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Martin GarrixとMaejorによる共同プロジェクトで確定か!?謎に包まれたデュオ、AREA21とは!

Martin GarrixとMaejorによる共同プロジェクトで確定か!?謎に包まれたデュオ、AREA21とは!

情報が曖昧かつ少なかったため今まで記事にしませんでしたが、いくつか証拠が揃ったのでこのタイミングで記事にすることにしました。

本日は、Martin Garrixの別名義プロジェクトと噂されているAREA21について紹介します!

色んな噂を耳にしてもう知っている方も多いかと思いますが、彼らの真相に迫りたいと思います!

AREA21とは

AREA21とは、Martin Garrixの別名義プロジェクト!と言いたいところですが、まだ断言はできません。

なので今はMartin Garrixのレーベル、STMPD RCRDSから曲をリリースしているアーティストとしておきましょう。

Martin Garrixが2016年のUltra Music Festivalに出演した際、AREA 21の曲をかけたのが事の発端。

プレイする前に「100パーセント全て自分の曲をかける!」と宣言してAREA 21の曲もかけていましたし、彼らの曲にはMartin Garrix独特のサウンドデザインとメロディが垣間見れることからAREA 21にMartin Garrixが関わっているのは確実でしょう。

Martin Garrix – Live @ Ultra Music Festival Miami 2016

 

※セットの37:49あたりでかけたIDが、AREA 21の“Spaceships”
※その前の34:51からかけているのが先日リリースされたAREA 21の“We Did It”

その後2016年の3月終わりに、Soundcloudに「AREA 21」のアカウントが突如として開設され、Martin GarrixがUMF 2016でかけていたIDが”Spaceships”というタイトルでアップされました。

そして色んなメディアが「Martin Garrixの新しいサイドプロジェクト!」と描写したことで一気に広まりました!

このAREA 21のロゴは宇宙船に乗った2体の宇宙人なのでデュオだろうということで、今度は「Martin Garrixともう1人は誰なのか?」の憶測も飛び交いました。

「Martin Garrixとプライベートでも仲の良いJustin Bieber?」「ラップしているし声の特徴やスタイルからアメリカ出身のラッパー、Asher Roth?」「それとも自分の曲のなかでよく入れる「skrtt」*というワードも入っているようにも聞こえるからBig Sean?」ではないかとも噂されました。

* Spaceshipsの歌詞内の「Pull up in that skrrt skrrt」という部分

分かっていたのはここまででしたが、ついに進展があったのです!!

AREA21の正体はMartin Garrix × Maejor!?

AREA21の「宇宙船に乗った2体のエイリアン」というロゴからデュオではないかと噂されていましたが、Martin Garrixのマネージメントが「AREA21はSTMPD RCRDSと契約しているデュオ」 と伝えたので間違いありません。

しかしそれ以外はの情報は何も分からない状態でしたが、ついにMartin Garrixとアメリカ出身のプロデューサー/ラッパーのMaejorが関わっている証拠が出ました!

とういうのもASCAPのデータベースでAREA 21の曲に2人の名前が登録されているからです。

MNNのTwitterでリリース前の新曲を先に紹介する場合もこの「ASCAP」で確証をとってから発信するなどかなり信用度が高い情報となります。

※最近でいえば、まだ未発表ですがThe ChainsmokersとBebe Rexhaによるコラボ曲”Coldest Summer”もこのASCAPから情報を得ました。

https://twitter.com/Music_News_Net_/status/878832372250058753

そもそも「ASCAP(アスキャップ)」とはなにかと言うと、「American Society of Composers, Authors and Publishers」の略で「米国作曲家作詞家出版者協会」というアメリカにおける音楽の権利保護を目的とした非営利団体のこと。

要するに作曲家や作詞家は自分の音楽の著作物を守るためにこの「ASCAP」に登録するため、楽曲に関してほぼ間違いない情報が記載されており、AREA 21の楽曲も登録されています。

そこでAREA21が出した“Spaceships”“Girls”の情報を見てみると、どちらもMartin Garrixの本名「Martijn Garritsen 」とMaejorの本名「Brandon Green」が記載されていたのです!

