トラップ好きの方はご存知かと思いますが、トラップシーンで今最も勢いのあるDJのひとり、Ookay(オーケー)。
最近はトラップだけでなく、自身のサイドプロジェクトとともにジャンルレスなサウンドで私たちを楽しませてくれます!
本日はそんなOokay(オーケー)について紹介したいと思います!
目次
- 1 Ookayとは
- 2 Moe Shaliziが仕掛けるアーティスト勢がアツイ!
- 3 Ookayになるまでの軌跡
- 4 自分でヴォーカルも入れちゃう!
- 5 TwitterでHardwellがブロック!?
- 6 Ookayのオススメ曲
- 6.1 Ookay – Thief
- 6.2 Showtek & Ookay – Bouncer
- 6.3 Ookay – Back Again
- 6.4 Getter – Told You Feat. Ookay
- 6.5 Ookay – Sure
- 6.6 Ookay – The Boot feat. Ragga Twins
- 6.7 A-Trak & Ookay – Only One
- 6.8 Major Lazer & DJ Snake feat Mø – Lean On (Ookay It’s Lit Remix)
- 6.9 Duke Dumont feat. A*M*E – Need U (100%) (Ookay Remix)
- 6.10 Steve Aoki, Chris Lake & Tujamo – Boneless (Ookay Remix)
- 7 おわりに
Ookayとは
Ookay(オーケー)とは、アメリカ出身のDJ / プロデューサーです。
本名はAbraham Laguna(アブラハム・ラグーナ)といい、1992年1月10日生まれの現在24歳です。
ユニークなトラップサウンドとエネルギッシュなライブパフォーマンスだけでなく、TwitterやYouTubeでも常に面白い写真(変顔が多い。笑)や動画をアップしており、その陽気な人柄もまた惹きつけられるポイントでもあります。
父親がミュージシャン(ベースの演奏者)ということもあって、Ookayは幼い頃から音楽に慣れ親しんでいました。
ちなみに「EDC 2015」では父の日ということもあってOokayがスペシャルゲストとして父親をステージに登場させ、Keys N Kratesの“Dum Dee Dum”に合わせて父親がベースのパフォーマンスを披露しました!
https://www.youtube.com/watch?v=-j_NoEcWhYE
(動画の3:08位から)
音楽学校に通いながら20代前半からエレクトロニック・ダンス・トラックを作り始めたOokay。
当初は「Leisure(レジャー)」という名前で活動しており、彼のハイエナジーなハウスサウンドは瞬く間に多くの人々に注目されましたが、トラップスタイルに転身すると同時にステージネームも現在の「Ookay(オーケー)」に変更します。
Congorock(コンゴロック)やSteve Aoki(スティーヴ・アオキ), Tony Junior(トニー・ジュニア)などの曲のリミックスを制作して、そのユニークなアレンジがまた話題となり、アメリカの人気音楽雑誌「VIBE」では「2013年注目すべきトラップ/ムーンバートン・アーティスト」のひとりとして選ばれました!
2014年にはアメリカ出身の敏腕プロデューサー、Diplo(ディプロ)とタッグを組んでAvicii(アヴィチー)の”You Make Me”のリミックスを制作したことも有名です!
そのほかShowtek(ショーテック)とコラボした“Bouncer”や“Thief”などのヒット曲も生み出し、彼の音楽はTiesto(ティエスト)やSteve Aoki(スティーヴ・アオキ), Diplo(ディプロ), Major Lazer(メジャー・レイザー), Borgore(ボルゴア), Showtek(ショーテック), Chuckie(チャッキー), Knife Party(ナイフ・パーティー)といったトップDJたちからもサポートされています!
特にSteve AokiとBorgoreからは特別可愛がられており、それぞれのレーベル「Dim Mak」と「Buygore」の両方に所属していて、それぞれのレーベルで主宰のイベントに出演しています。
まだプロデュースをはじめて5年くらいなのですが、すでに「Tomorrowland」や「TomorrowWorld」,「EDC Vegas」など多くのビッグフェスにも出演を果たしており期待のルーキーと言えますね!
現在、Valentino Kahn(ヴァレンティーノ・カーン)やYellow Claw(イエロー・クロウ)などとコラボの話も出ていてコラボが実現するのが楽しみですが、同時にOokayが推しているアップカミングアーティスト、イタリア出身のEDMデュオ、Retrohandz(レトロハンズ)とカナダ出身のDJ、Snails(スネイルズ)もチェックしてみて下さい!
あとどうでもいいですが、Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)と競えるくらいピザを愛しています。笑
Moe Shaliziが仕掛けるアーティスト勢がアツイ!
Ookayのマネージャーはユニークなアーティストが所属している「Redlight Management」を経営するMoe Shaliziという人物。(上の写真で右下の人物)
このMoe ShaliziはOokayだけでなくMarshmello(マシュメロ), Borgore(ボルゴア), Dotcom(ドットコム), Jauz(ジョーズ), Sikdope(シックドープ), Slushii(スラッシー), Ghastly(ガストリー), Maejor(メジャー)などのマネージャーも務めているということで、彼がどれほど敏腕なのか分かると思います!
