2018年6月8日に、Max Oude Weernink(マックス)とDanny Groenenboom(ダニー)からなるオランダ出身のデュオ、Dirtcaps(ダートキャップス)が2018年9月15日をもって解散することを発表しました。
先日記事にもしましたが、オランダ出身のデュオ、Mightyfoolsが2018年8月いっぱいで解散してしまいましたが、MIghtyfoolsと同じくYellow Clawnのレーベル「Barong Family」からリリースを重ねてきたDirtcapsの活動も残りわずかとなってしまいました。
6月に本人たちがSNS上に出した声明は以下の通りです。
親愛なる友人たち、ファミリー、そして世界中のDirtcaps Warriorsへ
長い間考えに考えた末、本日私たちDirtcapsの素晴らしい旅の終結をアナウンスします。Dirtcapsの旅はまだ自分たちが子どもだった頃、音楽の世界に入ろうと第一歩を踏み出した母国オランダ・ハールレムからスタートしました。このDirtcapsプロジェクトのおかげで世界中の色んな国を旅して何千もの人々の前で大好きな音楽を表現することができたし、このシーンの才能溢れる人たちと一緒に仕事することもできた。
Dirtcapsとしてのキャリアを終了するまで残り数か月、もう一度Dirtcaps Seasonを、最後のDirtcaps Seasonを全力でこなしたいと思う。
Dirtcapsが解散した後も、Danny Groenenboomは新しいステージネームでDJ/プロデューサーを続け、Max Oude Weerninkもまた音楽のプロデュースを中心に音楽ビジネスに力を注ぐ予定です。
今新たなアドベンチャーをスタートするときがきただけで、今後はそれぞれ自分たちの旅を進めていこうと思う。友人として、そして音楽好きとして、私たちは一緒に過ごしてきた素晴らしい時間を振り返るとともに、今までサポートしてきた全ての人たちに感謝します。ファンやチーム、自分たちを支えてくれるみんながいなかったら、今の自分たちは決して存在しなかった。
Dirtcapsとしての活動を終了するにあたって、この最後のシーズンを今までで1番最高のシーズンにする。最高の音楽を沢山みんなに届けて、カレンダーいっぱいにギグを詰め込み、フロアやフェスでみんなに会いたいと思っている。私たちのストーリーの一部でもあるみんなと一緒に、胸を張ってこの旅を終わらせたいと思う。
私たちの最後のフェスは8月26日(日)の「Mysteryland」で、Dirtcapsとして最後のショーは9月15日(土)に第2の故郷ともいえるドイツの「Bootshaus Club」で多くの友人やファミリーと一緒に行う予定です。
みんなからは本当に多くのものを与えてもらい、どう感謝の言葉を伝えたらいいのか分からない。だからこそ最後にみんなと一緒にこの旅を終えたいし、ここまでやってこれたことを誇りに思っている。
最後にして最高のDirtcaps Seasonを作っていこう!
Love
DannyとMaxより
この後、Dirtcapsは声明通り、タイ・バンコクの「Sensation」やドイツの「Parookaville」、ギリシャの「Starbeach」、そしてオランダの「Mysteryland」等多数のフェスやイベントに出演。
「Mysteryland」では、Dirtcaps自身のレーベル「KLASH Records」プレゼンツで、Mightyfoolsとともにホストを務めた「Mightyfools & Dirtcaps Legacy」ステージが登場し、2度と見ることはできないであろうMightyfoolsとのB2Bセットを披露してファンを沸かせました!
また7月にGianni Marinoとコラボした“Abajo”を、8月に“Playground”をともに自身の「KLASH Records」から発表し、Swanky Tunesとコラボした“Rooftop Party”をHardwellのレーベル「Revealed Recordings」からリリースしたりと新曲のリリースに力を注ぐと同時に、「KLASH Records」の運営にも尽力しました!
残すは9月15日(土)にドイツの人気クラブ「Bootshaus Club」で開催される【Deepblue Darksea】のショーのみとなりましたが、このイベントにはDirtcapsだけでなく、Laidback LukeやKURA, Dr. Phunk等多くのアーティストも出演することもあって歴史の残るイベントになるに違いないでしょう。
最後に彼らのショーをもう一度見ることができないのは悲しいですが、解散する前に2016年に来日公演をしてくれたことを感謝します。
当時来日したときのインタビューやDirtcapsの紹介記事は以下からもチェックしてみて下さい!
MIghtyfoolsに続きDirtcapsと有能なDJ/プロデューサーグループの解散が相次いでいますが、MIghtyfoolsのAndyは「Barong Family」のA&R職を、Jelleは「Keizer Jelle」としてソロプロジェクトとしてDJ/プロデューサーを続けますし、Dirtcapsの2人もそれぞれ音楽に携わる仕事から離れることはなく、今後もソロの曲も聴くことができるので全力で応援していきたいですね。
またそれぞれ個人の活動が決まりましたら、MNNにてSNSや記事として取り上げていきたいと思います。
約10年間、本当にお疲れ様でした!!
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