MNNでは人気DJであるHardwell(ハードウェル)のレコード・レーベル「Revealed Recordings」所属のDJ / プロデューサーをすでに何名か紹介してきました。
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そんな「Revealed Recordings」所属でまだMNNで紹介できていなかった非常に才能あふれるアーティストがいます。
その人物とは、Thomas Newson(トーマス・ニューソン)!
本日はHardwellが最も信頼を置いているDJ、Thomas Newson(トーマス・ニューソン)について紹介したいと思います!
目次
- 1 Thomas Newsonとは
- 2 自身のラジオショー『Federation Radio』は必聴!
- 3 父親もまた偉大なDJ!?
- 4 日本含めアジアでも大活躍!
- 5 Thomas Newsonのオススメ曲
- 5.1 Thomas Newson – Pallaroid
- 5.2 Thomas Newson & Manse – Back Again
- 5.3 Hardwell & Thomas Newson – 8Fifty
- 5.4 Bassjackers & Thomas Newson – Wave Your Hands
- 5.5 MAKJ & Thomas Newson – Black
- 5.6 Thomas Newson & Asonn feat. Brad Mair – Home Is Where The Heart Is
- 5.7 Thomas Newson feat. Angelika Vee – Don’t Hold Us
- 5.8 Thomas Newson – Ravefield
- 5.9 Thomas Newson & Magnificence feat. Alex Joseph – Tonight
- 5.10 Thomas Newson & Joey Dale – Timecode
- 5.11 Sandro Silva & Thomas Newson – Vandals
- 5.12 Thomas Newson – Shakedown
- 5.13 Galantis – Louder Harder Better (Thomas Newson Remix)
- 5.14 Mako – Our Story (Thomas Newson Remix)
- 6 おわりに
Thomas Newsonとは
Thomas Newson(トーマス・ニューソン)とは、オランダ出身のDJ / プロデューサー。
本名Thomas Verkuijlenといい1994年5月10日生まれの現在22歳です。
音楽のスタイルはエッジの効いたエレクトロハウスからキレイめなプログレッシブ・ハウスまで幅広くプレイし、ヘビーなビートにメロディックなサウンドも加えた曲を作っています。
DJでもあった父親の影響で小さい頃からEDMを耳にしており、10歳のときに父にアムステルダムで開催された「Sensation White(センセーション・ホワイト)」に連れて行かれるなどかなりダンスミュージックに触れ合いながら成長しました。
10歳でSensationの会場を歩き回ってたなんて、日本じゃありえませんよね!笑
しかしそんなフェスより自分の父親がホームタウンで開いたパーティーでDJをしているのを見て、自分もDJになりたいと決意します。
そして15歳のときからプロデュースをスタートし、音楽制作ソフトのLogic 9で実際にやってみながらノウハウを習得していきますが、父親からはプロデュースは自分で学ぶよう言われていたため全て独学で勉強しました。
そのとき最もインスピレーション受けていた人物が、同じくオランダ出身で世界のトップDJのひとり、Hardwell(ハードウェル)でした。
そんなThomas Newsonが成功するきっかけになったのは、2013年に制作した“Pallaroid”。
この曲をHardwellがTomorrowlandでかけたとき、自分はもっとビッグになれると信じ学校を中退することに決めますが、この曲のデモを「Revealed Recordings」に送っただけでまさかHardwellがプレするなど夢にも思わず、ライヴ中継をみていたときに知ったそうですよ。
そして2013年にNew World Sound(ニュー・ワールド・サウンド)とコラボした“Flute”は世界各国のチャートを騒がせ、“Pallaroid”とこの“Flute”で一躍その名を世界に広めたと言えます!
上の2曲はもちろんトップDJたちの耳にもすぐに入り、これらの曲をきっかけに憧れであったHardwellと会い彼のレーベル「Revealed Recordings」と契約!
