スウェーデン出身のプロアイスホッケー選手、Anton Forsbergをご存知でしょうか。
彼はアメリカのプロアイスホッケーリーグであるナショナルホッケーリーグ(NHL)」において、「シカゴ・ブラックホークス(Chicago Blackhawks)」のゴールキーパーとして大活躍しています。
Anton Forsbergは昔から同郷であるAviciiの大ファンであり、今年4月にこの世を去ったAviciiことTim Berglingに敬意を表して自分のヘルメットにモノクロでAviciiの肖像画を入れました。
このデザインはヘルメット専用のペイントデザインナーであるスウェーデン人のDavid Gunnarssonが手掛けたもので、Anton Forsberg自らAviciiの両親であるKlas BerglingとAnki Lidenに息子の肖像画を自分のヘルメットに使用していいか許可をもらいに行ったそうです。
David GunnarssonもまたAviciiの大ファンであり、Aviciiや彼の家族のためにこのような素敵なデザインを手掛けられることを光栄に思うと伝えています。
ヘルメットにはAviciiの肖像画のほか、Blackhawksのロゴと背番号の「31」の数字、そしてAnton Forsbergのペットである柴犬のBaxterのイラストも描かれています。
Anton Forsbergは直接会ったことはないものの、いつもAviciiの音楽を聴いて育ってきたほど大好きなため、ヘルメットにAviciiの肖像画を入れることに何のためらいはないと胸を張って発言。
またAviciiのドキュメンタリー映画『Avicii: True Stories』も見たそうですが、作中でも一緒に仕事する仲間や自身のことを知っている人には心を全て打ち明けると語っていたのに、それでも彼が本当に必要な助けとならずこのような事態となってしまったことに非常に心を痛めたと語りました。
作品の中でアヴィーチーは「一緒に仕事をする人や僕のことを知っている人には、隠さずに打ち明けているんだ。僕が不安を抱え、頑張っていることをみんな知っている。だから周りからもっとライブをやるように圧力をかけられるとは思っていなかったんだ」と語っている。「みんな僕の体調が悪いのを見てきた。でも僕がライブをやめたいと言ったときにはみんなが反対した。『もうプレイはできない。僕は死んでしまう』ってみんなに言ったんだ。何度も何度もね。だから僕はもっとライブをやるべきだなんて意見は聞きたくない」。
Chicago Blackhawksは現地時間で9月20日(木)の19時30分からデトロイト・レッドウィングス(Detroit Red Wings)と対戦しますが、この試合で初めてAnton Forsbergのヘルメットを拝むことができます。
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