2018年11月14日、ハンガリー出身のデュオ、SaberZが今後ライブはBenedek Makraiのみで行うことを発表しました。
SaberZとはKristóf Maczeovics(通称: Kris)とBenedek Makrai(通称: Beni)からなるDJ/プロデューサーデュオで、2014年8月にデュオを結成。
現在、W&W, Tiesto, Hardwell, Timmy Trumpet, Blasterjaxxといったビッグネームたちからも注目されており、W&Wのレーベル「Mainstage Music」からリリースしたMaurice Westとのコラボ曲“Rhythm Of The Night”は、W&W本人たちからもサポートされ、Hardwellのレーベル「Revealed Recordings」からも“Journey”や“Epidemic”といったヒット曲をリリース。
“Epidemic”に関してはHardwellが2018年のTomorrowlandやUltra Europeのセットでもかけたほか、2018年のADEでは「Revealed Label Night」に出演し、SaberZ初となるワールドツアーも成功させました。
そんな順風満帆かと思われたSaberZですが、メンバ―のKrisがFacebookに以下のような声明文を投稿しました。
みんなに言っておかないといけないことがある。近いうちSaberZのショーで僕はBeniの隣で一緒にパフォーマンスしないことになる。今のライフスタイルが自分に合っていないのが理由で、スタジオにいるときが唯一落ち着いてリラックスできるんだ。ゼロから音楽を作り上げて、自分の感情を全て注ぎ込むことこそ僕の全てなんだ。Beniもみんなをもっと楽しませ、さらにSaberZのビジョンを世界に広げるため生まれ変わる。僕はそのために出来うる限りのツール(音楽)をBeniに与えることで、素晴らしいチームワークを続けていく。ほかにもメンタルの面でも問題があったんだけど、この決断がお互いにとって、そしてファンにとっても最善だと思っている。だからこれからも沢山音楽をリリースするし、いつかまたみんなと会って一緒にショットを飲むという夢は変わらない。ただちょっと休むからみんなを待たせてしまうことになるけど、これからも音楽を通じて僕らは繋がっている。この声明文でみんなの貴重な時間を無駄にしたくないけど、SaberZは今までもこれからもずっと2人でSaberZだから、もっと強くなるということを知っておいて欲しい。
Krisは精神的にもきていたとのことで壊れてしまう前に、こういった決断をしたのは英断だと思います。
それにしても今年はMightyfoolsやDirtcaps, SCNDL, Paris & SimoなどデュオでやっていたDJ/プロデューサーの解散や今後ツアーをソロで行うといったアナウンスが多かった気がします。
SaberZは解散して完全にソロになってしまうわけではなく、今後もKrisはプロデュース面でSaberZを支えるとのことなので、Krisにはしっかり休んで大好きなスタジオで自分のペースで曲を作って欲しいですね!
Beniもパフォーマンスを上げていくと言っているので、これからSaberZがそのように進化していくのか注目していきましょう!
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