今ノリに乗っているDJ / プロデューサーのひとり、Sigala(シガーラ)。
そろそろこのアーティストを紹介しないわけにはいかないでしょう!
もともと他のアーティストの楽曲プロデュースを2,3年くらいしていましたが、試しに作ってみた自分自身の曲が大ヒットし自分のために音楽を作ることを決め、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで出世しています。
では早速、Sigala(シガーラ)の紹介に参りたいと思います!
目次
- 1 Sigalaとは
- 2 “Easy Love”に世界中が絶賛!
- 3 「SigalaCarnival」の雰囲気が素敵!
- 4 Sigalaのオススメ曲
- 4.1 Sigala – Sweet Lovin’ Feat. Bryn Christopher
- 4.2 Craig David & Sigala – Ain’t Giving Up
- 4.3 Sigala – Give Me Your Love ft. John Newman, Nile Rodgers
- 4.4 Sigala – Say You Do ft. Imani Williams, DJ Fresh
- 4.5 Imani Williams – Don’t Need No Money ft. Sigala, Blonde
- 4.6 KATO, Sigala – Show You Love ft. Grace Tither
- 5 おわりに
Sigalaとは
Sigala(シガーラ)とは、本名Bruce Fielderというイギリス出身のDJ / プロデューサーのです。
1992年11月28日生まれの現在23歳と、これまた若き有能なアーティストのひとりですね!
ちなみにステージネームの「Sigala」は、祖母と子供を置いて逃げた祖父の苗字である「Sigala」からきているのですが響きがクールだという理由で採用したそうです。笑
Sigalaの音楽スタイルは、90年代のハウスミュージックやR&B、ガレージから多くのインスピレーションを受けていることもあって、軽快なピアノのサウンドをベースにモダンなダンスツイストを加えたといった感じでしょうか。
音楽好きの両親の影響もあり、8歳のときからピアノを習い10代の頃はジャズバンドやロックバンドとして活動するなど、幼い頃から音楽に興味を示したSigalaは、Reepham High School and University(リーパム・ハイ・スクール・アンド大学)に通い、commercial music(商業音楽)の学士号をとっています。
ピアノをしていたこともあってキーボードも得意だったSigalaは16,17歳のときにプロデュースにも興味を持ち始めます。
Norwich City College(ノリッチ・シティ大学)で音楽について勉強し卒業後はソングライターとして活動していましたが、なにか新しいワクワクするようなことを探していたとき、Pendulum(ペンデュラム)やSub Focus(サブ・フォーカス), Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム), Prodigy(プロディジー)といったDJの影響を受け、他人の楽曲のプロデュースやミキシングにシフト。
また世界的大ヒットを記録したイギリスのエレクトロニック・グループ、Clean Bandit(クリーン・バンディット)の“Rather Be”を聴いて昔主流だったハウスミュージックにピアノのサウンドを取り入れるスタイルが再度注目されていると気付き、自分の得意な分野であるピアノをサウンドに取り込むことにしました。
2015年の7月にイギリスのシンガーソングライター、Ella Eyre(エラ・エア)の“Good Times”はUK出身のEDMデュオ、Sigma(シグマ)と共同でプロデュースし、Sigmaのアルバム『Life』にも収録されています。
彼のデビューシングル“Easy Love”は、「Desperados」というテキーラ風ビールを6本パックを飲んで酔っ払ったときに思いついたアイデアだそうで、その頃お金を稼ぐため他のアーティストたちの曲のプロデュースをたくさん請け負っていましたが、正直精神的にも疲れており自分のために自分の好きな音楽を作りたい!と思い、日曜の夕方に遊び半分で作って出来上がったというのだから驚きです!笑
この“Easy Love”の成功をきっかけに、今までメインだった他のアーティストの楽曲プロデュースから誰から何も言われず何の制約もない自分の曲のプロデュースへと変わっていきました。
その後、現在(2016.10.5)に至るまで4枚のシングルをリリースしていますが、いずれも大ヒットかつMTVはじめ各メディアも大絶賛!