その後もヒット曲を連発し、HardwellはもちろんAvicii(アヴィチー)やW&W(ダブル&ダブル), Tiesto(ティエスト)などトップDJたちからも絶大な支持を受けています!
Hardwel(ハードウェル)とKill the buzz(キル・ザ・バズ)とともに北アメリカを横断する「Revealed North American」バスツアーを敢行!
最も慕っているDJのHardwellとはコラボ曲も作っており、このバスツアーの最中にThomas Newsonは試作曲を作っていたところ、すぐ隣に座っていたHardwellがそのサウンドを気に入ってくれ、自分も曲に参加したいと言いできあがったのが“8Fifty”です!
「Ultra Music Festival」でHardwellが自分のセットでもかけていました!
またThomas NewsonはBeatport(ビートポート)のチャートでは3回以上1位を獲得しており、すでに「Ultra Music Festival」や「Tomorrowland」,「Amsterdam Dance Event」,「Creamfields」といった世界中の人気フェスにも軒並み出演しています!
現在、ラジオ受けの良いアーティストとコラボしたいと語っており、なかでもGalantis(ギャランティス)と一緒に曲を作ることを熱望しているとのこと。
またColdplay(コールドプレイ)のヴォーカルを取り入れたトラックもいつか作りたいそうで、これらは是非とも実現して欲しいです!!
またエレクトロハウスやプログレッシブだけでなくトラップ系の曲をプロデュースすることもあるらしく、今後EPとしてトラップ中心のものを出すかもしれません。
YouTubeにもアップされていますがThomas Newsonのアーティストとしての人生をドキュメンタリー風に撮影した「Journals」というビデオシリーズでは、フェスやイベントの舞台裏やスタジオでの風景、友人過ごすプライベートな一面を見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=BPsWSWb0M6M
ファンに自分のことをもっと知ってもらうために始めたアイデアだそうで、こちらも是非チェックしてみて下さい!
自身のラジオショー『Federation Radio』は必聴!
Thomas Newsonがホストを務めるラジオショー『Federation Radio』では、自身のセットでかけたいアンダーグラウンドなクラブミュージックからヘビーなEDMまで幅広くお届けしています。
ラジオは毎回約1時間で、最初の15分間はウォーミングアップ的なトラックが続く「The Warm Up」、次に毎回アップカミングアーティストを招いてのミニゲストミックスを流す「Brand New Talent Mix」、最後にそのときのThomas Newsonが選ぶトップ3の曲をかける「Top 3 Countdown」というコーナーに分かれており、聴いていて面白いですし勉強にもなります!
現在タイ、フランス、アルジェリア、韓国、ペルー、ポルトガル、そして日本でも聴くことができ、またYouTubeやポッドキャストからも視聴可能なので聴いてみて下さい!
父親もまた偉大なDJ!?
Thomas Newsonはあのオランダ出身でシーンのレジェンド的存在であるMarco V(マルコ・ブイ)の息子でもあります。
何度か親子でコラボもしており、過去に「Cat’s TOKYO」でも親子の共演が実現しました!
そんな父親とRumorsとはじめて一緒に作ったコラボ曲が“Together”なのですが、タイトルも「親子一緒の共演」みたいな意味を込て付けたのでしょうか。
オランダの人気ラジオ局「SLAM!」主催のイベントでの親子揃ってのB2Bの動画を載せておきます!
- Thomas Newson & Marco V – Jaguar
- Thomas Newson & Marco V – Tumbleweed
下の写真はThomas Newsonの家族写真なのですが、みんな顔整ってますね!
ここまできたらMarco V、Thomas Newsonに引き続き、そのまた次の世代もDJを目指して3代揃ってのパフォーマンスを見てみたいです!笑
日本含めアジアでも大活躍!
