本日紹介するDJは人気DJランキングの王座にもなったHardwell(ハードウェル)率いる「Revealed Recordings」ファミリーの一員、Julian Calor(ジュリアン・コロア)です。
ずっと書きたいとは思っていたものの日本ではまだそれほど知名度が高くなく需要があるかちょっと心配でした。
しかし先日、ジャパン・ツアーで東京の「WOMB」でプレイし、近いうち日本でも必ず大人気のDJのひとりになると確信しました!
というわけでJulian Calor(ジュリアン・コロア)の紹介に参りたいと思います!
目次
- 1 Julian Calorとは
- 2 アルバム『Evolve』は進化したサウンドばかり!
- 3 やはりRevealedメンバーは間違いなし!
- 4 Julian Calorのオススメ曲
- 4.1 Julian Calor – Evolve
- 4.2 Julian Calor – Power
- 4.3 Julian Calor – Typhoon
- 4.4 Julian Calor – Cell
- 4.5 Julian Calor – Signs
- 4.6 Julian Calor – Revive
- 4.7 Julian Calor – Storm
- 4.8 Julian Calor – Childhood
- 4.9 Jewelz & Scott Sparks feat. Quilla – Unless We Forget (Julian Calor Remix)
- 4.10 Sevyn Streeter feat. Chris Brown – It Won’t Stop (Julian Calor Remix)
- 4.11 Alan Walker – Faded (Julian Calor Remix)
- 5 おわりに
Julian Calorとは
Julian Calor(ジュリアン・コロア)とは、オランダ出身のDJ / EDMプロデューサーです。
1993年6月29日生まれということで、この記事を書いた前々日が誕生日で23歳になりました!
お誕生日おめでとうございます!!
音楽のジャンルはプログレッシブ・ハウスやエレクトロですが、ヒップホップなど違ったジャンルのサウンドを組み込んだ独自の音楽を築いています。
2006年、13歳のときにプロデュースをスタート。
当初はヒップホップばかりプロデュースしていて、2008年ごろから他のジャンルの音楽も手掛けるようになり、EDM(特にプログレッシブ・ハウス)に本格的に参入したのが2012年からです。
その名残もあって彼のサウンドにはヒップホップの要素が入っています。
ヒップホップはビートを作ってもラッパーがいないと成り立ちませんが、ハウス・ミュージックは全て一人で曲を完成させることができることに魅力を感じ、Hardwell(ハードウェル)やdeadmau5(デッドマウス)、Tiesto(ティエスト)に影響を受けたそうです。
「Revealed Recordings」にデモをいくつも送り、レーベルの主宰であるHardwell(ハードウェル)に才能を発掘されました!
2013年に「Revealed Recordings」や「Cloud 9 Music」、「Armada Music」などのレーベルからオランダ出身のDJ、Oliver Heldens(オリバー・ヘルデンス)とコラボした“Triumph”やカナダ出身のシンガーソングライター、Quillaとのコラボ曲“To The Core”などをリリース。
またJulian Calorが制作した“Special Dial”はRevealedのコンピレーションEP『Revealed Talent EP』に収録。
同年、マイアミの「Amsterdam Dance Event」でHardwell(ハードウェル)に紹介されたほか、Billboard(ビルボード)誌も「Next Big Sound(オンライン・ミュージックを中心に分析しているニューヨークの企業)」の統計に基づいて、“将来ビッグになるアーティスト”としてそのナンバー1にJulian Calorの名前を挙げました!
人気DJランキングで5回も1位を獲得したオランダのDJ、Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)もまたJulian Calorの才能を認める人物のひとりで、“Griffin”はArmin van Buurenのレーベル「Armada Music」からリリースされました。
2015年には「Revealed Recordin」からデビュー・アルバムとなる『Evolve』を発表。
ロンドンの人気クラブの「Ministry of Sound」やイビサ島の「Ushuaia」、「Tomorrowland」や「Dance Valley」、「Creamfields」といった大規模フェスでもパフォーマンスも果たし、予測どおりトップDJへの道を着実に突き進んでいます!
アルバム『Evolve』は進化したサウンドばかり!
デビュー・アルバムのタイトルとなっている『Evolve』とは日本語で「進化」という意味。
Julian Calorにしか作り出せない独自の“進化”したサウンドを伝えたいという想いから、このタイトルにしたそうです。
このアルバムを制作する際、スタジオで実験的に色んなテンポやジャンルのサウンドを取り入れたりとEDMの音に境界線を作らず臨んだとのこと。
アルバムはメロディックな部分は一貫させつつ、時折ハードなツイストを挿んでみたりと違ったフレーバーを含ませ、1曲目から最後までアルバム全体を通してひとつのストーリーを味わって欲しいと語っています。
どの曲もシングル・カットできそうな完成度のものばかりとなっていますので、是非全曲聴いてみて下さい!
やはりRevealedメンバーは間違いなし!
Julian CalorはイベントなどでRevealedアーティストとパフォーマンスすることが多く、2014年6月にはDJランキング26位(2015年)のオランダ出身のDJ、Dannic(ダニック)と一緒にパフォーマンスしました。
2015年の暮れにThomas Newson(トーマス・ニューソン), Kill The Buzz(キル・ザ・バズ), Joey Dale(ジョーイ・デイル), Manse(マンス)といったRevealedメンバーとともに「Revealed presents Asian Club Tour」を敢行しましたが、MNNにとっては夢のようなツアーで羨ましいです!
