2019年12月13日(金)、Dillon FrancisがMaroon 5の“Memories”をリミックスしたバージョンをリリースしました。
ポップなサウンドとなっているこのリミックスは、Dillon Francisが数ヶ月前に癌で亡くした親友に捧げた深い想いが込められたリミックスとなっています。
その親友はNoel Morという女性で、Dillon Francisとは幼い頃からの幼馴染みでもあり、彼女の事を”ソウルシスター”と呼ぶほど親しい友人でした。
Noel Morは2017年9月に卵巣がんと診断され一度は乗り越えたものの、2018年10月に2度目の卵巣がん及び、複数の胚細胞性腫瘍が見つかり、闘病生活を送っていましたが、数ヶ月前にこの世を去りました。
Maroon 5が今年10月に出したこの“Memories”は、2017年12月に急逝してしまった元マネージャーのJordan Feldsteinに捧げた曲で、エモーショナルな歌詞と手書きのメッセージも映し出されるミュージックビデオが心に染みる曲となっており、Dillon FrancisはNoel Morに捧げるリミックスとしてこの曲を選んだのが分かります。
Dillon FrancisはNoel Morとの思い出について以下のようなコメントを残しています。
僕たちは幼い頃から切っても切れない仲で、ティーンエイジャーになるまで家族ぐるみで毎週のように一緒に過ごしたね。彼女は僕のことをずっと信じてくれていた数少ない友人のひとりで、僕が「1年以内にCoachellaでDJをする」と言ったときだって信じてくれた(実際には2年かかったけど、細かいことはどうでもいい)。彼女は僕の人生の中で最も幸せを願ってくれる大事な人のひとりでもあった。僕たち親同士で一緒に過ごしたときのように、もう君と一緒の時間を過ごせないのは本当に心が苦しいよ。あのときはみんなで家族旅行に行って、サマーキャンプをして、休日になればパーティーだって開いた。その他にも常に一緒に何かをしたよね。僕の家族、君の家族、夫であるRobの家族、そして君の沢山の友人たちはみんなNoel、君のことを愛していた。僕のソウルシスター、どうか安らかに眠って下さい。またそのときが来たら、君に会えるのを楽しみにしている。そのときは天国で一緒にタコベルを食べに行こう。
このリミックスのミュージックビデオは、Noel Morの姉であるKelly Teacherにも協力してもらったとのことで、幼い頃のDillon FrancisとNoel Morが一緒に写った沢山の写真やホームビデオなどで構成されているので観てみて下さい。
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