
昨日、グアテマラ出身のDJ/プロデューサー、Carnageが自身のYouTubeチャンネルに自伝ドキュメンタリー『The Price of Greatness』を公開。
この自伝ドキュメンタリーはファンに対して、Carnageという人物をもっと知ってもらうために制作されたもので、動画もCarnage本人が編集・プロデュースしており、2015年から2017年にかけての活動やその舞台裏も収められているほか、多数の未発表曲やレアな映像も収録されています。
im pretty excited for the world to see “The Price of greatness” ….. I teared up the first time I watched it… It has a bunch of unreleased music and very rare cameos…
— CARNAGE (@djcarnage) May 18, 2020
フェスティバルトラップのパイオニアとしてシーンを牽引するCarnageが、アメリカンドリームを夢見て8歳の頃にグアテマラからアメリカへ移り、英語も拙く苦労した過去や、プレッシャーと闘いながらもベストなパフォーマンスや楽曲制作を行う様子など、彼の人生の旅の記録とも言える内容のファン必見の動画となっています。
そしてこの『The Price of Greatness』の中では、なんとAviciiと制作したIDを初めて披露したときの様子も映っており、世界中のAviciiのファンにも喜びと感動を与えてくれました!
CarnageとAviciiは2015年に“Waiting For Love”のリミックスで共演したことがありますが、仕事上だけでなくプライベートでもかなり仲が良かったのは有名な話。
そんな2人が実はコラボ曲を制作していたとは知りませんでしたが、『The Price of Greatness』内の 20:07 のところで流れる音楽がそのコラボ曲に当たるのですが、[Carnage plays unreleased collab with Avicii for the first time (CarnageがAviciiとの未リリースのコラボ曲を初披露)] というキャプションもしっかり付いています。
動画からも分かるように、このコラボ曲はオーストラリアでのギグで初披露したようで、オーストラリア出身のWill SparksやTimmy Trumpetも出演しており、普段、Carnageが得意とするフェスティバルトラップやサイトランスのスタイルとは全く違った、Aviciiのスタイルに調和させたエモーショナルなサウンドに仕上がっており、2人の関係性なども考えて聴くと、胸に熱いものがこみ上げてきます。
https://t.co/L8DJsZG91E
at 20:08
Unreleased @Avicii x @djcarnage ft. Simon Aldred— ΛVICII ◢ ◤ Norway (@AVMusicNorway) May 19, 2020
この曲が正式にリリースされる可能性は低いかもしれませんが、いつかCarnageのプレイで生で聴いてみたいですね。
またAvicii関連なのですが、昨日、アメリカ出身のシンガーソングライター、Mike PosnerもAviciiと一緒に制作した複数の未発表曲に関するツイートを投稿していました。
Mike Posnerと言えば、一緒に付いて行ったAviciiのイビサでのコンサートで自身が経験した内容を歌ったヒット曲“I Took a Pill in Ibiza”でも有名で、Aviciiから“Levels”のためにヴォーカルを入れて欲しいと初めに依頼されたりと、親交が深かったことでも知られています。
今回投稿したツイートでは、「コンピュータに入っているAviciiと一緒に作った複数の未完成の曲を聴くと、感謝の気持ちと同時に寂しさも感じるよ。」と言っており、2012年に制作された“Stay With You”や過去にリークした“Change A Thang”なども含まれていると思われます。
All these unfinished songs I have with Avicii on my computer 🙁 ….makes me feel grateful and sad at the same time.
— mikeposner (@MikePosner) May 19, 2020
CarnageやMike Posnerだけに限らず、他にも色んなアーティストたちがAviciiと作ったデモを持っていると思いますが、本人たちにとっては当時の2人の思い出を呼び起こしてくれるかけがえのない宝物と言えるでしょう。
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