今回はDon Diabloのレーベル Hexagonからリリースを重ねる新進気鋭のプロデューサー、Jonas Adenについて紹介します。
Hexagon関連で、先日書いたばかりのJordan JayやRaven & Kreynもチェックしてみて下さい!
目次
Jonas Adenとは
Jonas Adenとは、ノルウェー出身で22歳(2019年2月現在)のDJ/プロデューサー。
本名はJonas Engelschiøn Mjåsetといい、1996年9月8日生まれの現在22歳で妹と2人兄妹です。
父親がピアノを毎日のように弾いており、毎週末、妹と一緒に父親のピアノに合わせてダンスする時間が大好きだったそうで、その影響でJonas Aden自身も幼い頃からピアノを習っていました。
しかし音楽への情熱が大きいJonas Adenにとって、ただピアノを弾くことでは飽き足らず、12歳のときからYouTubeでチュートリアルを見て友人と一緒にスタジオで作業をはじめ、15歳の段階で音楽のプロデュースに真剣に取り組むようになります。
ちなみにJonas Adenはアメリカ出身のシンガー、Paul Simonが最も好きなアーティストで、最も尊敬しているアーティストはCalvin Harrisだそうですが、Knife Partyの“Internet Friends”は衝撃が大きく、自身のプロデュースにも多大な影響を与えたそうです。
そのままプロの道を目指すのかと思いきや、意外なことに最初に就いた仕事はテニスのコーチ。
本格的にキャリアをスタートさせたのは割と最近の2015年からなのですが、自身のサウンドを一言で表すと「Weird(風変わりな音)」だと語っており、毎回今まで挑戦したことのない斬新なサウンドを追求しています。
Jonas AdenはまずMajor LazerとDJ Snakeのコラボ曲“Lean On”やTiestoとKSHMRのコラボ曲“Secrets”, Yeah Yeah YeahsとA-Trakによる“Heads Will Roll”, Rihannaの“Bitch Better Have My Money”などをリミックスしたことでDon Diabloから注目されました。
そしてデビューした年にRobby Eastとコラボした“Fall Under Skies”をOliver Heldensのレーベル、Heldeep Recordsから発表すると、これがBeatportのハウスチャートで最高22位にランクインするほどのヒットを記録。
翌2016年にはDon Diabloのレーベル、Hexagonかと契約を果たし、同レーベルから出した“Temple”もまたBeatportのハウスチャートで最高40位にランクインし、Don DiabloとOliver Heldens2人から「the new generation of talents(次世代の注目アーティスト)」として直々にピックアップされました!
そのほか、Jonas AdenはTiëstoがノルウェー・オスロで行ったショーやJauzがオランダ・ロッテルダムで行ったショーのサポートアクトにも抜擢され、ベルギーの大型フェス、SummerfestivalではOliver HeldensやSam Feldt, Mr. Belt & Wezolらと一緒にHeldeepステージにも出演。
Alan Walkerの親友のひとりでもあるJonas Adenは、Brooksとコラボやステージでの共演も果たし、MestoとコラボしたIDも控えているそうなので、今後もワクワクさせてくれるようなニュースを沢山届けてくれそうです。
余談ですが、Jonas Adenはノルウェー語、英語、フランス語の3ヶ国語を話すことができ、音楽以外で気にかけていることとして環境問題を挙げており、美しい自然を守るために個人で財団や地元の団体などに募金している真面目な一面も素敵ですよね。
またダンディで硬派なイメージですが、SNSにはお茶目な写真も多かったりするギャップも面白いのでチェックしてみて下さい!
Jonas Adenのオススメ曲
Jonas Aden & Brooks – Take Me Away
オランダ出身のDJ、Brooksとのコラボ・ナンバー。
両者の独特なスタイルがバランスよく表れたBPM126のフューチャーハウスとなっています!
2016年にHexagonからリリースされたニューカマーのプロデューサーたちの楽曲を集めた『Generation HEX ADE Sampler』にも収録されましたが、今ではすっかり2人とも話題の人物へと成長しました!
Jonas Aden – Feel My Soul
キャッチーなピアノのコードと心温まるヴォーカルがポイントのハウスミュージックとなっており、Tiësto, Avicii, Dimitri Vegas & Like Mike, Oliver Heldens, R3hab, Don Diablo, Martin Garrix, W&W, Quintino, Firebeatzらからもサポートされました!
Jonas Aden – I Dip You Dip
1001tracklistのトレンディングチャートで1位を獲得したヒット曲。
Brooksが当時まだリリース前にTomorrowlandでかけていたときから個人的にお気に入りでしたが、BPM126のユニークなフューチャーハウスが面白いです!
Jonas Aden – Strangers Do
“I Dip You Dip”のリリース後、約1年半ぶりの新曲は、ダウンテンポで上品なサウンドに仕上がっています!
親友でありノルウェーを拠点に活動するAlan WalkerがTisetoに送ってくれたことがきっかけで、Tisetoによるディープハウスに特化したレーベル、AFTR:HRSからリリースされました!
Jonas Aden & ELS – Blackbird
イギリス出身のプロデューサー、ELSとコラボしたナンバー。
この曲は2017年にIDとしてかけられファンはリリースを待ち望んでいましたが、2019年にようやくリリースされました!
ちなみにELSはEllisの別名義です!
Jonas Aden – Meet You
ディープなドロップがクセになるフューチャーハウスとなっています!
この曲はHexagonからリリースされた『Generation HEX 009』にも収録されました!
Jonas Aden vs Kings – Breathe
プロデューサーのKingsとコラボしたナンバー。
ソフトながら中毒性のあるメロディとディープなベースラインのハーモニーが素晴らしいメロディックで美しい1曲です!
Jonas Aden – David & Goliath
普段のJonas Adenのスタイルとは違ったBPM126のベースハウスとなっており、Spinnin’ Copyright Free Musicからのリリースです!
このように自分の挑戦したことのないスタイルに積極的に攻める姿勢もJonas Adenの魅力のひとつです!
おわりに
いかがでしたか。
Jonas Adenの魅力が少しは伝わったでしょうか。
まだ日本での知名度は低いですが、フューチャーハウスを主軸にユニークなサウンドを取り入れ、ときにはエレクトロやベースハウスまで作っちゃうJonas Adenは今後更に伸びると確信しているので是非覚えておいて下さい!
コメントを残す