2018年のEDC Las Vegasで初めてパフォーマンスを行ったFirebeatzとDubVisionによるコラボプロジェクト「METAFO4R」。
2018年5月に結成したことを発表し、「METAFO4R」として初登場したEDC Las Vegasでは約30ものIDだらけのセットを披露して大きな話題となりました。
この「METAFO4R」では“ハウスミュージックの新しいはじまり“を掲げてメインステージのショー(レイヴ)向けのサウンドを提供することを目的としています。
共にオランダ出身の人気デュオであるFirebeatzとDubVisionは、過去に“Rockin”や“Invincible”でコラボしたほか、2014年のB2Bセットはじめ、色んなフェスやイベントでも共演したことがあるなど昔から親交の深いアーティスト同士でした。
Firebeatz & DubVision
価格: 200円posted with sticky on 2018.10.9
2018年のEDC Las VegasのブッキングでもともとFirebeatzとDubVisionによるB2Bセットが組まれる予定でしたが、それぞれの曲や控えている新曲などがB2Bとしては今のイメージにマッチしないと思い、2組は一緒にスタジオに入って沢山の新曲を作ったそうです。
メロディックなプログレッシブハウスをバックグラウンドに持つDubVisionと、よりエレクトロでハード且つグルーヴィなサウンドを得意とするFirebeatzとのサウンドの相性は良く、すぐに沢山の曲が出来上がりました。
一緒に制作したそれらの新曲はそれぞれが普段作っているサウンドとは異なったもので、「新たに名前を作ってプロジェクトをスタートしよう!」となり「METAFO4R」が誕生したのです。
ちなみに「メタファー(暗喩)」とメンバーの数である「4」を掛け合わせたプロジェクト名となっており、より自分たちを表現できるようにとパフォーマンス時はお揃いのユニフォームを着用しています。
よりハードでエッジの効いたもの、よりレイヴ向きなサウンド「Future Progressive(フューチャープログレッシブ)」を目指したそうで、プログレッシブハウスだけでなくエレクトロハウスやテクノのビート、ベースミュージック系の音まで含まれています。
ただ今までにない新しい音を追求しただけではなく、Daft PunkやChemical Brothers, Prodigy, Prydz, Steve Angelloなどそれぞれが今まで影響を受けた音楽も反映されているそうです。
EDC Las Vegasで大きな反響があったことからTomorrowlandへの出演も決まり、どちらのセットでも宣言通り30近くのIDをかけましたが、1時間のセットには入りきらないだけで、実際に作った曲はまだまだあるとのこと。
8月にはようやくファーストシングル“Best Part Of Me”がリリースされましたが、残っている大量の未発表曲のリリースも待ち遠しいです。
さらに今も新曲や新しいイントロも作っており、今後はライブ要素を取り入れたパフォーマンスも考えているとのことで、すでに「METAFO4R」としても沢山のオファーがかかっており、12月にはニューヨークでカウントダウンパーティーに出演が決まっています。
今後どのような進化したパフォーマンスを届けてくれるのか注目していきたいですね。
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