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Bargon Familyのニューカマー!10代で大快挙を遂げた中国人DJ、Chace(チェイス)とは!

Bargon Familyのニューカマー!10代で大快挙を遂げた中国人DJ、Chace(チェイス)とは!

最近、日本でもオランダ出身のEDMデュオ(最近トリオからデュオになりました)、Yellow Claw(イエロー・クロウ)のレーベル「Barong Family」所属のアーティストたちの人気の高まりを感じます!

今月だけでも11月13日(日)にはWALL & WALLにDirtcaps(ダートキャップス)が、11月19日(土)にはageHaにMightyfools(マイティフールズ)が来日イベントを行いました!

MNNでも「Barong Family」所属のアーティストを積極的に取り上げていきたいと思います!

ということで本日は読者の方からもリクエストがあったChace(チェイス)について紹介します!

Chaceとは

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Chace(チェイス)とは中国出身のDJ / プロデューサー / ドラマー / シンガーソングライターです。

1998年生まれということでまだ18歳とかなり若いですが、すでにYellow Claw(イエロー・クロウ)とのコラボを実現させました!

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「作詞とヴォーカルも自身でこなす彼は、ここ数年で最も並外れた才能の持ち主で、DisclosureとThe Weekndを合わせたような人物だ!」とYellow Clawに言わしめるほどの実力者なのです!

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ツアーも頻繁に行うミュージシャンの父親の影響もあって、幼い頃から音楽に夢中だったChaceは、なんと2歳の頃からドラムを習い始めます。

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音楽学校に入学するため母親と共に上海に引っ越し、学校に入ってからはドラムとオーディオエンジニアコースを選択してそこで7年間学びました。

父親は今でもひとり故郷に住んでいるそうですが、父親は中国で初めて電子楽器を使用したバンドでもあるそうですよ!

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その後、Tiesto(ティエスト)やSwedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア)といったDJにインスパイアされ、EDMの世界にのめり込みます。

他にも、DiploがCoachellaでプレイしたセットにもかなり魅せられ影響を受けたそうですが、一番はSwedish House Mafiaとのこと。

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Chaceは腕にSwedish House Mafiaのロゴのタトゥーを入れているくらい自分のなかでヒーロー的存在だそうです!

そして13歳のときからプロデュースをスタートすると同時に、気に入った曲のアカペラバージョンなんかも作っていました。

また、聴こえた音を全て模倣するために自分の声を使っていたとのこと。

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プロのドラマーを目指して音楽学校に入ったものの上海のナイトクラブにどんどん魅了され、最終的に全ての時間をプロデュース作業に費やすことを決意します。

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上海で開催されたMusic SummitではAfrojack(アフロジャック)とプレイし、上海で開催されたEDMフェス、Storm FestivalではHardwell(ハードウェル)やSkrillex(スクリレックス)と、深センで開催されたElectric JungleではKnife Party(ナイフ・パーティー)やR3hab(リハブ)らとも共演しました!

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そしてYellow Claw(イエロー・クロウ)のレーベル「Bargon Family」と契約し、同レーベルからデビューEPとなる『Destination』をリリース。

下のChaceのオススメ曲コーナーでそれぞれ紹介しますが、4曲収録されているこのEPは、Calvin Harris(カルヴァン・ハリス)やZedd(ゼッド)、Tiesto(ティエスト)の昔のスタイルをミックスしたようなサウンドとも言われるほど各方面から絶賛されました!

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そして2016年夏、全てのDJが憧れる夢のステージ、Tomorrowlandへの出演も果たしたのです!

ちなみにTomorrowlandに出演するためベルギーへ行きましたが、これが彼にとって初めて中国から外に出た瞬間でもあったそうです。

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さらにTomorrowlandで初めてプレイした中国人DJでもあります!

2016年のTomorrowlandのときのリキャップ映像なので、こちらもチェックしてみて下さい!

CHACE | TOMORROWLAND 2016

 

最近、Wiwek(ウィーウェック)と一緒に作業している様子をアップしていたのでコラボが楽しみです!

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中国の厳しい音楽産業から栄光を手にする!

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中国ではちょっと前までは外国の音楽を購入する場合、過去10年のものと限られており、政府の管理下に置かれていてとても自由な市場とは言えませんでした。

またイベントを開く場合は出演者および全てのセットリストを文化省に提出して承認を受けることが義務付けられていました。

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その現状を知っていた当時23歳のオランダ人のRobin Leembruggenは中国の音楽シーンをもっと活性化し、中国のDJの活躍の場を増やすことに尽力。

当時オランダのプロモーター会社「Art of Dance」で働いていたRobin Leembruggenは、まずヨーロッパのDJを中国のミュージックシーンに進出させるため北京へと渡ります。

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しかし自分の任務はかなり難しいものだとすぐに気づかされることになります。

というのも、音楽をシェアする上で欠かせないSoundcloud, Google, Facebook, Instagram, Twitterは中国では全て禁止されており、 あのEDMシーンのスーパースター、Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)でさえ中国のオーディエンスの耳に触れることは厳しいというのが現状でした。

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そこで彼は海外DJの招致より、地元のDJたちとともに働くことから取り掛かりました!