MNNでは今まで「Revealed Recordings」ファミリーを何名か紹介してきました。
>>>あのHardwell(ハードウェル)が最も期待を寄せるDJ、Dannic(ダニック)とは!
>>>Hardwell主宰のレーベルの中核を担う人気DJ、Dyro(ダイロ)とは!
>>>Hardwellファミリーのなかで今最も勢いのある若手DJ、Joey Dale(ジョーイ・デイル)とは!
>>>Hardwellのレーベルの注目株!スウェーデン出身の若手DJ、Manse(マンス)とは!
やはり絶対王者のHardwellが認めただけあって、どのアーティストも才能溢れまくりでさすがは先見の明を持っているなぁと感じさせられます!
今後も「Revealed Recordings」所属のDJを紹介していくつもりなので、楽しみに待っていて下さいね!
Julian Calorのオススメ曲
Julian Calor – Evolve
Beatport(ビートポート)のプログレッシブ・ハウス・チャートで2位にもなったJulian Calorの代表曲のひとつ!
2015年に出したデビューアルバムのタイトル曲でもあるのですが、メロディックかつ力強い、そして聴いたことのない音や構成に挑戦した進化したサウンドを体感できるはずです!
Julian Calor – Power
今までMNNの色んな記事で何度となく紹介したことのあるJulian Calorのオススメ曲のひとつです!
メロディックなサウンドだけでも、タイトル通り漲ってくるようなパワーを感じるナンバーとなっています!
Julian Calor – Typhoon
イギリスの人気ラジオ・ミックス・ショー「BBC Radio 1」でイギリス出身のDJ、Pete Tong(ピート・トン)からも大きなサポートを受けたナンバー。
ビルドアップからドロップ、ビートどれをとっても完璧です!
エネルギッシュなこの曲は、Beatportのチャートで3位にもなりました!
この“Typhoon”に女性シガー、Channiiのヴォーカルが加わったバージョンの“One Shot”はさらにオススメですよ!
Julian Calor
価格: 250円
posted with sticky on 2016.7.1
Julian Calor – Cell
キャッチーなトップラインとメロディックなサウンドに思わず引き込まれてしまいます!
ドラゴンボールのセルと何か関係あるのでしょうか。笑
ユニークな音が組み込まれていてクセになります!
Beatport(ビートポート)のプログレッシブ・ハウス・チャートで6位にもなっています。
Julian Calor – Signs
アルバム『Evolve』収録曲のひとつ。
アップリフティングなメロディとゴリゴリのエレクトロサウンドを融合させており、テンポが変わる部分も面白いです!
Julian Calor – Revive
きわめて優美な雰囲気なんですがヘビーなビートが効いたプログレッシブ・チューン!
2:07あたりから急にテンポダウンしてからのまた盛り上がっていく感じがたまりません!
こんなサウンド、今まで聴いたことありません!
Julian Calor – Storm
上で紹介した“Typhoon”と同じくエネルギッシュでメロディックなアンセムとなっていて、こちらもBeatportのチャートで3位に入りし、HaedwellがTomorrowWorldのセットでプレイしたことでも話題になりました!
3:15かサウンドの壮大感が一層増してからのビルドアップ→ドロップは鳥肌ものです!!
Julian Calor – Childhood
「8bit」と呼ばれるゲームのような電子音を使用した面白いナンバー。
子供の頃にしていたゲームのキャラクターが映っていて、サウンドからも懐かしさを感じさせてくれます!
公式SoundCloudページの【Download】から無料でゲットできます!
この「8bit」は先日Martin Garrixがアップした新曲“Oops”でも使われたりとEDMシーンで少し流行っているのかもしれません!
Jewelz & Scott Sparks feat. Quilla – Unless We Forget (Julian Calor Remix)
ドイツ出身のEDMデュオ、Jewelz & Scott Sparks(ジュエルズ&スコット・スパークス)のナンバーのリミックスを手掛けました。
Julian Calor節全開で、ヘビ―でメロディックなサウンドに生まれ変わりました!
Hardwellの「On Air」やPete Tongの「legendary Radio 1」でもかけられサポートを受けました!
Jewelz & Scott Sparks
価格: 250円
posted with sticky on 2016.7.1
Sevyn Streeter feat. Chris Brown – It Won’t Stop (Julian Calor Remix)
R&BスターのChris Brown(クリス・ブラウン)を迎えた元RichGirl(リッチガール)のメンバーでもあるシンガー、Sevyn Streeter(セヴン・ストリーター)のナンバーもリミックス!
EDMに限らずR&Bなど他ジャンルの曲もJulian Calor色に変えてしましました!
Alan Walker – Faded (Julian Calor Remix)
最近のEDMソングでは記録的な大ヒットとなったAlan Walker(アラン・ウォーカー)のナンバーのリミックスも制作しています。
どんな感じにアレンジしてくれるのかと思いきや、まさかのトラップ系!
またJulian Calorの新たなサウンドの可能性を目撃しました!
おわりに
いかがでしたか。
Julian Calor(ジュリアン・コロア)の進化したサウンドを感じましたか。
ユニークな音を積極的に取り入れt美しいプログレッシブ・ハウスだけどもエネルギッシュさもあって、万人ウケするサウンドかと思います!
世界の人気DJランキング『DJ Mag Top 100 DJs』に名前が挙がるのも時間の問題でしょう!
すでにHardwellとのコラボ曲を制作済みで現在ヴォーカルを探している最中で、他にもMnaseとのコラボ曲も現在制作中とのことなのでJulian Calor(ジュリアン・コロア)の今後の活躍に心から期待しています!!
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