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Armin Van Buurenも絶賛!サイトランスシーンの人気デュオ、Vini Vici(ビニビシ)がageHaに出演決定!

Armin Van Buurenも絶賛!サイトランスシーンの人気デュオ、Vini Vici(ビニビシ)がageHaに出演決定!

サイケデリックトランスシーンはじめ、色んなシーンで注目を集めているデュオ、Vini Vici(ビニビシ)

2017年1月の時点ですでに今年の80%ブッキングが埋まっている状態と超売れっ子な彼らが、7月8日(土)ageHaに出演することが決まりました!

というわけでイベントの予習としてVini Vici(ビニビシ)について紹介したいと思います!

Vini Viciとは

Vini Vici(ビニビシ)とは、Aviram Saharai(アビラム)とMatan Kadosh(マタン)からなるデュオです。

オールドスクールなサイケデリックトランスにプログレッシブなタッチを加えた曲が魅力で、自身のサウンドを多くのオーディエンスに届けることをコンセプトにしています!

DJ/プロデュースを始める前からずっとサイケトランスやプログレッシブトランス、フルオンといった音楽が好きだったという2人は、特にプログレッシブトランスに影響をかなり受け、そのサウンドをベースに自分たちのユニークなバイブスを組み合わせてVini Viciの音が誕生したのです。

サイトランスシーンではGMS, Infected Mushroom, Simon Posfordといったアーティストに影響を受けたそうですが、Daft Punk, Prodigy, Chemical Brothers, Bob Marley, Fatboy Slimなど色んなジャンルの音楽からもインスパイアを受けたとのこと。

かれこれ15年以上にも渡ってエレクトロニックミュージックシーンで活躍しており、Beatportなどで数々のヒット曲を飛ばしてきました!

実はVini Viciを組む前から2人はサイケデリックトランスシーンで有名なイスラエル出身のトリオ、「Sesto Sento(セストセント)」のメンバーとして活動していたのです。

Sesto Sentoについては下で詳しくお話しますが、このSesto SentoのメンバーであったAviram SaharaiとMatan Kadoshによる新しいプロジェクトが「Vini Vici」で、またAviram SaharaiはSesto SentoのメンバーのひとりであるItai Spectorとともにサイケトランスデュオ「Ferbi boys」を、Matan Kadoshは「Gataka」名義でソロプロジェクトをしていました。

Ferbi Boys – Electrify
Gataka – In My Mind

Sesto Sentoとして世界中で活躍する傍ら、それぞれのプロジェクトでもアルバムやコンピレーションを複数枚リリースしており、現在もSesto SentoとVini Viciを並行して活動するなど音楽にかける情熱がハンパないです!


Vini Viciは2013年に北欧を拠点に展開するプログレッシブトランスの名門レーベル、Iboga Recordsからファーストシングル“Trust In Trance”をリリース。

Vini Vici – Trust In Trance

彼らの目標はクラシックなプログレッシブスタイルと未来派のプログレッシブを融合させることで、そんな意味も込めて2015年に出したデビューアルバムのタイトルを『Future Classics』としています。

Vini Vici – Future Classics [Full Album] ᴴᴰ

 

自分たちのフィーリングを音楽で表現することに努めており、“Key to the universe”“Come together”, “The Innner light”などのようにスピリチュアルなタイトルにこだわっているそうです。

Vini Viciはプロジェクトをスタートしてすぐに話題となり、2014年にはBeatportの人気アーティストTOP100「PsyTrance」部門で3位にランクイン!

またDJ Magの人気ランキングTop100で、2005年から2016年まで2015年を除いた11年ランクインしたイスラエル出身の人気サイケデリックトランスユニット、Infected Mushroom(インフェクテッド・マッシュルーム)も彼らを勢いのあるサイトランスアーティストとして挙げたほか、ダッチトランスを代表する人気DJ、Armin Van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)やAly & Fila(アリー&フィラ)といったトランスシーンの大御所たちからもサポートされました!

そして2015年には後の大ヒット曲となる“The Tribe”をリリース。

Vini Vici – The Tribe ᴴᴰ

2016年のUltra Music FestivalではArmin Van Buurenがラストナンバーとしてかけたこの“The Tribe”は、欲していた音の素材を全て集約してタイトルの通り、自分たちの持つトライブ -レイヴ・幸福・ダンスなど- を表現したことで共感を得たことがヒットに繋がったと語っています。

2016年にはフランスの人力トランスバンド、Hilight Tribe(ハイライト・トライブ)の“Free Tibet”をリミックスすると、こちらもMaRLo, Seven Lions, Carnage, Timmy Trumpet, KSHMRなどジャンルを超えて多くのDJたちからもサポートされました!