 

まだ正式に発表されているので絶対とは言えませんが、可能性は非常に高いと言えます。

噂されているMaejorとは

Maejorについても軽く説明すると、アメリカ・デトロイト出身のプロデューサー/ラッパー/シンガーソングライター。

本名Brandon Greenで、1988年7月23日生まれの現在28歳です。

以前「Bei Maejor」「Maejor Ali」というステージネームで活動していた時期もありますが、現在は「Maejor」として活動しています。

Bei Maejor – Trouble ft. J. Cole
Maejor Ali – Me And My Team (Explicit) ft. Trey Songz, Kid Ink

ラップもこなせば、Trey Songz, Justin Bieber, Tinie Tempah, Wiz Khalifa, Tiëstoなどといった名だたるアーティストの作詞作曲も手掛けたことがあります。

またアーティストだけでなく、ペプシやアメリカのプロバスケットボールチーム「Boston Celtics」のテーマソングのプロデュースや『プリンセスと魔法のキス』や『魔法の恋愛書』など映画のサウンドトラックまでも手掛ける敏腕プロデューサーでもあります!

Maejor – Lake Shrine

大学卒業後、Ne-Yoのプロダクションチームに所属しプロデュースの腕を磨いたMaejorは、2010年に手掛けたTrey Songzの『Passion, Pain & Pleasure』と、2011年に手掛けたMonicaの『Still Standing』でグラミー賞にノミネートされます。

最近ではMaejorはDJ SnakeやMarshmello, David Guettaらとの写真をアップしていることからも、徐々にEDMアーティストと親交を深めているのが分かります。

そのほかJustin Bieberのアルバム『Believe』収録の2曲や“Heartbreaker”、Hardwellともコラボしたアメリカ出身のシンガー、Austin Mahoneの“Say Somethin”などもプロデュース。

Justin Bieber – Heartbreaker (Audio)
Austin Mahone – Say Somethin' (Official Video)

自身の曲“Lolly”でもJustin Bieberをフィーチャリングしたり、プライベートでも一緒にいたりとJustin Bieberとは大の仲良しなのです!

Maejor Ali – Lolly ft. Juicy J, Justin Bieber

Martin GarrixとJustin Bieberも親友同士なので、共通の友人であるJustin Bieberを通して2人は知り合い仲良くなったのかもしれません。

そして何日か前にMaejorがオランダにあるMartin Garrixのスタジオに訪れ、2人で曲を制作している画像もアップしましたが、AREA 21の新曲なのではないかとMNNは予想しています!

Cooking up some new stuff with Martin Garrix in the studio #wemaejor

AREA21のオススメ曲

AREA21 – Spaceships

AREA21 – Spaceships

Martin Garrixが2016年のUltra Music Festivalで初披露して、一気に話題となったAREA 21のファーストシングル!

出だしのメロディだけで涙が出そうになるほどエモーショナルさがヤバくないですか?

このイントロ部分でピッチを上げたヴォーカルサンプルやメロディ、コード進行からもMartin Garrixらしさが滲み出しています!

この曲はSpotifyの「Viral 50」で3位にまで上昇しました!

AREA21 – Girls

AREA21 – Girls

優しく美しいギターのメロディでスタートしますが、アップビートでポッピーなサウンドへと移り変わっていきます。

語りっぽいヴォーカルとラップ部分どちらもサウンドにマッチしています!

“Spaceships”とは全く別のヴォーカリストが担当してそうに聞こえますが、これもMaejorの才能でしょうか、いずれのスタイルも素敵です!

この曲は音楽キュレーターをキュレートするサイト「The Hype Machine」のチャートで1位を獲得しました!

AREA21 – We Did It

AREA21 – We Did It

こちらもMartin Garrixが2016年のUltra Music FestivalでかけたIDですがようやくリリースされました!

この曲はリリース前にカナダのゲームジャーナリスト、Geoff Keighleyが詳細を明らかにしました。

そして世界的にも有名なビデオゲームのトレードショー「YouTube Live at E3」のテーマソングとして、“We Did It”というタイトルが明らかになってからこのショーで正式に初披露されました。

メロディックなヴォーカルチョップとゆったりしたメロディにフューチャーベースとラップを掛け合わせた斬新なトラックです!

AREA21 – Glad You Came

https://www.youtube.com/watch?v=Q_4RJ8SrS20

この曲は、Martin GarrixがLollapalooza 2017でかけたAREA 21の未発表曲と言われています。

“Spaceships”“We Did It”でも聴かせてくれるフィルターがかかったようなヴォーカルからして間違いありません!

まだタイトルは発表されていませんが、リリックからして恐らく“Glad You Came”ではないかと推測されています!

こちらも間違いなくヒットするでしょう!リリースが楽しみです!

おわりに

いかがでしたか。

AREA 21が本当にMartin GarrixとMaejorによる共同プロジェクトなのか真相はまだ誰にもわかりませんが、可能性として皆さんも知っておいて損はないでしょう。

まだ曲も3曲しかリリースしておらず、オススメ曲コーナーが寂しくなりましたが、今後新たな新曲がアップされたらこちらに追加していきたいと思います!

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