ふとしたときに「あのDJの名前の由来ってなんだろう?」って思うことありませんか?
実はみんなそれぞれネーミングに関してちょっとしたストーリーがあって面白いんです!
MNNの記事でアーティストを紹介するときに由来を書くこともありますが、今回はそんなDJの名前の由来のみにスポットを当てひとつの記事にまとめてみました!
ちなみに幼い時の写真も添えています!
みなさんも予想しながら見てみて下さい!
目次
- 1 Kygo(カイゴ)
- 2 Avicii(アヴィチー)
- 3 Hardwell(ハードウェル)
- 4 Calvin Harris(カルヴァン・ハリス)
- 5 Zedd(ゼッド)
- 6 Afrojack(アフロジャック)
- 7 Skrillex(スクリレックス)
- 8 deadmau5(デッドマウス)
- 9 Dyro(ダイロ)
- 10 Don Diablo(ドン・ディアブロ)
- 11 Tiësto(ティエスト)
- 12 Dash Berlin(ダッシュ・ベルリン)
- 13 Disclosure(ディスクロージャー)
- 14 Krewella(クルーウェラ)
- 15 Vicetone(ヴァイストーン)
- 16 Diplo(ディプロ)
- 17 Daft Punk(ダフト・パンク)
- 18 おわりに
Kygo(カイゴ)
本名:Kyrre Gørvell-Dahll
学校でプログラミングの授業を受けたときに、<kygo002>というユーザーネームを与えられたのが始まりです。
それから友人たちが自分の事を「Kygo」と呼ぶようになりそのニックネームが定着しました。
※以前、MNNで紹介したときに本名が「Kyrre Gørvell-Dahll」なんで、ファーストネーム「Kyrre」の“Ky”とミドルネーム「Gørvell」の“go”をとって「Kygo」と書きましたが、違ったみたいです。すいません!
しかし、友人たちからは「Kygo」という名前はちょっとダサいと今頃になって言われ、友人たちは現在本名である「Kyrre」で呼ばれているそうです。笑
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Avicii(アヴィチー)
本名:Tim Bergling
Aviciiの名前の由来を知っている人は結構多いのではないでしょうか。
「MySpace(マイスペース)」上に自分の楽曲をアップするためユーザー登録する際、本名である「Tim Bergling」はすでに使用されていました。
そこで次に何を思ったのか、仏教で絶え間なく苦しみを受ける最悪の地獄を意味する「阿鼻地獄 (Avici)」という名前をチョイス!
驚いたことにこの「Avici」もすでに使用されているユーザーネームだったため、語尾に“i”を加えて「Avicii」にしました!
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Hardwell(ハードウェル)
本名:Robbert van de Corput
この「Hardwell」という名前は、Hardwellが12歳のときに友人の誕生日パーティーで初めてDJをしたときにHardwellの父親が付けてくれました。
ラストネームであるCorputの「Cor」はラテン語で“Hart”、「put」はオランダ語で“well”というそうで、語呂良く“t”を“d”に変え「Hardwell」となりました!
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Calvin Harris(カルヴァン・ハリス)
本名:Adam Richard Wiles
2009年にソウルミュージックを融合させたファースト・シングルを出す際、人種を判断できないような名前を付けようと考えました。
その後、自分で付けた黒人か白人か分からない「Calvin Harris」という名前を気に入り、これをステージネームにしました!
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Zedd(ゼッド)
本名:Anton Igorevich Zaslavski
ドイツの中学校に通っていたとき、同じクラスに同じファーストネーム(Anton)の友達がいたため、先生が「Anton」と呼んだ際、どっちのAntonか分からないということが多々ありました。
そこで2人を区別するために、Zeddはラストネームである「Zaslavski」の最初の文字“Z(ゼッド)”で呼ばれることになります。
それから何年か経ってDJを目指すにあたってステージネームを決めないといけないとき、考えるのが面倒だったのでそのときの「ゼッド(Zed)」に“d”を加えて「Zedd」とし、少し名前を目立たせることにしたそうです!
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Afrojack(アフロジャック)
本名:Nick Leonardus van de Wall
「Afro(アフロ)」とはそう!あの髪型のアフロからきています!
アフロは90年代にDJの間で流行った髪型で、当時Afrojack自身もアフロにしていました。笑
そして「Jack(ジャック)」は80年代のハウスミュージックシーンで有名な音楽やダンスのテクニックを指してよく使われていた言葉で、その2つの言葉を合わせて「Afrojack」という名前が生まれました!
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Skrillex(スクリレックス)
本名:Sonny John Moore
昔自分が使っていたインターネット上のハンドルネームで、特に意味はないそうです。
全く意味がなくてこんな名前付けるのか不思議ですが、、、本人がそう言っているので意味はないのでしょう。
>>>ブロステップサウンドの生みの親、Skrillex(スクリレックス)とは!
deadmau5(デッドマウス)
本名:Joel Thomas Zimmerman
幼少期の頃ですが、コンピュータで友人とチャットばかりしていたDeadmau5に呆れた彼の父親は、突然コンピュータの電源をシャットダウンします。
すると、コンピュータから悪臭が漂い始めたため、コンピュータの中を分解したところ、なんとネズミの死骸(Dead Mouse)を発見!
