DJランキングでトップに君臨するのも時間の問題でしょう!
動画はないのですが、2015年のTomorrowlandのRevealedステージでプレイした際のフルセット音源があったので、聴いてみて下さい!
自然から受けるインスピレーションをサウンドへ転換!
片時も離さずパソコンを持ち歩いているというManse。
いつどこでインスピレーションを受けるか分からないので、インスピレーションを受けたらすぐその場でイメージを落とし込めるように持ち歩いているとのこと。
そんなManseは外国など異文化に触れたときではなく、自然に囲まれた場所のほうがインスピレーションを受けることの方が多いそうで、自然に触れるためによく散歩もしたりするそうです
https://twitter.com/manseofficial/status/733992786849042437
https://twitter.com/manseofficial/status/744551426148405248
https://twitter.com/manseofficial/status/739123143332274176
彼の作るピュアなプログレッシブ・チューンを聴けば、そのサウンドが緑美しい自然から影響を受けているのも納得できます!
また同じように美しいプログレッシブ・ハウスを作ることで有名なTom Swoon(トム・スウーン)。
>>>プログレッシブ・ハウス界のキングことTom Swoon(トム・スウーン)とは!
そんな彼が先日インスタグラムで「誰とコラボして欲しいか?」という質問を投稿。
すると色んなDJの名前が挙がるなか「Manseとコラボして欲しい!」という声が7件以上もありました!
プログレッシブ・ハウスを極める2人がコラボしたら、間違いなく素晴らしい上質なプログレッシブ・ナンバーが生まれることでしょう。
近いうちにコラボが見られるか、今後に期待ですね!
今後Revealedファミリーが台頭!
世界トップDJ、Hardwellが主宰を務めるレコード・レーベル「Revealed Recordings」に所属しているアーティストを「Revealed(Hardwell)ファミリー」と呼ぶのですが、今MNNのなかで彼らがキテいます!
どんなアーティストがいるかというと、Manseや先日MNNでも紹介した Joey Dale(ジョーイ・デール)、Thomas Newson(トーマス・ニューソン), Julian Calor(ジュリアン・カラー), Kill The Buzz(キル・ザ・バズ)などなど。
>>>Hardwellファミリーのなかで今最も勢いのある若手DJ、Joey Dale(ジョーイ・デイル)とは!
先日上のメンバーでアジアツアーも行ってました!
いずれ残りのメンバーも紹介していくつもりなので、今は名前だけでも覚えておいて下さい!
- Thomas Newson & Marco V feat. RUMORS – Together
- Julian Calor – Power
- Kill The Buzz & Harrison – Once Upon A Time
Manseのオススメ曲
Manse feat. Alice Berg – Freeze Time
スウェーデン出身の女性シンガー、Alice Berg(アリス・バーグ)をヴォーカルに迎えたナンバーで、Manseの代表曲のひとつでもあります。
Alice Bergの美しいヴォーカルをフィーチャーしたキャッチーなメロディが特徴のビッグルーム・アンセム!
アメリカ出身のDJ、Felicity(フェリシティ)がリミックスしたバージョンは、抑えるとこは抑え、盛り上がるとこは盛り上がるといった緩急があって曲に深みが出ました!
Manse feat. Chris Jones – Rising Sun
シンガーのChris Jones(クリス・ジョーンズ)をフィーチャーしたナンバー。
Chris Jonesのソウルフルかつメロディックなヴォーカルとピアノのコードが心地よい夏にピッタリの爽やかな曲に仕上がっています!
Manse, Jakko & Killogy – Don’t Look Back
ブラジル出身のDJ、Jakko(ジャッコ)とイタリア出身のDJ、Killogyとのコラボ・ナンバー。
ヴォーカルはクレジットされていませんが、Delaney Janeっぽいですよね!
メロディが美しいプログレッシブ・ハウスですが、ドロップはエネルギッシュでアガります!
Manse feat. Emily Harder – All Around
Emily Harder(エミリー・ハーダー)をフィーチャリングしたナンバー。
Emily Harderの神秘的な歌声と美しく繊細なメロディに耳が快感を覚えます!
Manseは色んなタイプのプログレッシブ・ハウスを操っていますね!
Manse feat. Niclas Lundin – Last Night Of Our Lives
同郷スウェーデン出身のシンガー、Niclas Lundin(ニコラス・ランディン)をフィーチャリングしたナンバー。
胸がワクワクするようなサウンドなんですが、どこかセンセーショナルな気持ちにさせてくれます。
Niclas Lundinのしっとり歌い上げるヴォーカルが心にダイレクトに響きます!
Volt & State vs Manse feat. Jamie Drake – Falling Down
Volt & State(ヴォルト&ステイト)とのコラボで、Jamie Drake(ジェイミー・ドレイク)をフィーチャーしたナンバー。
ポップで魅惑的なメロディと優しいJamie Drakeの歌声にまず心を奪われます!
ビルドアップからのドロップ部分もこれぞ王道プログレッシブ!って感じで秒速でテンションが上がります!
Kill The Buzz & Manse – Metric
同じくRevealedファミリーの一員、Kill The Buzz(キル・ザ・バズ)とのコラボ・ナンバー。
攻撃的なエレクトロ・サウンドがクラブでもかなりウケが良い1曲です!
「Revealed Recordings」プレゼンツのEP『Miami Sampler 2015』収録曲のなかでも個人的に1、2番にオススメです!
Hardwell feat. Jake Reese – Run Wild (Manse Remix)
「Revealed Recordings」のボス、Hardwellの曲のリミックスも手掛けました。
どうしてスウェーデン出身のDJはこんなに美しいサウンドを作り出せるのか不思議で仕方ありません!
ManseのリミックスのなかでMNN個人的にお気に入りのナンバーです!
Paris & Simo & 3LAU feat. Bright Lights – Escape (Manse Remix)
カナダ出身のEDMデュオ、Paris & Simo(パリス&サイモ)とアメリカ出身のDJ、3LAU(ブラウ)のコラボ・ナンバーをリミックス。
2013年に行われたこの“Escape”のリミックスを競う大会で、見事1位に選ばれたManseによるリミックス・バージョン!
このリミックスで彼の名前を知った人多く、大きなきっかけにもなりました。
3LAU & Paris & Simo
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.22
John Dahlback & Dash Berlin feat. BullySongs – Never Let You Go (Manse Remix)
Manseと同じくスウェーデン出身のDj、John Dahlback(ジョン・ダールバック)とオランダ出身のDj、Dash Berlin(ダッシュ・ベルリン)のナンバーをアレンジしました!
Dash Berlinも自身よくこのリミックスをフェスやイベントでかけていました!
Dash Berlin & ジョン・ダールバック
価格: 250円
posted with sticky on 2016.6.22
Down With Webster – Chills (Manse Remix)
カナダ出身のパンクバンド、Down With Webster(ダウン・ウィズ・ウェブスター)のナンバーをリミックスしています。
世界各国のラジオショーからサポートを受けたほか、イビサ島のクラブやTomorrowlandでも多くプレイされました!
おわりに
いかがでしたか。
Manse(マンス)の曲はどれも綺麗で、世界観がとても素敵ですよね。
とにかく多くの曲を作りたい!と意気込んであり、2016年になってすでに4曲リリースしましたが、今年中に少なくともあと6曲はリリースする予定とのこと。
今まで誰も聴いたことのない曲を常に模索しており、色んなアーティストのコラボも積極的にしていきたいと語っており、ますますManseのこれからの活躍が楽しみです!!
コメントを残す