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まさにイングランド版Skrillex!これからのダブステップシーンを牽引するZomboy(ゾンボーイ)とは!

まさにイングランド版Skrillex!これからのダブステップシーンを牽引するZomboy(ゾンボーイ)とは!

本日ご紹介するアーティストは、先日の来日イベントで多くのオーディエンスを熱狂させたZomboy(ゾンボーイ)。

イベント開催前に紹介できたら良かったのですが、イベント終了後彼についてもっと知りたいとの声があったので取り上げることにしました!

それではみんな大好きなZomboy(ゾンボーイ)について紹介します!

Zomboyとは

Zomboy(ゾンボーイ)とは、イングランド出身のDJ / プロデューサーです。

本名はJoshua Mellodyといい、ドラムステップやトラップ、エレクトロハウスからダブステップまで様々なジャンルの曲を作っています。

兄の影響で小さい頃からヒップホップを聴いて育ったZomboyは、イングランド・ギルフォードにある名門音楽アカデミー、Academy of Contemporary Musicに通いプロデュースに関する知識を学びます。

その後、ハードコア系ソロバンド「Place Your Bet$」としていくつか曲を出した後、現在のスタイルを確立し「Zomboy」が誕生しました!

「Place Your Bet$」としての活動は下の章でまた説明します。

とはいえプロのDJを目指すことを考えたこともなくCDJをじっくり学ぶ時間もなかったため、S4を使って2011年にイギリス出身のダブステップDJ、SKisM(スキズム)のレーベル「Never Say Die Records」から出した“Organ Donor”“Game Time”でデビュー。

Zomboy – Organ Donor

Zomboy – Game Time

※下の写真が「TRAKTOR KONTROL S4」。

ちなみにこの「Never Say Die Records」は他にもアメリカ出身のDJ、MUST DIE!やEpticもサインしており、ZomboyにとってSKisMは頼れるボスのような存在で、困ったときにいつもアドバイスをくれるなど大きな心の支えとなったそうです。

上の2曲も収録された彼のデビューEP『Game Time』は、Beatportのダブステップチャートにおいて8週連続で5位圏内に入る快挙を成し遂げました!

道端だったりホテルの部屋、飛行機の中、バックステージなど常に色んなところで曲作りに励むそうですが、自分の家やスタジオではインスピレーションが生まれないため一切作らないのだとか。

EPをリリースして1週間以内にロンドンの人気クラブ、Ministry of Soundでのプレイが決まったことをSKisMから告げられ、これが彼にとっての初のギグとなります。

急にクラブの出演が決まったZomboyにはDJのノウハウを学ぶ時間は1週間しかありませんでしたが、ありとあらゆるDJのプレイ動画を見ては練習し技術を磨きました。

そしてせっかく観客はお金を払ってショーを見に来ているのだから、家でミックステープを聴いているようなプレイではなく、あっと驚くような選曲や激しいライブパフォーマンスで楽しんでもらおうと思ったのです。

後述しますが、メタルやハードコアなバックグラウンドを持つZomboyは、自分が感じているエネルギーを曲だけでなくパフォーマンスでも表現するためにヘッドバンギングやジャンプしまくったりして観客を盛り上げています。

それにしても跳躍力あり過ぎです!笑

話を戻しますが、彼の曲やリミックスはWarner Music GroupやMinistry of Soundといった大手レーベルのコンピレーションアルバムに収録されるなどデビューと同時に飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を獲得していきました!

この2011年に制作したNadia Ali, StarkillersとAlex Kenjiの“Pressure”のリミックスも有名です。

Nadia Ali, Starkillers & Alex Kenji – Pressure (Zomboy Remix)

 

2012年には2枚目のEP『The Dead Symphonic』を、2013年には3枚目のEP『Reanimated』をリリース。

このEP『Reanimated』はパート1をNever Say Die Recordsから、パート2を姉妹レーベルのNo Tomorrow Recordingsからと2部に分けてのリリースという変わった形式も注目されました。

2014年には自分の曲がウイルス感染のように流行することを意図してタイトルを付けたというデビューアルバム『The Outbreak』を発表。

ドラムステップやダブステップ、ハウスと幅広いジャンルの音を盛り込んだこのアルバムは各方面から絶賛され、その年にアメリカツアーを、さらにはUltra Music Festivalにも出演しました!

またこの年、DJ Magの人気DJランキングにも初登場で77位にランクインしました!

2015年にはDillon FrancisやMUST DIE, Bro Safari, Barely Aliveなどが参加したリミックスアルバム『Resurrected』をリリース。

2016年にはEP『Neon Grave』を発表すると同時に18都市で公演する同タイトルの北アメリカツアーを行い、Electric Daisy Carnivalでもアグレッシブなパフォーマンスを披露しました!

そして2017年、Zomboyの初来日が実現!