Hilight Tribe – Free Tibet (Vini Vici Remix)

2016年Spotifyで最も再生されたこの曲はArmin Van BuurenがTomorrowlandでもプレイしたのですが、恐らくこの曲がTomorrowlandのメインステージで初めてプレイされたサイトランストラックなのではないでしょうか!

最近では絶大なサポートをしてくれたArmin van Buurenと“Great Spirit”でのコラボを実現させ、各シーンで注目を集めました!

Armin van Buuren vs Vini Vici feat. Hilight Tribe – Great Spirit (Extended Mix)

 

Beatportで2015年と2016年最も売り上げが高かったサイトランスアーティストにもなり、Ultra Music FestivalやA State Of Trance, Transmission, Tomorrowland, EDC, Sunburn Festivalなど毎年220以上ものショーをこなしているVini Vici。

今年2017年のUltra Music Festivalにももちろん出演し、Armin Van Buurenがホストを務めるASOT(A State Of Trance)ステージにて多くの観客を沸かせました!

Vini Vici @ Ultra Music Festival Miami 2017 | Official Video

 

彼らは15歳のときから活動をはじめ、Sesta Senta、Vini Viciと15年以上も一緒にいるのですが、ここまで長くやっていける秘訣は、お互いエゴのレベルをゼロにすることだそうで、彼らのガールフレンドや妻からは自分たちはまるで2番目の妻のようだと言われるような親密な関係だそうです。笑

Sesto Sentoの活動も続行!

上で少しお話したようにAviram SaharaiとMatan Kadoshの2人はVini Viciと並行して、現在も「Sesto Sento」としてもバリバリ活動しています。

2人ともイスラエルの北部地区にあるアフラという小さな町の出身で、Matan Kadoshは1983年生まれで、Aviram Saharaiは1985年生まれと学年は違いますが同じ学校の生徒でした。

Aviram Saharaiは13、14歳の頃からプロのDJ/プロデューサーになりたいと思い始め、一方Matan Kadoshはすでにイスラエルで行われる小さなパーティーですでにDJをしていました。

ちなみにSesto SentoのもうひとりのメンバーであるItai Spectorは10代の頃からヒップホップやブレイクビーツを作っていましたが、同級生だったAviram Saharaiに出会ってトランスを作るようになったそうです。

そんなサイトランスという共通の趣味が3人の絆を強め、今(2017年)から15年前に「Sesto Sento」を結成しました。

2000年初期から活動をスタートしたSesto Sentoは、初のトラック“Soap Bubbles”でデビュー。

Sesto Sento – Soap Bubbles

 

2002年に『The Inner Light』、2003年に『The Year 83 EP / After Dark』『The Bright Side』、2005年にリミックスアルバム『The Remixer』、2006年に『Come Together』をイスラエルのレーベル、Com.pact Recordsからリリースし、2008年には同じくCom.pact Recordsから『Key To The Universe』を発表。

2010年には『What Are You Waiting For?』、2011年に『ET Phone』、2012年に『P.L.U.R』『Eleven Years of Music』、2015年には『Science Art Wonder』とプロデュースとツアーを両立。

そんな忙しいスケジュールの中、2010年、2013年、2014年、2015年と過去に幾度と来日もしています!

『B.P.M.』シリーズや『Afula On』シリーズ、『Journey Through Time』『P.L.U.R』のリミックス集などコンピレーションだけでも100曲以上発表するなどとにかく仕事熱心で、『Come Together』はあらゆるメディアで大絶賛されゴールドディスクも獲っています!

しかしメンバーだったItai Spectorが、宗教活動に熱心になってグループを抜けたことをきっかけに、新しいコンセプトとサウンドのプロジェクトを始めようと考え「Sesto Sento」を結成した15年後に「Vini Vic」プロジェクトをスタートさせたのです。

そのためVini ViciとSesto Sentoどっちのツアーやイベントにも参加するなどとにかく多忙なスケジュールをこなしており、その合間を見つけて空港やホテル飛行機の中などで新しい音楽を作っているとのこと。

スケジュールが過密なためVini Viciのツアーにはどっちか1人だけの参加ということも結構あります。

しかし自分たちのことを「仕事中毒者」と語るほど2人は音楽を心の底から愛しているので全く苦ではないそうです。

活動スタートして短い期間で成功を手にしたVini Viciですが、これは偶然ではなくその裏には想像を絶するほどのハードワークと音楽に賭ける情熱があったからこそなのです。

自分たちだけのサウンド、オリジナリティを見つけてひたすら作業に打ち込むのは当然で、サイトランスにおいて特に重要なのが「自分たちがオーディエンスに伝えたいメッセージは一体何なのか」をきちんと理解すること。

彼らの曲はその明確なメッセージを宿しているため、私たちの心にダイレクトに伝わってくるのです!