その後上海に移動し、労働運動家のWang Longwenとともに活動。

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その後、WeChat, Weibo and Xiamiといった中国のSNSにおいて音楽の促進活動を承認してもらうことを目的に、若いプロデューサー陣たちとともに 「Mad Panda」というグループを結成!

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Robin Leembruggenはじめ多くの若いプロデューサーたちの熱心な活動により中国の音楽市場は大きく変化させることに成功したわけなのですが、そんなRobin Leembruggenがスカウトしたハングリー精神旺盛な若きプロデューサーのひとりがChaceなのです。

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そんな背景もあって、Robin LeembruggenとChaceは硬い絆で結ばれておりとても仲が良いのです!

https://twitter.com/arjanwrites/status/794929889375682560

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Chaceは、Robin Leembruggenと出会えたのは本当にラッキーで、今こうやってYellow Clawと一緒に仕事をし、Tomorrowlandでもプレイできているのは全てRobin Leembruggenのおかげだと断言するほど感謝しています。

Chaceはこうやって曲を作る!

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まだ10代という若さにしてベテランDJ顔負けのユニークなサウンドを生み出すChace。

彼は新しい曲を作る際、下のようなプロセスで進行させていくそうです。

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Yellow Clawとのコラボ曲“Stranger”を例に出してみましょう。

この曲には「Every now and then I see a kite up in the sky.(時々、空に凧が上がっているのを見る。)」という歌詞があるのですが、いつかChaceが外で小さい男の子が凧(たこ)で遊んでいるのを見て、そのときこの一文を思い浮かんだそうです。

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そしてまた別の日、シャワーを浴びていたときに自分のBluetoothスピーカーが壊れてしまい変なノイズが鳴っていたのを聞いて、この音を再現したものをサウンドに組み込みメロディを作り上げたのです。

はじめはトランスレーターや他の人のヴォーカルを聴いていたものの、自分の曲にはやっぱり自分のヴォーカルを起用したいと思い現在のスタイルになりました。

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また幼い頃からMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)の大ファンでもあり、彼の影響もあっていつか自分もステージで歌いたいと語っています!

確かによくMichael Jacksoがプリントされた服を着ていますもんね!

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是非今後、彼の生歌をステージで披露して欲しいものです!

Chaceのオススメ曲

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Chace & Yellow Claw – Stranger

Chace & Yellow Claw – Stranger [Official Music Video]

オランダ出身のEDMデュオ、Yellow Claw(イエロー・クロウ)とのコラボ・ナンバー。

音数が少なく削ぎ落とされた印象のUKガレージを彷彿とさせるグルーヴィなハウス・トラックとなっています!

Chace & Moksi – For A Day

Chace & Moksi – For A Day [Official Music Video]

オランダ出身のEDMデュオ、Moksi(モクシ)とのコラボ・ナンバー。

誰しも一度は一瞬で恋に落ちるほど素敵な人に出会ったことがあるのではないでしょうか。

しかし数日経てばそんなこともすっかり忘れてしまうと思いますが、この曲でそんな儚い記憶を少しでも長く続かせて欲しいという思いから作ったそうです。

Moksiは主にドロップを、Chaceはヴォーカルも担当しています!

Cesqeaux & Chace – Work It

Cesqeaux & Chace – Work It [FREE DOWNLOAD]

オランダ出身のDJ、Cesqeauxとのコラボ・ナンバー。

Barong Familyのワールドツアーに先駆けて作られた新曲15曲が詰まったアルバムのなかの1曲。

ギターのコードやドロップのユニークなサウンドが印象的で、面白構成になっています!

このアルバムはこちらから無料ダウンロードできます!

Chace – Remember My Name

Chace – Remember My Name

デビューEP『Destination』に収録されている1曲。

ディープハウス・サウンドに彼のメランコリニックなヴォーカルがマッチしています!

Chace – Next To Me

Chace – Next To Me

エモーショナル要素の強いハウスミュージックで、中毒性の高いドロップの音がお気に入りです!

サウンドにセクシーさも兼ね備えています!

Chace – Destination

Chace – Destination

こちらもデビューEP『Destination』収録曲のひとつ。

EPのラストの曲にふさわしいスローテンポなフューチャーベースに仕上がっています!

Yellow Claw – Drowning In Champagne (feat. Maty Noyes) [Chace Remix]

Yellow Claw – Drowning In Champagne (feat. Maty Noyes) [Chace Remix]

Yellow Clawのナンバーをリミックスしています。

オリジナルとは全く違ったテイストで、完全にChaceが自分のものにしていますね!

オリジナルと聴き比べてみると面白いですよ!

Yellow Claw – Drowning In Champagne Ft. Maty Noyes

おわりに

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いかがでしたか。

Chace(チェイス)というDJがどれだけすごいか分かっていただけたでしょうか。

Chace(チェイス)や以前MNNでも紹介したCarta(カルタ)の活躍を見ていると、同じアジア人として嬉しいですが、日本人DJたちの今後の活躍にも期待したいですね!

いつかMNNでも日本人DJをたくさん紹介できる日がきたら嬉しいです!!

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