2015年の9月にRevealedプレゼンツの「Asian Club Tour」でJulian Calor, Kill The Buzz, Joey Dale, Manseらとともに台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、中国(上海・香港)、韓国のクラブでパフォーマンスを行ったのも記憶に新しいかと思います。
なかでもThomas Newsonはアジアでたくさんパフォーマンスを行っており、タイだけでも「S2O Festival」,「Asian Club Tour」,「WARP Music Festival」,「Heineken Green Room」など1年のうちに何度もアジアに来ているイメージがあります!
もちろん日本にも今まで東京(VISION, WOMB, ELE TOKYO, Cat’s Tokyo)、福岡(MILLS)など日本各地でもパフォーマンスをしてくれました!
フェスやイベントで世界各国を飛び回っていますが、なかでも東京はお気に入りの国で母国オランダと全く違うカルチャーを体験することができて新鮮なんだそうです。
なにより日本食が大好きで、寿司や天ぷらがお気に入りとのことです。笑
今後も定期的に日本でパフォーマンスして欲しいですね!
Thomas Newsonのオススメ曲
Thomas Newson – Pallaroid
ハイオクターンなドロップとヘビーなエレクトロなベースラインがかっこいエネルギッシュなナンバー。
Hardwellのレーベル「Revealed Recordings」からのデビューシングルで、この曲をだしたときThomas Newsonはまだ19歳というのが驚きです!
当時この曲がリリースされる前に、Hardwell(ハードウェル)がTomorrowlandのセットでかけ、一体誰の曲なんだ!と話題にもなりました!
Thomas Newson & Manse – Back Again
同じくHardwell(ハードウェル)のレーベル「Revealed Records」所属で勢いのあるスウェーデン出身のDJ、Manse(マンス)のコラボ・ナンバー。
エネルギッシュなビートに乗るメロディックなサウンドと渋い男性ヴォーカルが素敵な1曲!
ManseはすでにMNNでも紹介したことがありますが、彼のサウンドは総じてメロディが美しいプログレッシブ・ハウスとなっていてオススメです!
Hardwell & Thomas Newson – 8Fifty
オランダ出身のDJ、Hardwell(ハードウェル)とのコラボ・ナンバー。
激しいシンセとレゲエ風なヴォーカルでエネルギー感じまくりのビッグ・ルームに仕上がっています!
余談ですが、当時Thomas Newsonが自身のTwitterにアップしていたこちらの投稿。
1 week left. pic.twitter.com/bLT4c9gdWy
— THOMAS NEWSON (@ThomasNewson) June 6, 2016
この画像を見て惚れてしまい、MNNは今現在もこれと同じロック画面にしています。笑
Bassjackers & Thomas Newson – Wave Your Hands
オランダ出身のEDMデュオ、Bassjackers(ベースジャッカーズ)とのコラボ・ナンバー。
メロディはThomas Newsonらしさが、ドロップはBassjackersらしさが出ているハイエナジーなサウンドとなっています!
PON3の“Facehoof”という曲に似ているとのコメントが多く、聴いてみたのですが確かに予想以上に似ていました。笑
MAKJ & Thomas Newson – Black
アメリカ出身のDJ、MAKJ(マックジェイ)とのコラボ曲。
ダークで力強いサウンドに仕上がっており、多くのDJたちが自分のセットで使用しています!
当時Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)がUltra Music Festivalで初プレイし話題になりました!
Thomas Newson & Asonn feat. Brad Mair – Home Is Where The Heart Is
オランダ出身のDJ、Asonnとのコラボで、イギリス出身のシンガー、Brad Mair(ブラッド・マイアー)をフィーチャーしたナンバー。
Asonnのグルーヴィーなベースラインもしっかり出ています!
今までのThomas Newsonの曲とは一味違ったヴォーカルメインのプログレッシブ・ハウスとなっており、新鮮さがあってMNNは好きです!
Thomas Newson & Asonn
価格: 250円
posted with sticky on 2016.10.9
Thomas Newson feat. Angelika Vee – Don’t Hold Us
プログレッシブ・ハウスつながりでこちらの曲も紹介しておきましょう!
