今から約1年前の2018年9月7日(金)、数年間の多忙なスケジュールによる極度の疲労やプレッシャーが積み重なり、「Robbert van de Corput」としての時間を確保するためにも一旦活動を休止することを発表したHardwell。
10月18日(木)のAmsterdam Dance Eventでのショーをもって無期限の活動休止に入りましたが、Hardwellのマネージャーによると、そのおよそ半年前に起きたAviciiの死が少なくともHardwellの心境に何らかの影響を与えたのではないかと言われています。
Hardwellにとって人生のターニングポイントとも言える2012年、Hardwellがまだ25歳だったときのことですが、まともに寝る暇もなくツアーで世界中を飛び回る日々に心身ともに疲弊してしまい、医師から6ヶ月間の休息をとる必要があると宣告され、アメリカのツアーをキャンセル。
このときは幸いにも3、4週間で体調が回復しましたが、ファンを失望させたことに対する大きな罪悪感を感じたとAD Magazineのインタビューで語っていました。
このようなことが2度と起こらないよう、そしてこれから先も長くファンに素晴らしい音楽とショーを提供できるよう一時停止して完全に回復する道を選びました。
現在、故郷のブレダを中心に友人や家族との時間、そして自分ひとりだけの時間を大切にしているようです。
またHardwellの愛犬であるパグのJäger君と一緒に遊ぶ時間も増えたようで、Jäger君もとても嬉しいことでしょう。
HardwellはJäger君を2015年5月29日から飼いはじめ、今までもSNSでもちょいちょい登場していましたが、InstagramにJäger君専用のアカウント (@jagerpug) まであるので成長の記録をチェックしてみて下さい。
Hardwellは活動休止後、SNSで「The Story of Hardwell」と題してキャリアをスタートさせた2002年から現在に至るまでの特別な瞬間や思い出などを共有。
実家の寝室でピアノの練習したことから全てがスタートし、その後エレクトロニックミュージックに興味を持ち、14歳のときにオランダのラジオ局 Radio 538にその才能を見出され、2013年と2014年にはDJ Magの人気ランキングで2年連続1位を獲得したことなども紹介しています。
DJは休止したもの活動事態を完全にストップしたわけではなく、去年の9月以降、10枚のシングルと2枚のコンピレーションアルバムをリリースしており、QuintinoやMike Williams, Dannic, Suyano, Conor Maynard, Snoop Doggらとの楽曲も発表しました。
現在も今以前と変わらず、毎週土曜日の夜にはRaido 538にて自身がホストを務める「Hardwell On Air」で新たなミックスを披露し続けています。
また2019年6月9日(日)にブレダで開催されたフェスティバル「Dancetour」や7月5日(金)に同じくブレダで行われた「Breda Live」にもザプライズで出演するなど、DJする機会も少しずつ増えてきたように感じます。
上でも話したSNSで行っている過去の瞬間の振り返りは2002年から始まり、今現在すでに2016年まできているので、これが現在に到達したときに活動再開するのではないかというのが最も有力な説となっています。
2019年まで残り3年しかありませんが、それがあと数週間かかるのか、あるいは数ヶ月かかるのかは分かりませんが、その間にも新しい曲をリリースする可能性も十分にありますし、Hardwell本人の口から復活に関するアナウンスがされるのを気長に待ちましょう！
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