2月3日に大阪のJoule、2月4日に東京のWOMBでプレイし、どちらも超満員の盛り上がりで完全燃焼した人も多いでしょう!

さらに同年Kill The Noise, Ghastly, Eptic & Trampa, Rickyxsan, Soltan, Dr. Oziらがリミックスに参加した『Neon Grave remix EP』を発表。

過去にはDJ SnakeやSkrillexのオープンアクトも務めたりとトップDJたちかもお墨付で、今後のダブステップシーンを牽引していく逸材と言えます!

ハードコアアーティスト「Place Your Bet$」として活動!

イングランドのコーンウォールという小さな街で育ったZomboyはヒップホップやR&Bしか聴いたことがなく、最新のチャートではどんな曲が人気なのか、そういった情報も入ってきませんでした。

その後アメリカに移りレコ―ディングやスタジオエンジニアとして働いていましたが、大学のときの同居人からハードコアやメタルの曲を聴かせてもらい、一気にハマり込むことになります。

そして「Place Your Bet$」というステージネームで活動をはじめ、ハードコアやメタル要素を含んだエレクトロナンバーもいくつかリリース。

Place Your Bet$ – I Am Stronger

 

Place Your Bet$ – In The Clouds

 

彼のエレクトロのツイストが入ったポスト・ハードコア(※ハードコア・パンクから派生したロックのジャンルの一つ)サウンドは日本でも当時mixiのコミュニティがあったくらい人気でした。

その後再びイングランドに戻り、Skrillexやイギリス出身のDJ、Rusko, Bare Noizeといったアーティストに影響を受け、ダブステップに魅了され自身もダブステップをプロデューサーに転身して「Zomboy」が生まれました!

ちなみに「Zomboy」というステージネームは、好きだった『Left 4 Dead』というゾンビゲームから思い付いたそうです。

Zomboyというステージネームにしただけにいつかは自分もゾンビの格好をしてプレイすることを常に考えているそうですが、中途半端な演出は嫌だからこのアイデアを完璧にまとまったときに、カウントダウンパーティーやアルバムのリリースパーティーといった大きなイベントで披露したいと語っています。笑

サウンドがSkrillexに酷似していることで話題に!?

ZomboyはSkrillexに影響されてダブステップのプロデュースを始めただけに、やはり憧れた人のサウンドに自然と近づきがちなのは理解できます。

しかしZomboyの“Terror Squad”がSkrillexの“All Is Fair In Love And Brostep”に似すぎているということでパクリ疑惑まで浮上したことがあります。

Zomboy – Terror Squad

Skrillex – All Is Fair in Love and Brostep with Ragga Twins [AUDIO]

このちょっとした騒動について「UNCANNY」というサイトが詳しく書かれていたので抜粋させていただきます。

Skrillexのアルバム『Recess』の1曲目の”All Is Fair In Love And Brostep”は「All is fair in love and war(恋と戦争は手段を選ばない)」という諺からきており、タイトルで「War」を「Brostep」に置き変えられているのはZomboyの楽曲を追うことで理解できる。ZomboyのEP『Reanimated Pt.1』に収録されている”Terror Squad”に類似したベースパターンが”All Is Fair In Love And Brostep”において使用されているのである。SkrillexとZomboyのサウンドの関係性は以前より度々指摘されており、「ZomboyはSkrillexのPCを使って音を作っている」とまで揶揄される程である。

【Review】Skrillex | Recess UNCANNYより抜粋

Zomboy曰く“Terror Squad”“All Is Fair In Love And Brostep”を全く知らない状態で作ったそうですが、この“Terror Squad”を制作する前にSkrillexと一緒にスタジオでセッションする機会が何度かあり、そのときSkrillexが披露してくれたいくつかのアイデアを潜在的に覚えていて、それがこの曲に影響したのかもしれないと語っています。

SkrillexとZomboyのサウンドは似ているものがあるというのはファンの間でも有名で、「Skrillexはアメリカ版Zombouy、Zomboyはイギリス版Skrillex」と語られるほど、サウンドにおいて彼らの間には少なくとも共通点があるといえます。

お互いもそれに気付いており、SNSで文章を残していますが、あくまでゲームのようなもので仲が悪いわけでないとのこと。

むしろ一緒にリミックス制作したことがあったり“Survivors”などをSkrillexのレーベル「NEST HQ」からも曲を出したり、そもそもZomboyがエレクトロニックミュージックのプロデュースを始めるきっかけとなった人物がSkrillexであるようにリスペクトもしています。

Zomboy – Survivors Ft. MUST DIE!

この曲が出来上がったときSkrillex本人も「自分のアイデアを取り込んでくれたんだね!」と言ってくれたそうで、Skrillexもサウンドを変えずにミミックバージョンとして“All is fair in Love and Brostep”をリリースしました。

そういった経緯もあってSkrillexはこの曲のなかに「It’s fucking Zomboy」というサンプルを敢えて入れているとのことです。

Zomboyのオススメ曲

Zomboy – Like A Bitch

Zomboy – Like A Bitch

Zomboyの代表曲にして大人気曲がコチラ!