ここで普通なら気味悪がるところですが、なぜかテンションがあがったDeadmau5は、チャットに「やばい!俺のパソコンでネズミが死んでるぜ!」と書き込み、オンラインチャットのハンドルネームも「Dead Mouse」に変更します。
しかし、8文字の文字制限で打ち込めなかったため、「Dead Mouse」を短縮して現在の「Deadmau5」になったわけです。
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Dyro(ダイロ)
本名:Jordy van Egmond
自分の本名だとみんなが覚えにくいだろうと思い、自分の本名を使ったステージネームを付けようと考えます。
そこで、ファーストネームである「Jordy」の文字の順番を入れ替え、さらに“J”を省いて「Dyro」にしました!
そして子供の頃のDyroは綺麗なブロンドヘアでした。
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Don Diablo(ドン・ディアブロ)
本名:Don Pepijn Schipper
子供のときからカッコイイ自分の名前を気に入っていたDon Diablo。
マーケティングのためにもさらにインパクトのある名前にしようと考え、スペイン語で「悪魔」の意味である「Diablo」にしました!
本人曰くバットマンのような象徴的スーパーマンのイメージを作りたかったそうです。
そういえばDon Diabloの“Origins(起源)”という曲は、バットマンのゲーム「Arkham Origins」のトラックとして使われているほか、PVの随所にもバットマンが登場するのも関係しているのかもしれません!
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Tiësto(ティエスト)
本名:Tijs Michiel Verwest
「Tiësto」とは子供の頃に付けられたニックネームだそうですが、ファーストネームである「Tijs」の“Ti”とラストネームである「Verwest」の“est”からとったという説が有力です。
写真は左がTiësto、右がArmin Van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)です。
ちなみにTiëstoがDJ/プロデューサーを始めたばかりの頃、Da Joker, DJ Limited, Allure, Paradise in Dubsなど色んなステージネームで様々なジャンルの曲を作っていました!
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Dash Berlin(ダッシュ・ベルリン)
メンバー:Jeffrey Sutorius, Eelke Kalberg, Sebastiaan Molijn
「Berlin(ベルリン)」は予想通りドイツの首都であるベルリンからきているのですが、1995年にJeffrey Sutoriusが「Love Parade」というイベントでプレイしたベルリンに敬意を払って付けられました。
そのときベルリンの都会の風景や100万人以上の人々が路上でダンスする活気を目撃し、ベルリンに絶え間なく進化するヨーロッパの精神を感じて「Dash Berlin」としました!
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Disclosure(ディスクロージャー)
メンバー:Howard Lawrence, Guy Lawrence
ある日、兄弟2人で「MySpace」のページを作成するためにユーザーネームを考えていました。
しかし、なかなか良い名前を思い付かなかったDisclosure。
そのときGuy Lawrenceは横になって「MySpace」の「terms of disclosure(公開の条件)」を読んでいたのですが、「どうせ目的は音楽をアップすることだし!」と2人して開き直り、先ほどの「terms of disclosure」から言葉を取って「disclosure」にしました!
Krewella(クルーウェラ)
メンバー:Jahan Yousaf, Yasmine Yousaf
Yasmine Yousafがグループに入る前、Jahan Yousafがひとりで歌詞を書いているときにこの「Krewella」という名前を思い付きました。
「セクシーでちょっぴりダークで悪な部分もある女性らしい歌詞」を考えているときにこの言葉がピンときたそうです!
「ヘビーで男らしいビートに女性らしいヴォーカル」が特徴の彼女たちのサウンドにもこの言葉がぴったりだったのでステージネームを「Krewella」にしました!
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Vicetone(ヴァイストーン)
メンバー:Ruben Den Boer, Victor Pool
2人はそれぞれアーティスト名としてカッコイイと思う名前を挙げ、それらを組み合わせようと提案!
Ruben Den Boerは「Vice」を、 Victor Poolは「tone」という言葉を気に入っており、それらを合体して「Vicetone」となりました!
ちなみに上の写真は左がVictorで、右がRubenです。
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Diplo(ディプロ)
本名:Thomas Wesley Pentz
子供の頃、恐竜が大好きだった少年Diplo。
なかでも1番お気に入りだという長い首と尾が特徴の恐竜、「Diplodocus(ディプロドクス)」の名前を省略して「Diplo」にしました!
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Daft Punk(ダフト・パンク)
メンバー:Guy-Manuel de Homem-Christo, Thomas Bangalter
もともと「Darlin’(ダーリン)」というパンクロック・バンドだったDaft Punk。
1993年に発売されたコンピレーション・アルバム『Shimmies In Super 8』に収録されたDarlin’の“Cindy So Loud”を聴いたイギリスの音楽誌「Melody Maker(メロディーメーカー)」や評論家たちは彼らの音楽を「daft punky trash(酷いマヌケなパンク)」と表現。
その後、ジャンルをパンクロックからハウス/エレクトロへと変更しますが、その際「daft punk」という強烈な響きのフレーズを新しいバンド名に採用しました!
おわりに
いかがでしたか。
ちょっとしたストーリーですが、ステージネームの由来から彼らの昔の経験だったり趣味などが垣間見れて面白いですよね!
これからDJを目指している方は、ステージネームを決める際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
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