現在EDMシーンの最注目株と言われているDJデュオ、twoloud(トゥーラウド)。
しかしそれだけの知名度がありながら、彼らは顔と名前を隠しているため、正確な情報が明らかにされていないんです!
本日はそんな謎多きtwoloud(トゥーラウド)について紹介したいと思います!
目次
- 1 twoloudとは
- 2 多くのベールに包まれているプロジェクト
- 3 幅広い音楽のスタイルが特徴!
- 4 twoloudのオススメ曲
- 4.1 twoloud – Move(Showtek Edit)
- 4.2 twoloud – Higher Off The Ground
- 4.3 twoloud vs Julian Jordan – Rockin
- 4.4 twoloud & Bounce Inc. – Hope
- 4.5 twoloud – Outside World
- 4.6 twoloud vs Danny Avila – Rock The Place
- 4.7 Deniz Koyu vs twoloud – Goin Down
- 4.8 twoloud – Twisted
- 4.9 twoloud & Qulinez – Perfection
- 4.10 Sonic One vs twoloud – The Drums
- 4.11 twoloud & Cranksters – Work It
- 5 リミックス曲も併せてチェック!
- 6 おわりに
twoloudとは
twoloud(トゥーラウド)とは、正体不明の音楽プロジェクトです。
というのも、彼らは常に忍者のような衣装を着ており顔を出したこともないため、素性が分からないのです!
ドイツ出身のDJ、Manuel Reuter (Manian)とAlexander Thomas (Alex Castle) もしくはDennis Nicholls (D-Style)ではないかというのが有力情報ですが、確かなことは誰にも分りません。
ちなみにManianとD-Styleといえば、もともとドイツのハウスDJデュオ「Spencer & Hill(スペンサー&ヒル)」のメンバーでもあります。
このプロジェクトは2013年の夏からスタートし、音楽のジャンルはプログレッシブ・ハウスやビッグルームとなっています。
そしてプロジェクトをスタートさせた年の2013年にリリースしたファースト・シングル“Big Bang”はいきなり大ヒット!
トランスの要素を取り入れたビッグルーム・ハウス系のこの曲は、「Future Trance」や「 Nature One」といった数々のコンピレーション・アルバムに収録されたほか、オランダのハードスタイル系DJであるBass Modulatorsにリミックスされるなどたくさんの注目を集めました!
またBeatportやSpotifyなどの音楽プラットフォームでも成功を納めたtwoloudは、その人気ぶりからオランダの大手レコード・レーベル「Spinnin’ Records」との契約に漕ぎ着きました!
その高い才能にはEDMシーンの重鎮、Tiesto(ティエスト)も惚れ込んでおり、一緒にプロダクションワークするほか、Tiestoのレーベル「Musical Freedom」からも多くのヒット曲を飛ばしています!
2015年の世界の人気DJランキング『DJ Mag Top 100 DJs』では、101位と惜しくも100位圏外でしたが、彼らの凄まじい勢いからいって間違いなく今後さらに飛躍していくことでしょう!
多くのベールに包まれているプロジェクト
twoloudは、顔ではなく音楽のみで自分たちの良さを分かってもらうため、誰によるプロジェクトかを明かしていません。
そのため色んな憶測が飛び交っており、オランダ出身のトップDJであるHardwell(ハードウェル)とTiësto(ティエスト)もしくは彼らのゴーストライターなのではないかと信じ込む人も少なくありません。
また、あまり有名ではないDJたちが、知名度を上げるために「自分こそがtwoloudだ!」と発言する事案もよくありました。
本人たちは否定していますが、現在でもHardwell(ハードウェル)とTiësto(ティエスト)によるデュオではないかという疑惑は消えていません。
その結果として、twoloudは今でも曲をリリースする際、自分たちの個人名や写真を載せないようにするなど色んな配慮をしなければならないそうです。
しかし、逆を言えばそんなトップDJに間違われるだけほど、スキルの高い音楽を作っているということですね!
幅広い音楽のスタイルが特徴!
プログレッシブ・ハウスとビッグルームを得意とするtwoloudですが、彼らの音楽は色んなDJたちのサウンドに似ている部分があるのです。
例えば、2014年にリリースした “Greatest DJ”はオランダ出身のEDMデュオ、Showtek(ショーテック)のようなアゲアゲでパワフルなサウンド、
TSTとコラボした“Drop It Like This”はドイツ出身のDJ、Tujamo(トゥジャモ)のようなバウンシーなサウンド、
“I’m Alive”は、カナダ出身のEDMデュオ、DVBBS(ダブズ)のようなメロディアスかつ重みのあるサウンドに似ていませんか?