アメリカ出身の女性シンガー、Agelika Vee(アンジェリカ・ヴィー)をフィーチャーしたこの曲は、エネルギッシュなビートを持ちつつとにかく綺麗なメロディにのるAngelika Veeの歌声が非常にマッチしています!
Thomas Newsonのプログレッシブなサウンドも好きな人は、きっとメロディックでユニークなナンバー“Summer Vibes”も気に入るはずですよ!
Thomas Newson – Ravefield
ハイオクターンでエネルギッシュなビッグルームに仕上がっています!
Hardwellのラジオショー「Hardwell on Air」で初披露された後、たちまち色んなフェスでかけられるようになりました!
Thomas Newson & Magnificence feat. Alex Joseph – Tonight
オランダ出身のEDMデュオ、Magnificence(マグニフィセンス)とのコラボで、シンガーのAlex Joseph(アレックス・ジョセフ)をフィーチャーしたナンバー。
この曲は今年3月の「Miami Music Week」で初披露され話題になりましたが、トップラインのオーケストラ風のサウンドを交えたプログレッシブのシンセにAlex Josephの歌声がハマっています!
自分のパブリッシャーがいくつかのヴォーカルを送ってくれ、その中で最も気に入ったのがこの曲で採用しているAlex Josephのヴォーカルでした。
はじめひとりでプロデュースしていましたが、サウンドのデザインに行き詰ってたときに以前も一緒に作業したことのあるデザイン&ミキシングの能力の高いMagnificenceに声をかけコラボすることになったそうです。
Thomas Newson & Magnificence
価格: 250円
posted with sticky on 2016.10.9
Magnificenceとは過去に“Blizzard”と“Blackwolf”でもコラボしています!
Thomas Newson & Joey Dale – Timecode
同じくHardwell(ハードウェル)のレーベル「Revealed Records」所属で勢いのあるオランダ出身のDJ、Joey Dale(ジョーイ・デイル)とのコラボ・ナンバー。
Joey DaleもまたMNNですでに紹介しましたが、彼の曲はどれもカッコ良く、この“Timecode”も力強いドロップとどっしりしたシンセのフックが特徴のフェス向きな1曲となっています!
Sandro Silva & Thomas Newson – Vandals
オランダ出身のDJ、Sandro Silva(サンドロ・シルヴァ)とのコラボ・ナンバー。
サウンドはエレクトロ・ハウスなのですが中毒性の高いシンセの音がたまりません!
中盤のメロディックなブレイクダウン部分も美しくてカッコイイです!
Thomas Newson – Shakedown
Thomas Newsonらしいバウンシーなエレクトロ・ハウス!
メロディックな部分とドロップ部分の活気あふれるシンセのリフの組み合わせが素晴らしいです!
Galantis – Louder Harder Better (Thomas Newson Remix)
スウェーデン出身のEDMデュオ、Galantis(ギャランティス)の人気曲のリミックス・バージョン。
Thomas Newsonはプログレッシブ・ハウス系の曲もイケるのだと分かる秀逸なリミックスで、オリジナル以上に好きかもしれません!
Mako – Our Story (Thomas Newson Remix)
アメリカ出身のオンガキデュオ、Mako(マコ)の人気曲をリミックスしているのですが、こちらは逆に大人しめのプログレッシブをオリジナルの良さを残しつつ、ドロップはヘビーなエレクトロ・ハウスにアレンジしています!
このリミックスは、Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)もCreamfieldsはじめ色んなセットで 時々かけています!
おわりに
いかがでしたか。
Thomas Newson(トーマス・ニューソン)はオススメの曲が多すぎて、いつもより多めになってしまいました。笑
これでもまだオススメ曲を全て紹介しきれていないので、YouTubeなどで彼の他の曲も聴いてみて下さい!
「Revealed Recordings」所属でまだ紹介できていないKill The Buzz(キル・ザ・バズ)も近々、MNNで記事にしたいと思いますのでお楽しみに!
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