KSHMRとのコラボ曲を制作中!?

Sesto SentoだけでなくVini Viciとしても活動するようになって徐々にEDMシーンでもその名が有名になってきました。

Armin Van BuurenとのコラボはEDMシーンでも話題になりましたが、次はなんとKSHMR(カシミア)とコラボすることが判明!

KSHMRが今月、自身のTwitterでVini Viciとのコラボを制作していることを明かしました。

過去に色んなDJのゴーストプロデューサーをしており、現在はTiestoやHardwellなどともコラボする人気敏腕プロデュサーであるKSHMR本人が、「今まで一度も作ったことのない全く違ったスタイルの曲になる!」と語っています。

まだリリース日など詳細は明かされていませんが、Vini ViciのサイケトランスとKSHMRのインディアン要素を含んだビッグルームがどのような化学反応を起こすのか非常に楽しみです!

Vini Viciはジャンル関係なく色んなアーティストとコラボして過去に存在しない斬新な曲でみんなを驚かしたいと語っているので、今後のコラボにも期待です!

Hilight Tribeの「Temple of light」リリースパーティーに出演決定!

Vini Viciは2016年に千葉の幕張海浜公園で開催された野外トランス&テクノの祭典「Solstice Music Festivel(SMF)」に出演しましたが、今年2017年も来日してくれます!

7月8日(土)にageHaで行われるフランスの人気6人組力トランスバンド、Hilight Tribe(ハイライト・トライブ) のニューアルバム『Temple of light』のリリースパーティーに、Vini Viciの参戦も決定しました!

Vini ViciとHilight Tribeは“Free Tibet”のリミックスやArmin van Buurenとコラボした“Great Spirit”でも共演し、その相性の良さを証明しています。

そんな2組による夢の共演がageHaで実現ということで、すでにSNSを中心に盛り上がっています!

当日はARENAの国内勢やサブフロアもFunky GongやCylon, YAMATO & G.T., Liquid Drop GrooveのYuta, Dani Savant, Hanabiなど鉄板のラインナップとなっており、これ以上にない最高なダンス空間を体験できることでしょう。

前回Vini Viciが日本でパフォーマンスしたときは、ハイになり過ぎた観客がステージに上がってDJブース内にダイビングし「I’m happy」「I’m a DJ」と叫ぶ事案が起きましたが、今回はどんなにテンションが上がってもブースには飛び込まないように注意して下さいね!笑

>>特設サイト
http://danceontheplanet.net/paradise/
>>Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/1786689734905029/

【アルバム『Temple of light』の概要】
発売日 : 2017/04/12
フォーマット : CD / 構成数 : 1 / 製造国 : 国内
レーベル : WAKYO RECORDS
規格品番 : FBAC-018 / パッケージ仕様 : デジパック


【DANCE ON THE PLANET】

ADMISSIONDOOR : ¥4,000
早割 : ¥2,800

ADV (優先入場/FAST LINE)
EARLY BIRD / 早割:¥2,800
iFLYER [ご購入はこちらから/Ticket Available]​
clubberia [ご購入はこちらから/Ticket Available]​

VIP Table
ask : reserve@ageha.com

公式サイト:http://www.ageha.com/schedule/event/?id=282355

※今回、Matan Kadoshの妻の出産時期が重なっているため、Aviram Saharaiのみの出演となります。

Vini Viciのオススメ曲

Armin van Buuren vs Vini Vici feat. Hilight Tribe – Great Spirit

Armin van Buuren vs Vini Vici feat. Hilight Tribe – Great Spirit (Extended Mix)

オランダ出身のDJ、Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)とのコラボで、Hilight Tribe(ハイライト・トライブ)をフィーチャリングしたナンバー。

強烈なベースラインとスリリングなメロディが特徴的な曲となっており、掛け声の部分なんかは聴いたことがあるのではないでしょうか。

メロディアスなパートとのギャップも素晴らしいです!

Vini Vici – The Tribe

Vini Vici – The Tribe ᴴᴰ

上ですでに説明しましたが、大ヒットした彼らの代表曲のひとつで、頭の中のイメージをピュアに表したそうで、彼らの持つサイケデリックトランスのバイブスを全身で感じることができます!