普段はイギリスのクラブやイベントを中心に活躍しており、先日行われた自身初のUKツアーでは3公演全てのチケットがソールドアウト。
すでにUltimate Music Experience(アルティメット・ミュージック・エクスペリエンス)やCreamfields(クリームフィールド), Tomorrowland(トゥモローランド)への出演も果たしており、今後ますます世界での活躍が期待されます!
以前Craig David(クレイグ・デイヴィッド)やFelix Jaehn(フェリックス・イエン), Galantis(ギャランティス)にも仕事でアプローチをかけていると語っており、先日Craig Davidとのコラボが発表されたので残りのコラボ曲も実現するのが楽しみです!
今年2016年のTomorrowland(トゥモローランド)のときのSigalaのフルセットを載せておきますので、どんなプレイをしているかチェックしてみて下さい!
“Easy Love”に世界中が絶賛!
2015年の9月に出したデビュー・シングル“Easy Love”でいきなりその名を世界に知らしめたSigala。
この曲は聴いて分かる通り、アメリカの人気音楽グループ、Jackson 5(ジャクソン 5)の名曲中の名曲“ABC”をサンプリングしています!
曲を発表してすぐにイギリスの大手レコード会社「Ministry of Sound」に取り上げられ、イギリスのシングルチャートではリリースした初週は71位でしたが、その翌週には1位に急上昇し、現在YouTubeでは再生回数1億1300万回以上というモンスタートラックなのです!
PVは2人のキッズがロサンゼルスの街で出会った少年グループたちとダンスバトルをするというストーリー。
この主役の2人はフィリピン系カナダ人の男女ダンスデュオ、Lucky Aces(ラッキー・エースズ)で、アメリカのトークショー番組「The Ellen DeGeneres Show」に出演したときの素晴らしいパフォーマンスが、プロデューサー/監督のCraig Moore(クレイグ・ムーア)の目に留まりPVの抜擢されました。
※Craig Mooreは後でオススメ曲でも紹介する“Sweet Lovin'”, “Give Me Your Love”, “Say You Do”のPVも手掛けるほどSigalaから信頼を置かれており、毎回2人でPVの案を構想するそうです。
Sigalaの軽やかなサウンドと躍動感とキレのあるダンスがとても合っていて、見ていて気持ちが良いです!
ちなみにThe Jackson 5のメンバーのひとり、Tito Jacksonが同じビルで仕事をしていたこともあって、この曲をリリース前に聴いてもらったところ、すごく気に入ってくれ彼のショーにも招待してくれたそうですよ。
「SigalaCarnival」の雰囲気が素敵!
Sigalaのライブは1人でなくクルーで参加することも多く、ヴォーカリストやダンサー、エレキギターや打楽器の生演奏もあり、本人もキーボードを弾いたりとまるでカーニバルさながらの陽気な雰囲気!
https://www.youtube.com/watch?v=AD65ym0GcIM
昔、ジャズバンドやロックバンドをしていた影響からでしょうか。
そのため自分のライブのことを「SigalaCarnival(シガーラカーニバル)」と呼んでおり、SNSでも「#SigalaCarnival」でハッシュタグを付けています。
“Say You Do”や“Don’t Need No Money”でコラボしている女性シンガーのImani Williamsやイギリス出身のシンガーソングライター、John Newmanなどもクルーとして参加することも多く、ライブで生歌が聴けるのもファンにとっては嬉しいですよね!
なによりみんなでひとつのものを作ろうという団結力を感じられて素敵です!
Sigalaのオススメ曲
Sigala – Sweet Lovin’ Feat. Bryn Christopher
イギリス出身オシンガー、Bryn Christopher(ブライン・クロストファー)をフィーチャリングしたナンバー。
“Easy Love”の次に出したシングルなのですが、イギリスのシングルチャートで3位とこれまた大ヒットを記録しました!