しかし決してパクリなどではなく、そのサウンドのなかにもトランス要素などtwoloudらしさが組み込まれたハイブリッドな音楽が形成されています!
twoloudのオススメ曲
twoloud – Move(Showtek Edit)
アップリフティングなレゲエ調の雰囲気漂うナンバー。
オランダ出身のEDMデュオ、Showtek(ショーテック)によるエディットが入っていることもあって、かなりエネルギッシュな曲に仕上がっています!
twoloud – Higher Off The Ground
ポップな女性ヴォーカルがメインのキャッチーなナンバーかと思いきや、フューチャー・ハウスっぽいディープなサウンドというギャップにやられました!
しかし、この意外かと思った組み合わせが非常に良い化学反応を起こしています!
twoloud vs Julian Jordan – Rockin
オランダ出身のDJ、Julian Jordan(ジュリアン・ジョーダン)とのコラボ・ナンバー。
勢いのある2組のコラボレーションということで話題を呼びましたが、その期待通りのグッドなナンバーとなっています!
プログレッシブかつ力強いドロップが印象的です!
twoloud & Bounce Inc. – Hope
ポーランダ出身のEDMデュオ、Bounce Inc.(バウンス・インク)とのコラボ・ナンバー。
エキゾチックなメロディと力強いキックが最高にカッコイイんです!
ドラムの音からのドロップ部分なんていい意味で鳥肌ものです!
twoloud – Outside World
90年代風のクラシック・ダンス・ナンバーを現代風にアレンジしたような曲です!
パワフルなビルドアップとドロップは、レイヴにピッタリのナンバーとなっています!
twoloud vs Danny Avila – Rock The Place
スペイン出身のDJ、Danny Avila(ダニー・アヴィラ)とのコラボ・ナンバー。
twoloudらしい激しさとDanny Avilaらしい優しさを兼ね備えており、1:50あたりから入るメロディアスなサウンドも癒されます!
UMF 2014でプレイされたときは、大盛り上がりでした!
Deniz Koyu vs twoloud – Goin Down
ドイツ生まれのトルコ人DJ、Deniz Koyu(デニズ・コーユー)とのコラボ・ナンバー。
最初聴いたときは単調に思っていましたが、聴けば聴くほどにハマりこんでいってしまう中毒性のあるトラックです!
twoloud – Twisted
これぞメインステージ・ビッグルーム・ナンバー!
トランスっぽいメロディなのに、ハウスのドラム&ベースを組み合わせた斬新な曲で、一度聴いたら頭から離れません!
twoloud & Qulinez – Perfection
スウェーデン出身のEDMデュオ、Qulinezとのコラボ・ナンバー。
ピアノの美しい旋律と女性ヴォーカル、そして力強いベースラインが上手くマッチした奇跡の1曲です!
Sonic One vs twoloud – The Drums
https://www.youtube.com/watch?v=vNAJvPnM_wg
Sonic One(ソニック・ワン)とのコラボ・ナンバー。
エネルギッシュなビートとドラムの音が聴く者全員をクレイジーにさせてくれます!
ビッグルーム系のメロディも壮大感があっていいですね!
twoloud & Cranksters – Work It
アメリカ出身のDJ、Cranksters(クランクスターズ)とのコラボ・ナンバー。
バウンシーなリズムとクセの強いエフェクトがかかったヴォーカルが印象的な1曲です!
リミックス曲も併せてチェック!
twoloudによるリミックス・ナンバーは、どれも原曲超えするようなオススメのものばかりなので聴いてみて下さい!
- Calvin Harris – Summer (twoloud Remix)
- Tiësto – Red Lights (twoloud Remix)
- Galantis – You (Tiesto vs Twoloud)
- Showtek – We Like To Party (twoloud Remix)
- Hardwell feat. Matthew Koma – Dare You (Tiësto vs Twoloud Remix)
Hardwell feat. Matthew Koma
価格: 250円
posted with sticky on 2016.2.10
- Afrojack feat. Spree Wilson – The Spark (Tiesto vs. Twoloud Remix)
アフロジャック
価格: 250円
posted with sticky on 2016.2.10
おわりに
実力派DJ、twoloud(トゥーラウド)の音楽はいかがでしたか。
どれも満遍なくカッコよくないですか?
すでに何度か来日もしており、2014年の2月8日には「新木場ageHa」で、2015年の9月20日には「T2 SHIBUYA」でプレイしたことがあります!
次回来日の際は、今最も注目株である彼らの生のプレイを見逃さないで下さいね!
コメントを残す