久しぶりにYellow Clawのレーベル「Barong Family」関連のアーティストの紹介をします。
以前、【Barong Family強化月間】と題して色んなBarong Familyと関係の深いアーティストを紹介してきたので、こちらも読んでみて下さい!
本日は、4月7日(土)の「Looptopia Music Festival」2日目にも出演するDOLF(ドルフ)について紹介します!
目次
DOLFとは
DOLF(ドルフ)とは、オランダ出身のDJ/プロデューサー。
本名はRuud Geurtsで、1986年4月28日生まれの現在31歳です。
オランダのベルルトで生まれ育ったDOLFは、14歳のときに兄と一緒にDJをしてみたのがきっかけでハマリりこみ、16歳の時には学校のスクールパーティー、18歳の時にはオランダ南部のブレダにあるカフェでDJをするなど自身のステージを徐々に高めていきました。
ちなみに当時は「NudyRudy」というステージネームで活動しており、後に「FeestDJRuud」というステージネームに変更し、2016年から現在の「DOLF」として活動しています。
「FeestDJRuud」については次の章で説明するので、「DOLF」として活動し出してからのバイオを軽く書いていきます。
DOLFの基本的なスタイルは、ポップの要素が含まれたキャッチーなフックが美しいベースミュージックなのですが、毎回違ったテイストの曲を作り出すのも魅力のひとつです!
2016年に“Fuck it All Up”をリリースすると、すぐにフューチューベースファンたちの注目を惹き付けました。
この今日はストリーミングで400万回以上再生され、Yellow Clawはじめ色んなDJたちからもサポートされた後、2017年8月にYellow Clawのレーベル、Barong FamilyからEP『Nighttime』をリリース。
EPには同じくBarong Familyの一員であるオランダ出身のデュオ、Moksiとコラボした“Good Love”やBarong Familyの一員でアメリカ出身のDJ、Juyen Sebulbaとコラボした“Cowbell”、韓国のフィメールDJ、DJ Sodaとコラボした“If I Die”などが収録
その2ヵ月後の10月には、Yellow Clawとコラボした“Vertigo”を発表しました!
Yellow Clawとはコラボだけでなく、同年彼らが行った「Los Amsterdam」のアメリカツアーのオープニングアクトも務めました!
Yellow Clawのシンガポールでのショーにも同行したほか、母国オランダやベルギー、ドイツ、スペイン、インドネシア、フランスなど各国のクラブでもプレイし、TomorrowlandではBarong Familyステージにも出演。
2018年2月にもWeird Geniusとコラボした“Dreams”を、これまたBarong Familyからリリースするなど、すっかりBarong Fmilyの一員として大活躍しています!
2017年にオランダの人気ラジオ局「SLAM!」に出演したときの動画を載せておくので聴いてみて下さい!
トラックリスト
1. DOLF & DJ Soda – If I Die
2. Sikdope – Snakes
3. Valentino Kahn – Pump
4. DOLF – Cowbell
5. Torro Torro – Front 2 the back
6. DOLF & Moksi – Good Love
7. Pop that Goosebumps (DOLF Mash-up)
8. DOLF – ID
9. DOLF – Slippin’
10. Yellow Claw – Love & War (DOLF rmx)
以前は「FeestDJRuud」としても活躍!
上でも触れたように、以前は「FeestDJRuud」というステージネームで活動していたDOLF。
FeestDJRuudは「German Schlager」というドイツのポップを取り入れたEDMやラップを取り入れたパーティーチューンを得意としており、母国オランダを中心にSLAM!KoningsdagやSmeerboel Festival, Ventureland等あらゆるフェスやイベントに出演するなど大活躍していました。
Herrie Hardstyles, Ponkers & FeestDJRuud
価格: 200円posted with sticky on 2018.2.20
定義は詳しく分かりませんでしたが、フォークソングやバラードまで歌うバンド、Rowwen Hèzeに影響を受けた部分もあるそうで、自身のジャンルを「Urban-Après-ski-flugelstep」とも呼んでいました。
彼は英語で「The party」を意味するオランダ語「Feest」がステージネームに付いているように、イベントは紙吹雪やバルーン、空気笛など何でもありのパーティーをコンセプトにしていて毎回満員御礼の大盛況!
しかし2016年5月にオランダのラジオ番組「Coen en Sander Show」に出演した際、突然活動休止を発表。
活動休止を発表後、Heineken Music Hallで開催したショーは1週間も経たずにチケットが売り切れ、彼の特別番組まで設けられるほど、彼の活躍を最後まで見届けたいという人たちが大勢いました。
活動休止を悲しむファンも多かったのですが、宣言どおりにFeestDJRuudとしての活動に終止符を打った彼でしたが、2016年12月頃から活動を再スタート。
この新たにスタートしたプロジェクトが「DOLF」なのです!
ちなみにFeestDJRuud時代、当時からすでにMoksiやMike Cervello, LNY TNZといったBarong Familyのメンバーたちと交流があったほか、同郷であるオランダ出身の人気DJ、Martin GarrixやHardwellなどとも共演したことがあります!