掛け声の「Stop acting like a bitch! Get your hands up! 」の部分は大合唱したくなりますね!

NYを拠点に活動するDJ、Kill The Noise(キル・ザ・ノイズ)によるリミックス・バージョンもあって、エレクトリックギターによるメロディがカッコイイです!

Zomboy – Like A Bitch (Kill The Noise Remix)

Zomboy – Lights Out

Zomboy – Lights Out

EP『Neon Grave』からのファーストシングルであるこの曲は、ポップなイントロから始まり度肝を抜かれますが、その後は安定のアグレッシブサウンドとなっています!

また「Going to the top!」というピッチを上げたヴォーカルサンプルがアクセントになっています!

テンポを変えつつ原曲の良さを活かしたアメリカ出身のDJ、Ghastly(ギャストリー)によるリミックスバージョンも聴いてみて下さい!

Zomboy – Lights Out (Ghastly Remix)

Zomboy – Nuclear (Hands Up)

Zomboy – Nuclear (Hands Up)

レゲエテイストも織り交ぜた新しいダブステップが生まれました!

ダブステップといえばバキバキに激しいものだと思う方もいるかもしれませんが、この曲は全体的にメロディアスでダブステップ初心者にも入りやすい1曲となっています!

Zomboy – Get With The Program Ft. O.V

Zomboy – Get With The Program Ft. O.V

ラッパーのO.Vをフィーチャリングしたナンバー。

ラップを大胆にフィーチャーしていますが、Zomboyのダブステップサウンドと見事にマッチしており、ドロップの縦横無尽なサウンドも爽快です!

ちなみにフィーチャーしているO.Vとはイギリスのヒップホップ/ダブステップグループ、Foreign Beggarsのメンバーのひとりなのですが、彼の声も良いですよね!

この曲はベルギー出身のDJ、Epticとイングランド出身のDJ、Trampaによるリミックスバージョンもあります!

Zomboy – Get With The Program Ft. O.V (Eptic & Trampa Remix)

Zomboy – Bad Intentions

Zomboy – Bad Intentions

ただ激しいだけでなくじっくり聴かせるメロディアスな部分も兼ね備えています!

そんなメロディアスな部分とは対照t気にドロップは疾走感のあるダブステップサウンドでこのギャップに盛り上がること間違いなしです!

Zomboy – Immunity

Zomboy – Immunity

ヴォーカルチョップを使用したメロディが美しいサウンドを創り出していますが、ドロップは彼らしいアグレッシブなサウンドで、こちらもそのギャップを楽しめます!

こういう美メロと組み合わせることよって、よりダブステップサウンドが際立ちますね!

Zomboy – Miles Away

Zomboy – Miles Away

Zomboyにしては珍しい女性ヴォーカルメインの非常にポップ寄りのサウンドで耳を疑った人もいるのではないでしょうか。

ダブステップ好きの人には物足りなさを感じるかもしれませんが、こういったZomboyの新たなスタイルも美しくかつド―プで面白いと思います!

Zomboy – Invaders

Zomboy – Invaders

出だしからパワフルで、ドロップはもちろんヘッドバンキングしたくなるほどエネルギッシュで、これぞZomboy!というべき1曲です!

この曲はSKisMプレゼンツによるコンピレーションアルバム『Black Label XXL』にも収録されています!

Skrillex – Ragga Bomb (Feat. Ragga Twins) [Skrillex & Zomboy Remix]

Skrillex – Ragga Bomb (Feat. Ragga Twins) [Skrillex & Zomboy Remix]

Skrillex(スクリレックス)のナンバーを後にSkrillex本人とともにリミックスを制作しました!

Skrillex×Zomboyという組み合わせの時点で反則です!

ダブステップシーンのレジェンドである2人が作り出したリミックスはまさかのトラップ、ムーンバートンサウンドで良い意味で裏切られました!

The Chainsmokers ft. Daya – Don’t Let Me Down (Zomboy Remix)

The Chainsmokers ft. Daya – Don’t Let Me Down (Zomboy Remix)

アメリカ出身のEDMデュオ、The Chainsmokers(ザ・チェーンスモーカーズ)のナンバーをリミックスしました。

まさかのThe Chainsmokersのしっとりナンバーのリミックスということで、どうアレンジしてくるのか見物でしたが、原曲のメロディを活かしつつドロップは遊び心に満ちたダブステップとなっています!

おわりに

いかがでしたか。

Zomboy(ゾンボーイ)がどんな人物か少しは分かっていただけましたでしょうか。

ハードコア/エレクトロから始まりダブステップへと移り変わり、“Miles Away”のような全く違ったサウンドにも挑戦したりと、この先彼のサウンドがどのような進化を遂げていくのかにも注目です!

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