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DancefairにてMartin Garrixのレーベル「STMPD RCRDS」によるワークショップイベントが開催!

DancefairにてMartin Garrixのレーベル「STMPD RCRDS」によるワークショップイベントが開催!

2019年3月16日(土)・17日(日)にMartin Garrixのレーベル、STMPD RCRDSによるワークショップイベント「STMPD RCRDS LAND」が開催されました。

オランダ・ユトレヒトで2012年から開催されている「Dancefair」に今回STMPD RCRDSが初めてブースを出したのですが、この「Dancefair」とは何なのか、STMPD RCRDSを例にどのようなワークショップが開催されているのか簡単にまとめてみました。

Dancefairとは

オランダでは「Amsterdam Dance Event」と並んで「Dancefair」というDJ/音楽プロデューサーを目指している人たちや音楽業界の専門家向けに色んなレコード会社やソフトウェア/機材メーカー会社が集まった世界最大のワークショップ/教育ダンスイベントも有名です。

この「Dancefair」では人気DJ/プロデューサーたちによるマスタークラスや受講者参加型のリミックスコンテスト、アーティストのブランディングやミキシング、マスタリング、DJのテクニックに関する講演、Q&Aといった幾つものプラグラムが用意されており、ADEに比べてデモドロップも多いため音楽プロデューサーを目指している人にとっては自分のデモを直接レーベルやアーティストたちからフィードバックをもらえる貴重な機会ともなっています。

今回ははSpinnin’ RecordsやSTMPD RCRDS, KLASH Records, Run The Trap, Hardstyle.com, Pioneer DJ, Ableton, FOCAL, ADAM Audioなど数十社以上のレーベルと100以上ものアーティストやブランドが参加。(2019年に参加した企業一覧や及び全プログラムの確認はこちらから)

Dancefair 2019 Trailer

 

STMPD RCRDSではTodd HelderやSeth Hillsによるマスタークラス、EauxmarやLoopers,  CMC$によるスタジオセッション、Bart B MoreやTV Noise, Julian Jordanによる講演、さらにはMartin Garrix本人まで登場し、Q&Aなどが行われました。

1. リミックスコンテスト

今までSTMPD RCRDSからリリースされた曲の中から1曲お題が出され、制限時間内に参加者各々がその場で自分のリミックスを作って提出し、最後に最優秀作品が選ばれるというもの。

注意点:

  • 1つのコンテストにつき参加者は30人
  • フル充電したDAWが入ったノートパソコンと充電器、ヘッドフォンを持参すること
  • 10時30分にコンテストへの申し込み登録スタート
  • 開始とともにデータが入ったUSBメモリーを渡すので、1時間30分の制限時間内にリミックスを制作すること
  • 制限時間内に「CONTEST (Original Artist – Song Title (Remixer Artist Name)」というタイトルで、demo.stmpdrcrds.com 宛てにリミックスを提出すること
  • それぞれのコンテスト優勝者には、STMPD RCRDSのグッズをプレゼント

2. プロフィールの作り方

アーティストにとって大事なのは音楽だけでなく、いかに多くの人々にリーチできるかも重要。ここではアーティストとしてキャリアをスタートするにあたって、どれだけちゃんとしたプロフィールを作成することが重要かについて講演されました。どうやったら自分の音楽を見つけてもらえるか、どうすればアーティストとして目立ち、自分自身のアイデンティティを確立することができるか、またどのようにソーシャルメディアを使うことで効果を増幅することができるかについても学ぶことができます。

3. 曲のリリースについて

アーティストのキャリアにおいて次のステップはマネジメント会社やレーベルと一緒に働くこと。ここではアーティストのマネージャーやレーベルマネージャーによる新しいアーティストの見つけ方やアーティストに何を求めているか、またパートナーシップ等について講演されました。

4. ブッキングについて

DJ/音楽プロデューサーにおいてブッキングは最も重要なパートのひとつ。ここではフェスやブッキング会社のエージェントを数名招き、アーティストの選定方法等について講演されたようです。

5. ツアーについて

DJ/音楽プロデューサーは頻繁にツアーを行ってます。ここではJulian Jordanをゲストに迎え、ツアーマネージャーによるツアー中の日常業務やアーティストとツアーマネージャーがどのように一緒に働いているか等について講演されました。

6. デモとフィードバック

自分の曲をSTMPDのチームやスペシャルゲストのアーティストなどに聴いてもらい、その場で直接フィードバックをもらうことができるというもの。

注意点:

3月13日(水)から曲を提出することができますが、以下の項目を満たした者のデモのみ受け付けます。

  1. 当日までにタイトルのはじめに「DEMOLITION」と付けて、demo.stmpdrcrds.com 宛てに曲を提出すること
  2. 3月16日(土)の10時30分からSTMPD RCRDS Landにて申し込み登録がスタート(先着順)
  3. デモセッション中にモデレーターが曲を提出した参加者の中から幾つか曲を選定します

7. Todd Helderによるマスタークラス

このマスタークラスではTodd Helderによる音楽のプロデュースに関する一連の流れや秘訣とコツ、サウンドの構築について学ぶことができました。

Todd Helder – Deeper

 