軽やかなピアノのサウンドを使用しつつエネルギッシュさもあり、Bryn Christopherのソウルフルかつ心地よいヴォーカルも素敵なトロピカル・ハウスとなっています!
PVのスケートの案はプロデューサー/監督のCraig Mooreが、スモークはSigalaが考えてお互いのイメージを合体させたものとなっています。
Craig David & Sigala – Ain’t Giving Up
イギリス出身の人気歌手、Craig David(クレイグ・デイヴィッド)とのコラボ・ナンバー。
SigalaらしいピアノがメインのリズミカルなサウンドにCraig Davidのヴォーカルという組み合わせがハズさないわけがありません!
Craig Davidはここ最近、Diplo(ディプロ)率いる音楽ユニット、Major Lazer(メジャー・レイザー)らとの“Who Am I”やオランダ出身のDJ、Hardwell(ハードウェル)との“No Holding Back”とEDMを取り込んだ楽曲に参入してきましたが、今後もこの流れが続きそうですね!
Sigala – Give Me Your Love ft. John Newman, Nile Rodgers
イギリス出身のシンガーソングライター、John Newman(ジョン・ニューマン)とアメリカ出身のギタリスト、Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)をフィーチャーしたナンバー。
John Newmanのソウルフルかつエモーショナルなヴォーカル、John Newmanのカッティングによる細かく飛び跳ねるサウンド、そしてSigalaのピアノサウンドというそれぞれの個性が最大限に引き出された1曲に仕上がっています!
出だしおよびドロップ部分でも使用されている「Your Love Love Your Love(ユラーラーユラ)~」というエフェクトのかかったヴォーカルサンプルが好きです!笑
Sigala
価格: 250円
posted with sticky on 2016.10.5
Sigala – Say You Do ft. Imani Williams, DJ Fresh
女性シンガーのImani Williams(イマーニ・ウィリアムス)とイギリス出身のDJ Freshをフィーチャーしたナンバー。
出だしからしてリトルマーメイドばりのマリンチックなドラムンベースとなっています!
この曲は、1995年にMariah Carey(マライア・キャリー)が出した“Always Be My Baby”と1972年にリリースされたLyn Collins(リン・コリンズ)の“Think (About It)”の一部をサンプリングしているそうですよ!
ちなみにイギリスのシングルチャートで5位を記録しました!
Imani Williams – Don’t Need No Money ft. Sigala, Blonde
上の“Say You Do”で共演したImani Williamsのデビューシングルですが、プロデューサーとしてSigalaの名前もイギリス出身のEDMデュオ、Blonde(ブロンド)とともにクレジットされています!
名前が表記されてなかったとしても、曲を聴けば一発でSigalaと分かるほどSigalaは独自のサウンドを築き上げていますね!
Imani WilliamsとSigalaはコラボした2曲でその相性の良さを証明しているので今後もタッグを組んで曲を出してきそうな気がします!
KATO, Sigala – Show You Love ft. Grace Tither
https://www.youtube.com/watch?v=hU3e2_hTSS8
DJ / プロデューサーのKATOとのコラボで、イギリス出身のシンガーソングライター、Grace Tither(グレイス・タァィザー)をフィーチャーしたナンバー。
どうでもいいですが、YouTubeでなんで「Show You Love」というタイトルなのに「Shoke you love」という風に歌っているのかヒモンのコメントが多くて笑いました。
確かにそのようにしか聞こえませんね。笑
おわりに
いかがでしたか。
Sigala(シガーラ)のサウンドもまた他のDJ プロデューサーにはないユニークさがありますよね。
日本でもSigala(シガーラ)の知名度が徐々に高まってきている今日この頃、そろそろ来日して欲しいところです!
Sigala(シガーラ)の初来日が決まったら、MNNでもすぐに情報をアップしたいと思います!
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