掛け声がアクセントになっており、そのほか細部まで作り込まれたサウンドには脱帽です!

Vini Vici – Expender

Vini Vici – Expender

こちらもBeatportのチャートで1位を獲得した彼らの人気曲のひとつ!

タイトルの通り、奥行きのあるサウンドが魅力的で、Armin van Buurenはじめ多くのDJに色んな場所でかけられたことで話題になりました!

Liquid Soul & Vini Vici – Universe Inside Me

Liquid Soul & Vini Vici – Universe Inside Me

スイス出身のDJ、Liquid Soul(リキッド・ソウル)とのコラボ・ナンバー。

全体的にピュアなプログレッシブサウンドに覆われていますが、パートごとに女性ヴォーカルが入ってきたりベースが強くなったりとスタイルも変わっていき宇宙のような壮大感すら感じさせてくれます!

Vini Vici & Tristan & Avalon – Colors

Vini Vici & Tristan & Avalon – Colors

UK出身のDJ、Tristan(トリスタン)と同じくUK出身のDJ、Avalon(アヴァロン)とのコラボ・ナンバー。

Avalonの異端なスタイルとTristanの純粋なサイケデリア感、そしてVini Viciのプログレッシブなタッチとそれぞれのカラーがサウンドに滲み出ています!

聴けば聴くほどに深みにはまっていく、そんな奥深い1曲です!

Vini Vici vs Pixel – Anything & Everything

Vini Vici vs Pixel – Anything & Everything

イスラエル出身のDJ、Pixel(ピクセル)とのコラボ・ナンバー。

中盤で入ってくる「Take an astonishing voyage to a place where our world ends and another begins! Step into another dimension and experience what you have never seen before! Be prepared for anything & everything!」というリリックもサウンドの持つ世界観にピッタリです!

本人たちのお気に入りの曲のひとつでもあり、こちらも世界中でプレイされました!

Vini Vici – Namaste

Vini Vici – Namaste

「ナマステ」というタイトルから予想できる通り、インドテイストを加えたエスニックなサウンドとなっています!

「artman(意識の最も深い内側にある個の根源)」といったインドの言葉はじめ、サウンドだけでなくリリックにもこだわています!

Vini Vici – Alteza

Vini Vici – Alteza

Beatportのトップ10にも入ったダークなルーツを漂わせたパワフルなサウンドが特徴的な1曲!

バックで鳴り響く合唱のようなヴォーカルサンプルが独特のムードを生み出しています!

Vini Vici – Veni Vidi Vici

Vini Vici – Veni Vidi Vici

初っ端からサイレンのような不気味な音から入り、普段の曲に比べてよりハードなスタイルを見せてくれます!

全体的に勢いのあるサウンドで、ところどころアブノーマルな音が入ってきたりと斬新な1曲でもあります!

タイトルの「Veni Vidi Vici」は古典ラテン語で「来た、見た、勝った」という意味で、

共和政ローマの将軍・政治家のガイウス・ユリウス・カエサルが、紀元前47年のゼラの戦いの勝利を、ローマにいるガイウス・マティウスに知らせた言葉。

wikipediaより

だそうです!彼らのステージネームもこの言葉から取っているのかもしれません!

Ticon – Hops of Hades (Vini Vici Remix)

Ticon – Hops of Hades (Vini Vici Remix)

スウェーデン出身のデュオ、Ticonのナンバーをリミックスしています。

非常にピュアなプログレッシブトランスとなっており、同時に力強いグルーヴも感じます!

Hilight Tribe – Free Tibet (Vini Vici Remix)

Hilight Tribe – Free Tibet (Vini Vici Remix)

Hilight Tribe(ハイライト・トライブ)のナンバーをリミックスした、彼らの大人気曲のひとつ!

この曲はBeatportのメインチャートで2位を獲得したの人気曲なのですが、Beatportのメインチャートでサイトランスの曲がトップ10入りを果たしたのは、なんとこの曲が初めてなのです!

そんな快挙を成し遂げたこの曲を、もしかしたらageHaで生で聴けるかもしれませんね!

おわりに

いかがでしたか。

Vini Vici(ビニビシ)については少しは分かっていただけたでしょうか。

自分たちの音楽で世界中の人々をひとつに繋げることができると信じる彼らの音楽を生で聴いて是非彼らのバイブスに酔いしれて下さい!

欲を言うならば、7月8日(土)のageHaのイベントでKSHMRとのコラボ曲を聴かせて欲しいですね!!

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