The Weekndとのコラボでも知られるイタリアの稀有なテクノ・デュオ Agents Of TimeがZEROTOKYOに初登場！Tale Of UsやJohn Digweedらも認めるその実力とは！

テクノや実験的なサウンドを独自にブレンドした作品で世界中の聴衆を魅了してきたテクノグループ Agents Of Time が 3 月 16 日（土）に ZEROTOKYO に出演することが決定しました！

タイトルにもあるように、あの The Weeknd と共演したり、現行テクノシーンを牽引する Tale Of Us からも熱烈サポートされる Agents Of Time とはいったい何者なのか紐解きます。

お得な前売りチケットの購入はこちら [e Plus]

お得な前売りチケットの購入はこちら [ZAIKO]

1 テクノシーンにイノベーションを起こすAgents Of Time
2 The Weekndに公式リミックスを提供！
3 美学を追い求めた自分たちのレーベル Obscura
4 ZEROTOKYOで4年ぶりの再来日が実現！

テクノシーンにイノベーションを起こすAgents Of Time

Agents Of Time とは、Andrea Di Ceglie と Luigi Tutolo からなるイタリア出身の DJ /プロデューサー・デュオ。

活気に満ちつつも催眠的なメロディック・テクノを得意としていますが、プログレッシブ、テクノ、アンビエントなどの要素も融合させた革新的なサウンドを開発し、そのサウンドは多幸感を引き起こしたり、リスナーを瞑想状態へと導いています。

2013 年 7 月に結成された当初は Fedele Ladisa 含むトリオとして活動しており、彼らのショーには音の実験とクラバーたちを超現実的な世界に連れて行く不思議な雰囲気が含まれているため、その世界観をより表現するために顔全体を覆うフード付きの黒いマントを着てパフォーマンスを行っていました。

Andrea Di Ceglie と Luigi Tutolo は 2 人とも南イタリアの港町バーリで生まれ育ち、地元で開かれたパーティ―で初めて会ってから、それぞれが持つ音楽的背景を活かして様々なジャンルの要素を見つけ、音楽制作に対する情熱を燃やし、Agents Of Time としての音楽的アイデンティティを構築するのに全力を注ぎました。

Agents Of Time を結成した翌年の 2014 年 5 月にイギリスのレーベル Stem Records からファースト・アルバム『Spread the Word』をリリースし、直後、Jennifer Cardini 主宰の Correspondent から EP『Polina』をリリースすると、瞬く間に注目を集め、Tale of Us, Dixon, Tiga, Agoria, John Digweed などのアーティストからサポートされました。

Kompakt や Afterlife Records といった著名レーベルからも複数のシングルや EP をリリースしており、なかでも 2018 年の “Dream Vision” や 2020 年の “Drain”, 2022 年の “The Mirage” は彼らの代表作と言えます。

Agents Of Time – The Mirage

今では Afterlife 主催のイベントにも複数回呼ばれているほか、Brooklyn Mirage, Boiler Room, DGTL, Into the Woods, Awakenings, Zamna Tulum, Tomorrowland など各国のイベントや大型フェスにも出演しており、Tale of Us, DJ Tennis, Mind Against といった同胞と共にハウス/テクノシーンに多大な貢献をしています。

Agents Of Time | Tomorrowland 2023

自分たちのロールモデルでもあり、ライブセットの部分でも大きなインスピレーションを受けたアーティストのひとりとしてカナダ出身でミニマル/テクノシーンのパイオニア Mathew Jonson の名前を挙げていますが、そんな Mathew Jonson ともコラボを実現させていることも彼らの成功を物語っています。（ Agents Of Time のステージネームは、Mathew Jonson が 2010 年に発表した記念すべきソロ・デビュー・アルバム『Agents Of Time』のアルバム名に由来しています。）

常にイノベーションを起こすべく新しいアイデアを探求しており、過去には新境地を求めてチューリッヒのトーンハレ管弦楽団や Mathew Jonson 率いるジャズ・テクノ・ジャムバンドなプロジェクト Cobblestone Jazz とも共演したことがあり、また、新しいテクノロジーを積極的に採用し、ハードウェアを駆使しながら、演奏するメロディー含む即興的なライブセットにも定評があります。

The Weekndに公式リミックスを提供！

他のジャンルから何かを学べるものを探すためにも質の高い音楽であれば、どんなジャンルの音楽でも聴き、The Weeknd だったり、名サックス奏者 John Coltrane の作品も聴くという Agents Of Time の 2 人。

2022 年にポップスター、The Weeknd のアルバム『Dawn FM』にも収録されている “Take My Breath” のオフィシャルリミックスを制作し大成功を収めました！

The Weeknd – Take My Breath Remix ft Agents Of Time

リミックスバージョンは、オリジナルのボーカルをそのままに、メロディック、トランス、テクノの雰囲気をすべて融合させたこの世のものとは思えない夢見心地なサウンドを提供しています。

このリミックスが収録された『Dawn FM (Alternate World)』公開から即座にダンスフロアキラーとなり、The Weeknd とのコラボの成功によって Agents Of Time の知名度は爆発的に上がり、大きな規模で認められ世界的に需要の高いダンス・アクトへと急成長したのです。

他の現代ポップアーティストとのコラボにも意欲を見せているので、今後どのようなコラボで驚かせてくれるのか楽しみですね！

美学を追い求めた自分たちのレーベル Obscura

ｍだトリオとして活動していた Agents Of Time は自分たちが約 3 年間、定期的に開催してきたパーティーシリーズから名前を取って、2017 年に自分たちのレーベル Obscura をローンチしました。

当時、なにか今までとは違う新しいものをていきょうしたいと考えていた Agents Of Time にとって、レーベルの立ち上げは自然なステップだったと言えます。（現在は元メンバーの Fedele Ladisa がレーベルを運営）

自分たちの 4 トラック EP『Day One』がレーベルからの最初の作品となりましたが、自身が掲げる美学を保ちながら、フレッシュなサウンドを提供してくれる適切な人材を見つけることを目標に品質を備えた楽曲をリリースしており、Amandra, Hiver, Rez Dorsia, Fedele, Monsieur Philippe, Xx Isis xX らもリリース歴があります。

EP『Day One』のタイトルもそうですが、催眠シーケンスと強力なアナログサウンドを備えた収録曲の “Era” からも Agents Of Time の新時代のサウンドを感じ取ることができます。

Agents Of Time – Era (Original Mix)