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San Holo主宰のレーベル「bitbird」に独占インタビュー!

San Holo主宰のレーベル「bitbird」に独占インタビュー!

アーティストだけでなくレーベルとしての考え方やビジョンを聞くべく、以前Martin Garrixのレーベル「STMPD RCRDS」にインタビューを行いました。

本日はレーベルインタビュー第2弾ということで、今回も「DJ MAG JAPAN」さんご協力のもと、San Holoのレーベル「bitbird」にインタビューを行い、他のレーベルと違う点だったり今後のプランなども聞いてみたのでチェックしてみて下さい!

「bitbird」とは

インタビューの前にまず簡単な紹介ですが、「bitbird」とは、オランダ出身のDJ/プロデューサー、San HoloことSander van Dijck主宰のレーベル。

San Holoと古くからの友人であるThorwald van den Akkerによって2013年に設立され、現在San Holoのマネージャーで、オランダのレーベル/マネジメント会社「Heroic Management」のCEOでもあるBudi Voogtらによって運営されています。

「Heroic Management」は以前「Heroic Recordings」という名称で、2014年にはSan HoloのファーストEP『COSMOS』等をリリースしていますが、2017年後半に現在の名称に変更すると同時にレーベルとしての活動をやめて、現在アーティストのマネジメント等に力を注いでいます。

 

そういった経緯もあって「Heroic Recordings」時代にマネジメントしていたDROELOEやTaska Blackは現在「bitbird」とも契約しています。

続いてレーベルのマークに関してですが、大の鳥好きであるSan Holoのアイデアで鳥のマークになっており、「Bit(ビット)」とはコンピュータが扱うデータの最小単位で、「Bird(バード)」はそのまま鳥、ということでビットでできた鳥になっているのです。

「bitbird」の目的はジャンル問わず素晴らしい曲、エモーショナルな曲を世にリリースするのをサポートするためであり、そういったサポートやシステムを提供することで、アーティストたちがより自分を自由に表現しクリエイティブな曲が生まれると信じており、アーティストにとって最もフェアで正直なレーベルを目指しています。

この「bitbird」はエレクトロニックダンスミュージックのサブジャンルのひとつ、フューチャーベースの曲のリリースが多いイメージですが、R&Bやエレクトロニカ、トラップ、クラシック系の音楽まで幅広いジャンルの曲も取扱っています。

ちなみに「bitbird」と最初に契約したアーティストはイギリス出身のプロデューサー、Duskusで同レーベルから1番最初にリリースされた曲はDuskusの“The First Route”です。

 

他にも「bitbird」と契約しているアーティストとして、DROELOEやTaska Black, BeauDamian, GOSLOなどがいますが、MNNでも過去に紹介記事を書いたことがあるので併せてチェックしてみて下さい!

「bitbird」インタビュー

Q1: 「bitbird」と他のダンスレーべルを比較してここが違うという点はありますか?

私たちは純粋なシーンにおいて「create forever(常に想像すること)」をモットーにしており、音楽が持つ可能性に対する創造的な意識を広げるためにも、トレンドに左右されない音楽をリリースすることを目標にしているんだ。またアーティストたちを育てて、彼らのあらゆる面をよく理解したうえで曲をリリースすることも重要だと考えているよ。だからもしアーティストがブランディングやソーシャルメディア、マーケティングにおいて手助けが必要であれば、しっかりとアドバイスやサポートを行うし、「bitbirdファミリー」の色・雰囲気を作り出すことは、私たちやアーティスト、そしてファンにとっても大事だと思っていいる。

Q2: 「bitbird」と曲のリリース契約をする際、その曲自体のクオリティ以外に重要視しているポイントなどはありますか?

私たちが契約するにあたって最も重要視している事は私たちが心から気に入った曲だということ。そのアーティストの過去の楽曲がどのくらい再生されているかや、ソーシャルメディアにどれだけ多くのフォロワーがいるかなんかは全く気にしない。だから唯一必要なのは、その曲が本当に光る何かを持っているかどうかってところだと思う。今まで聴いたことはないようなサウンドでも、あるいは馴染みのあるようなスタイルであっても、それが革新的かどうかが重要で、そういった意味でも最も必要なのは他の曲にはないものを持っているかってことだね。

Q3: 「bitbird」のおかげで、ILiveHereやMarciozといったアップカミングなアーティストの存在を知ることができましたが、こういった新進気鋭のアーティストをどうやって見つけているのですか?

私たちがウェブサイト(https://bitbirdofficial.com/)で行っているデモの受付で見つけることもあれば、Soundcloud上で偶然素敵なアーティストを発見することもよくあるね。例えば「bitbird」から初めて曲をリリースしたDuskusなんかも、Soundcloudで見つけたことがきっかけで契約したし、過去に一緒に仕事をしたことがあるアーティストで自身の能力を更に発揮して契約に至ったケースもあるよ。こんな風にいつどこで原石と出会うか分からないから、常にアンテナを張って見逃さないようにしているんだ。

Q4: 「bitbird」はデモが送られてきて契約に至るまでどういったプロセスで事を進めているのか教えて下さい。

んーその時々で変わってくるね。でもやっぱりクールなことをしたいと思っているアーティストと一緒にクールなものを届けたいから、音楽が送られてきたらまず選別するかな。本当に良いアーティストと一緒に仕事をするという意味でもこの作業は重要だね。それでもし気に入った曲があったら、何度かメッセージでやりとりしてお互いの考え方などがマッチするかどうかを判断したりする。そこでそのアーティストが自分のプロジェクトでどういったことを成し遂げたいかというのを真剣に理解したうえで、初めて契約に関して動き出すといった感じかな。

Q5: 今まで「bitbird」で契約してきたアーティストのなかで印象に残っているアーティストはいますか?

印象に残っているアーティストばかりでひとりを選ぶのはとても難しいな。 もし本当にジャンルレスな作品を探しているなら、去年リリースしたMarciozのEP『How To Make Love $tay』は是非チェックして欲しいな!あとクラシックなピアノ重視の作品を求めているなら、Analogue Dearというアーティストの楽曲も聴いて欲しいし、2018年の終わりにリリースしたSan Holoの別名義、CasilofiとしてのEP『Create, Create, Create』も素晴らしい作品だからオススメだよ!

 

Analogue Dear – Obrecht (Official Music Video)

 

San Holo – b song by Analogue Dear

 

 

Q6: 新玉プロジェクトや新曲のリリースなど含めて「bitbird」の今後のプランを教えて下さい!

まだ内容は教えられないけど、今年『Gouldian Finch』の第3弾となるコンピレーションアルバムをリリースする予定だよ!それとSan Holoのアルバム『album1』が初めて世界進出したのも記憶に新しいと思うけど、今年また違うビッグなプロジェクトの発表が控えているから目を離さないでおいて!あと2019年「bitbird」から最初のリリースは、DROELOEのニューシングル”Only Be Me”になるからこっちも楽しみにしておいてね!

おわりに

いかがでしたか。

アーティストのバックグラウンドは一切関係なく、純粋に素敵な音楽を追い求め、アーティストがどんなことを実現させたいのかしっかり理解した上で契約の話を進めアドバイスを行うという万全のサポート体制があることも分かりました。

「bitbird」は2018年にBillboardが選ぶベストインディペンデントレーべルでTOP5に入ったりと、今後ますます規模も大きくなりアーティストのために更に色々な挑戦をしていくと思われるので、レーベル全体の活躍にも注目していきたいですね!

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