8. Seth Hillsによるマスタークラス

このマスタークラスではSeth Hillsによる音楽のプロデュースに関する一連の流れや秘訣とコツ、サウンドの構築を学ぶことができました。

Julian Jordan & Seth Hills – Backfire

 

9. EAUXMARによるスタジオセッション

EauxmarはDAWで新しい曲を作る際、はじめは具体的な計画を立てず、いつも自分が好きなサウンドにインスパイアされるとのこと。ヴォーカルやループなどをランダムにオーディオエフェクトラックに送ることでインスピレーションが沸いてくるそうで、STMPDからリリースした“Blame”もこのようにして生まれたそうです。ここでは“Blame”のサウンド構造を解析したり、Eauxmarがグルーヴやバイブスをどのように思い付くのか等を説明しました。

EAUXMAR – Blame

 

またEauxmarは2年前までDancefairにオーディエンスのひとりとして参加していましたが、18歳という若さでSTMPD RCRDSと契約し、今ではこのDancefairの舞台でマスタークラスを開くまでになったので、プロデューサーを目指す人たちに自分を信じ続けるよう勇気付けました!

EAUXMAR – Overrated

 

10. Bart B Moreによるインスピレーションを曲に落とし込む方法を解説

Bart B MoreがInstagramのスーパーズーム(ストーリーの機能)にインスパイアされて曲を作ったことがあるというように、インスピレーションというのは色んなところから沸いてくるもの。ここではBart B Moreがどのように毎回アイデアやインスピレーションが生まれ、それを曲に反映させているのか紹介しました。

Bart B More – Who U Gonna Call

 

11. Loopersによるスタジオセッション

Loopersもまた音楽のプロデュースに関する一連の流れや秘訣とコツを紹介してくれました。

LOOPERS – I’m Odd (Official Video)

 

12. Martin GarrixによるQ&Aコーナー

世界を席巻し、エレクトロニックミュージックシーンのトップに君臨してるMartin Garrix。ここではMartijnや彼のプロフェッショナルなチームの舞台裏や、常に革新的なものを生み出し続け、シーンの最前線に立ち続けられる理由について迫りました。

Martin Garrixはこの場でも4月か5月にシンガーとラッパーをフィーチャーしたBPM114の新曲をリリースする予定だと話したそうです!

13. CMC$によるスタジオセッション

CMC$はドラムやヴォーカル、メロディのアレンジを中心に音楽のプロデュースに関する一連の流れ等を紹介してくれました。

CMC$ & GRX – X’s feat. Icona Pop (Official Video)

 

ほかにもSpinnin’ RecordsではMestoやMike Williams, Mr Belt & Wezol, Alpharock, Mike MagoといったSpinnin’のアーティストによるマスタークラス「Spinnin’ Academy」やSpinnin’のA&Rチームやアーティストたちから曲のフィードバックをもらえるデモドロップなどが開催されたりと、どれも魅力的なプログラムばかりとなっています。

今年のDancefairではSTMPD RCRDSやSpinnin’ Records, Hardstyle.com, 50:HERTZ, Run The Trap, KLASH Recordsが大きな会議室で大々的にデモドロップを開催したほか、BMKLTSCH RCRDS, Brutal Force Records, Compulsive Movement Records, Consistent Records, Diepgraven Records, FIRST IMPRESSION, Flamingo Recordings, Gabberhead Records, Gearbox Digital, IN CONTROL RECORDINGS, LOCA RECORDINGS, NOXU Deep, NOXU Recordings, PLEK Music, Quartzo Records, Redesign Records, Spoontech Records, STREAMIN MUSICなどのレーベルもデモの一般受付を行ったり、2-DutchやRevealed Recordings, Armada Music, Heldeep Records, Future House Music, NCS, Ace Face Recordsなどのレーベルもブースを出したりと50以上ものレーベルと交流する機会が設けられていました。

このDancefairのデモドロップで毎年何人ものアップカミングアーティストが発掘されています。

1レーベルにつき最大2曲まで(長いイントロはスキップし、自信のある部分やフックがすぐくるショートエディットを推奨)という縛りはありますが、レーベル側がヘッドフォンを持っているのでノートパソコン、携帯電話、タブレットなどどんな媒体からでも自分の曲を聴いてもらうことができ、そこでレーベルの人間が気に入ってくれたら、その場で連絡先の交換を行うことも多々あるとのこと。

そのときに興味を持ってくれたレーベルが他の曲も聴きたいとなる場合があるので、自分が作った曲を入れたUSBも持ち歩くことや大手レーベルのみにこだわらず、とにかく自分の曲のイメージに合うレーベルに色々あたってみることも推奨されています。

このようにアーティストやあらゆる音楽業界の人間の話を聞けるだけでなく、自分の曲を直接聴いてもらいフィードバックをもらえる貴重な機会はなかなかないので、本気でプロデューサーを目指している人たちはぜひ来年以降のDancefairに足を運んでみて下さい!

今回は簡単な紹介と後日談になりましたが、来年は詳細が分かり次第、記事として詳しく取り上げたいと思います。

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