現地時間で2018年11月12日、Calvin HarrisがTwitterでQ&Aを設け、ファンからの質問に答えましたが、そのなかで「現在のEDMは自分が作りたい音楽とはかけ離れている」と明かしました。
Calvin Harrisは今年に入ってFifth HarmonyのメンバーであるNormaniとのコラボ曲“Checklist”はじめ、Sam Smithとのコラボ曲“Promises”やDua Lipaとのコラボ曲“One Kiss”を発表し、先月もBenny Blancoとコラボした最新曲“I Found You”をリリースしたばかり。
“Promises”は6週連続、“One Kiss”に関してはは8週連続イギリスのチャートで1位を獲得するなど大ヒットを飛ばし順調なCalvin Harrisですが、Twitterで現在のEDMや今後の新曲の方向性等についても話しました。
今年はじめにBeats 1 Radioの番組で電話インタビューに応じた際、2017年6月にリリースしたアルバム『Funk Wav Bounces Vol.1』について「ワクワクしながら新曲を作るという感覚がなくなったから、お金をつぎ込んで自分の好きなアーティストたちとファンクアルバムを制作することにしたんだ。」と明かしたCalvin Harris。
2016年おわりにはEDMというものを嫌いにまでなり約1年間シーンから遠ざかっていましたが、今回の質問コーナーから現在の心境が伝わってきます。
ファンから「いつかまたEDMに戻る可能性はありますか?」と言う質問に対して「EDMはここ数年、スローで寂しいものばかりになったよ。僕が作りたいと思う音楽と共通する部分は一切ないね。2010年から2014年頃のEDMがハウスの影響もあって良かったよ。とにかく僕は今このEDMバブルから抜け出して、素晴らしいシンガーたちと一緒に自分のなかでハウスミュージックと言える曲を作っているんだ。」と答えました。
EDM has been sad, slow songs for years now. Doesn’t have anything in common with the music I love to make. 2010-2014 edm was more house influenced to me. Anyway now I’m out the bubble and making big records with amazing singers that sound like house music to me… ♂️ https://t.co/D3UQc8vWFx
— Calvin Harris (@CalvinHarris) 2018年11月12日
「ハウスミュージックを聴くと自分は感じるのですが、スピリチュアルな力に近いものを感じますか?」という質問に対して「最高!その通りだよ!」と言っていますが、「ハウスサウンンドで統一されたアルバムを聴ける可能性はありますか?」と言う質問に対しては「それはないかな。最近特に飽きっぽくなってるから。」とバッサリ。
Put @agnezmo on your next song
— Relationshit (@Rud_Rudeee) 2018年11月12日
I’d say it’s unlikely, I have a very short attention span nowadays https://t.co/19Q8CiJOBr
— Calvin Harris (@CalvinHarris) 2018年11月12日
しかし「近々何かエキサイティングなものを発表する予定はありますか?」と言う質問に対して「2019年にマッドな曲をいくつかリリースするよ!」と発表しました!
Got some madddd records coming out next year https://t.co/6DIet1Lweh
— Calvin Harris (@CalvinHarris) 2018年11月12日
また以前、フェスに出演する機会が少ない理由を「フェスだとお客さんと繋がっている感じがしないから、もっとみんなの楽しんでいる顔が見られるベガスのクラブでプレイするのが好きなんだ」と言っていました。
そのため「またフェスでプレイする予定はありますか?」というファンからの切実な質問に対して「いつか必ず戻ってくるよ!今はスタジオにこもって音楽を作っているんだ。例えば『Funk Wav』のアルバムもそうだけど、本当にしたいことに取り掛かっているところだよ。」と回答しています!
Yeah absolutely, one day, I was just craving studio time…I had some things I really needed to do (funk wav for example) https://t.co/AdRuZZ4Ufl
— Calvin Harris (@CalvinHarris) 2018年11月12日
「またバンドやキーボードを迎えたライブパフォーマンスに戻る予定はありますか?」という質問に対しては「それはない」と否定。「僕はもう34歳だしね。昔はアメリカのダンス・パンクバンド、LCDサウンドシステムやスコットランド出身のエレクトロニック・ミュージシャン、Myloに憧れて目指したことがありけど、その2組に及ぶものは出来上がらなかった。でも時間をかけて改善はしていったけどね。」と伝えました。
No way I’m 34 now
Yes basically was trying to be like LCD and Mylo ended up worse than both but I improved with time https://t.co/GZRT12mjkQ— Calvin Harris (@CalvinHarris) 2018年11月12日
心底ハウスミュージックを愛する一方、飽きっぽいからアルバムはハウス一色にはならないとのことで、次のアルバムは才能溢れるシンガーたちとのコラボ曲を多く含みつつ、程よくハウスも聴ける1枚になるのではないでしょうか。
来年、新曲のリリースを幾つか控えているとのことで、次はどのようなサウンドを聴かせてくれるのか楽しみですね!
コメントを残す