先月、新宿歌舞伎町の ZEROTOKYO が新パーティー「NEON JUNGLE」をローンチし、初回ゲストとしてベルリンが世界に誇るテクノ・アクト Stella Bossi を招聘した際に記事として取り上げましたが、早くも 3 月 19 日（火・祝前）に「NEON JUNGLE」第 2 弾が開催され、スペシャルゲストとして BEAUZ が出演することが決定しました！
BEAUZ と言えば、Zedd とコラボした大ヒット曲 “Make You Say” で最も知られているかと思いますが、アジアから世界に羽ばたき、今や DJ Mag Top 100 にもランクインし、各国のクラブやフェスに引っ張りだこで、有名レーベルからヒット曲を連発している業界のトッププレーヤーですので、その人気と実力を目の当たりにして下さい。
アジアからスターダムへ駆け上がったBEAUZ
中国とインドネシアをルーツに持つ、兄・Bernie Yang（杨 泊尼）と弟・Johan Yang（杨约翰）のデュオからなるアジア系アメリカ人 DJ /プロデューサー・デュオ BEAUZ。
兄の Bernie は台湾の台北で生まれ、弟の Johan はインドネシアのジャカルタで生まれ、2 人とも若い頃にアメリカに移住し、カリフォルニアで育ちました。
ポップ、ヒップホップ、アジア音楽の要素をブレンドしたキャッチーでアップビートなトラックで知られていますが、今では “サイポップシーンのゴッドファーザー” の異名も持ち、キャッチーでエネルギッシュなスタイルと革新的なアプローチを武器に、ここ数年でダンスとポップミュージック両方の分野で旋風を巻き起こしています。
ちなみに、ステージネームの “BEAUZ” は「スタイリッシュでお洒落（な若者）」などを意味するフランス語の “beaux（ボウズ）” からきているのですが、辞書にランダムで単語を入力していた中でこのワードが目に留まり、自分たちの理想像を適切に表現していると感じてステージネームにしたのですが、「ボウズ」と正しく発音できる人が少なかったため、皆が呼べるように “BEAUZ” としたそうです。
2 人は幼い頃から、ピアノやヴァイオリン、ファゴット、サックスなどの楽器を学ぶなど、音楽分野で計り知れない情熱と才能を発揮させ、その礎を築きました。
台北に数年間いたとき、まだ DJ /プロデューサーではなかった彼らは、アジアの熱狂的なナイトライフ文化に影響を受け、ダンスミュージックとヒップホップ/ R&B に興味を持ち始めます。
弟の Johan は高校生の頃から FL Studio でヒップホップのビートを作って遊んでいたので、そのスキルを使って一緒に独自のトラックを作ろうと兄の Bernie が提案したのが始まりで、2013 年から BEAUZ プロジェクトをスタートさせたのです。
BEAUZ の 2 人は昔からマンダリン・ポップス（北京語のポップミュージック）をたくさん聴いて育ち、インドネシアのバリ島にもよく行くことから、彼らの音楽にはポップ要素やインドネシア楽器であるマリンバやカリンバが使われています。
そして、2017 年に Feenixpawl と APEK の “Quicksand” リミックス コンテストで優勝し、2019 年にリリースした “Count Thehours” は中国でも大ヒットを記録して有名になり、国内 16 都市を巡るツアーを成功させ、何百万人ものファンを獲得したほか、中国の大人気音楽番組『楽隊的夏天（The Big Band）』のコンテストにも参加し、より多くの視聴者に自分たちの才能を披露しました。
今では、中国のスーパースター NINEONE# はじめ、Blasterjaxx, Krewella, Adventure Club, Tritonal, Laidback Luke ともコラボしており、ハウスから高速のエネルギッシュなベースミュージックまで展開する折衷的なセットでも世界中のファンを魅了し続けています。
Zeddと親交が深くコラボ曲まで発表
BEAUZ は Zedd と 2022 年にコラボ曲 “Make You Say” でコラボを果たすと、リリース初日のみで Spotify で100 万再生を超えるなど大きな反響を呼んだほか、Apple の「Made on iPad」キャンペーンソングにも選ばれ、その知名度を一気に上げました。
2018 年に、BEAUZ が Zedd のヒット曲のひとつ “Happy Now” のブートレグを作ったとき、Zedd 本人が自身の誕生日ビデオで使用してくれたことをきっかけに交流が始まり、それ以来、音楽を送るようになり、ある日、”Make You Say”のデモを送ったところ、夢中になってくれて一緒にスタジオでアップグレードすることに。
Charlie Puth ともスタジオに入ってトップラインまで書いてもらいましたが、その後パンデミックが起こり、このコラボ曲は 2 年間停滞し、その間 Zedd と Charlie Puth と共に方向性を変え、Charlie Puth がソングライターとして残り、代わりに Maren Morris が最終ヴォーカルを務めて完成し、リリースまでに 4 年近くの歳月を費やしたのです。
インドネシア・ジャカルタで開催されたフェスで一緒に B2B を披露したり、SNS で楽しそうにじゃれ合っている様子をアップしていることからも仲の良さがうかがえます。
大手レーベルも才能を高く評価
Monstercat や NCS, Revealed Recording, Armada Music, Ultra Music, Dharma, SINPHONY, Maxximize など数々の著名レーベルからヒット曲を飛ばしている BEAUZ。
そんな BEAUZ は大手ダンスミュージック・レーベルの Spinnin’ Records からもリリース歴がありますが、Spinnin’ Records が 2019 年にアジアをターゲットとした新レーベル Spinnin’ Records Asia をローンチした際、その記念すべき最初のシングルして BEAUZ の “Feel The Light” がリリースされました。
美しく繊細なメロディーに乗せた透き通ったボーカル、慌ただしいビートと当時、彼らが得意としていたボーカルチョップを駆使した、ポップとダンスをブレンドさせた強力な作品となっています。
普段から Spinnin’ Records に面白いデモを送っており、尚且つクロスオーバーした独自のサウンドを持ち、アジアにおいても商業的成功のポテンシャルを秘めていたという理由で BEAUZ が選ばれたのですが、あれから早 5 年が経ちましたが、その読み通り、大きな成長と飛躍を遂げ、Zedd とのコラボまで実現させ、ツアーで世界中を飛び回るなど、スーパースターへの道を着実に歩んでいます。
「NEON JUNGLE」第2弾のゲストで登場！
「NEON JUNGLE」は、世界中に点在する新進気鋭のアーティスト/ DJ を迎え、フロアを光り 輝くジャングルに変身させる ZEROTOKYO のレジデントパーティーで、 2 月のローンチパーティーでは、ベルリンよりStella Bossi、レジデントとなる PANDAMONIUM が初登場し、多くのゲストを熱狂させました。
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3 月 19 日（火・祝前日）に開催される「NEON JUNGLE」第 2 弾では、BEAUZ をスペシャルゲストに迎え、レジデントの PANDAMONIUM に加え、VIVID, PEACH, DJ Pretty Dragon, Linares Bryan, CODY CLUB といった盤石の体制でパーティーを整えてくれますので、2 回目の開催も大盛り上がりして下さい！
NEON JUNGLE ーBEAUZー @ZEROTOKYO
2024.3.19(火) OPEN 23:00
HP：https://zerotokyo.jp/event/neon-jungle0319/
DOOR：¥3500
FASTPASS TICKET：¥2500
UNDER 23割引 ¥2,500-(エントランスにてIDをご提示で割引)
B4 Z HALL
BEAUZ
PANDAMONIUM
VIVID
PEACH
DJ Pretty Dragon
Linares Bryan
CODY CLUB
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