FeestDJRuudのパーティーはとにかくハチャメチャ!
上でも説明したように、パーティーDJ Ruudこと「FeestDJRuud」のパーティーは盛り上がる要素をとことん突き詰めており、それが多くの騒ぎたがりな若者たちにウケていました。
彼のかけるパーティーチューンの数々も然ることながら、ショーでは毎回相当量のバルーンやアニマル風船、紙吹雪、スモークなどを使用するので盛り上がらないはずがありません!
言葉で説明するより画像の方が雰囲気が伝わると思うので、何枚か貼っておきます!
DOLFとして活動し出してからはスーツ姿でDJするほどかっちりしたイメージがありますが、昔はまるで正反対だったのです!
DOLFのオススメ曲
DOLF – Fuck it All Up ft. JVZEL
アメリカ出身の女性シンガー、JVZELをフィーチャリングしたDOLFとしてのファーストトラック。
JVZELの歌声も素敵な、どこか哀愁漂うフューチャーベースとなっています!
DOLF & Yellow Claw – Vertigo feat. Caroline Pennell
レーベルボスであるYellow Clawとのコラボで、アメリカ出身の女性シンガー、Caroline Pennellをフィーチャーしたナンバー。
Yellow Claw要素があまり分からないほど、DOLFによるメロディアスなサウンドが美しい1曲!
Caroline Pennellの歌声も非常にマッチしています!
DOLF & Weird Genius – Dreams ft. Rochelle
Weird Geniusとのコラボで、Rochelleをフィーチャーしたナンバー。
Rochelleは過去にYellow Calwの“Shotgun”や“Light Years”でもヴォーカルを務めていたオランダ出身の女性シンガーですね!
優しいピアノのメロディが素敵なキャッチーなサウンドが心地良いです!
Dolf x Soda – If I Die
韓国のDJ Sodaとコラボしたナンバー。
80年代のシンセとポップなメロディを組み合わせたお洒落なサウンドに仕上がっています!
この曲が出たときは、DJ SodaがBarong Familyというのも驚きでした!
PVにはDOLFもDJ Sodaも出演しています!
DOLF & Moksi – Good Love
オランダ出身のデュオ、Moksiとのコラボ曲。
アップテンポでモダンなディスコサウンドとなっており、MOksiらしい激しいブレイクダウンも健在です!!
DOLF & Juyen Sebulba – Cowbell
アメリカ出身のDJ、Juyen Sebulbaとコラボしたナンバー。
Juyen Sebulbaが送ったデモからスタートしたというこの曲は、ヘビーなドラム音と中毒性のあるリズムが特徴的な1曲です!
DOLF – Slippin’
DOLFのデビューEP『Nighttime』収録曲のひとつ。
このEP収録曲の中で最もアグレッシブなサウンドを多用したトラップとなっています!
ラップを取り入れたダークな雰囲気のなかに力強いドロップが響きます!
Yellow Claw – Love & War ft. Yade Lauren (DOLF Remix)
Yellow Clawの“Love & War”を公式リミックスしています。
この曲をリミックスしたStoltenhoff, Aazar, Chris Valのなかでも人気が高いリミックスで、ドロップ部分のドープな音が最高です!
個人的にはさらにクレイジーさを効かせたセカンドドロップが好きです!
FeestDJRuudのオススメ曲
DOLFの曲だけでなく、FeestDJRuud時代の曲もいくつかピックアップしてみました!
FeestDJRuud & Dirtcaps – Weekend ft. Sjaak & Kraantje Pappie
オランダ出身のデュオ、Dirtcapsとのコラボで、オランダ出身のヒップホップアーティスト、SjaakとKraantje Pappieをフィーチャリングしています。
いかにもアゲアゲなパーティーアンセムといった感じで、今のDOLFとは全く違うスタイルとなっています!
FeestDJRuud, Jebroer – Duizend Nachten ft. Mafe, Cartiez
オランダ出身のラッパー、Jebroerとのコラボで、オランダ出身のアーティストであるMafeとCartiezをフィーチャーしたナンバー。
こちらもアップテンポなパーティーチューンとなっており、出だしの部分なんかとても好きです!
Dutch Movement & FeestDJRuud – Turn The Tide
オランダ出身のトリオ、Dutch Movementとのコラボ・ナンバー。
Dutch Movementとコラボしているだけに、メロディアスな一面も持ったハードスタイルとなっています!
FeestDJRuud – Door Tot Het Einde
アメリカのヒップホップグループ、Beastie Boysが1987年にリリースした“Girls”をサンプリングしています!
テンポを時折変更したり、女性コーラスやラップを入れたり、最終的には激しいサウンドへ移行したりと面白い1曲です!
おわりに
いかがでしたか。
DOLF(ドルフ)がどんな人物か分かっていただけましたでしょうか。
4月6日(金)・7日(土)に台湾で開催される「Looptopia Music Festival」で、DOLFは7日(土)の13:30から14:30に「Monster Tower」で回すので気になる方は是非見に行きましょう!
コメントを残す