確かにそれぞれサウンドの我が強くキャラクター性もあったりして、上手く言えませんが共通のなにか匂いがあると思いませんか?笑
アーティスト同士も仲がよく、OokayはよくMarshmelloと楽しく遊んでいる写真を頻繁にアップしているほか、Marshmelloの“Keep It Mello”のPVにも友情出演しています。
https://www.youtube.com/watch?v=DnHE-7Jujo0
MNNは最近特にMoe Shaliziが手掛ける上のアーティストたちが気になって仕方ありません!笑
すでにMarshmelloとBorgore, Jauz, Ookayを紹介しましたが、今後残りのユニークなアーティストたちも紹介していく予定です!
Ookayになるまでの軌跡
現在「Ookay」というステージネームで活動していますが、はじめは「Leisure(レジャー)」という名前で活動していました。
https://twitter.com/Ookayx/status/564701485942841344
「Leisure」として作る音楽はハウスミュージックだけにとどめておきたかったというのと、新たにトラップのサウンドも作っていきたいと思っい新しく「Ookay」という名前で活動をスタートすることにしたそうです。
今は「OO」が2つ重なったロゴで有名ですがはじめはこのようなロゴもなく、さらにギャングのように常にバンダナを口に巻いてDJを行うというダークな雰囲気がありましたが、少しずつ進化して今のスタイルが形成されたのだと分かります。
またOokayは「Coaster(コースター)」という名前で全く違うジャンルを扱ったサイドプロジェクトも行っています!
特にひとつのジャンルに固執していませんが、チルトラップやディープハウスなどのメロウな曲を制作しています。
Ookay曰く、「Coaster」というプロジェクトはとても繊細なもので曲を作っては頻繁にリリースということはせず、自分の気分やタイミングなど全てが揃ったときに自分が満足いく完璧な曲を慎重に選んで出すようにしているとのこと。
FaceboookでCoasterの公式アカウントもありこちらもやはりスローペースな投稿となっていますが、こちらでCoasterの活動をちょくちょく確認してみて下さい!
自分でヴォーカルも入れちゃう!
DJでなおかつ曲に自分のヴォーカルを入れるアーティストといえば、Calvin Harris(カルヴァン・ハリス)を思い浮かべるかと思いますが、Ookayもちょくちょく自分の歌声を曲に入れています!
はじめて自分で歌ったのは2014年に「Dim Mak Records」から出した自身初のEP『Ghost』に収録されている“Matters”という曲。
初のヴォーカルということで緊張したものの曲とよりひとつになれた感じがして、今後の自分の可能性が広がった思い入れのある1曲でもあるそうです。
この後の「Ookayのオススメ曲」コーナーでもいくつか紹介しますが、“Thief”や“Told You”、“Back Again”など自分のヴォーカルを入れた曲をいくつもリリースしているので、この曲はOokayの中でも一皮むけた貴重な曲とも言えます!
ちなみに『Ghost』というEPは自分のサウンドの多様性をみんなに聴いて欲しいという想いがあり、この“Ghost”という言葉に「よりクリエイティブな曲を作るための死」という意味を込め、「トラップアーティストとしては一度死に、ミュージックアーティストとして再び生まれ変わる」といったトラップだけでなくよりサウンドの領域を広げた作品に仕上がっています。
TwitterでHardwellがブロック!?
お互いベストフレンドと言い合うほど仲の良いオランダ出身の人気DJ、Hardwell(ハードウェル)とOokay。
というのは昔の話で、現在はどうやら連絡も一切取っていないのだとか。
事の始まりは2014年の「Miami Music Week」期間中に、OokayがTwitterの画像と名前をHardwellのものに変更して「I’m Hardwell, and i’m going to fuck your bitch. Turn Up」といった文をあたかも自分がHardwellかのようにツイートしたのが原因です。
"I fucked ur bitch" – Hardwell
— OOKAY (@Ookay) March 31, 2014
"Stop impersonating me" – Hardwell
— OOKAY (@Ookay) March 31, 2014
Ookayはあくまでジョークのつもりだったそうですが、Hardwellはそれをギャグとはとらえず結果的にTwitterでブロックされてしまったそうです。
HARDWELL ACTUALLY BLOCKED ME
— OOKAY (@Ookay) March 31, 2014
まあ自業自得ではありますね。笑
OokayはSNSや動画を見たら分かると思いますが、結構冗談が好きなタイプなので度が過ぎてしまったのでしょう。
Ookayはもちろん今でもHardwellのことを心の底からリスペクトしていてコラボもしたいと語っているので、早く2人の仲が戻ることを願います!
Ookayのオススメ曲
Ookay – Thief
Ookayといったらこの曲無くしては語れません!
しっとりしたベースラインとヴォーカルチョップ、そしてOokay自身によるヴォーカルという今までのトラップ系の曲とはかけ離れたユニークな1曲です!
サクソフォンの音なんかも使われているのですが、ライブでは生演奏も行われたりしてよりムードが出ます!
LAを拠点に活動するDJ、Slushii(スラッシー)によるリミックス・バージョンもありますよ!
Showtek & Ookay – Bouncer
オランダ出身のEDMデュオ、Showtek(ショーテック)とのコラボ・ナンバー。
「Let Me See You Bounce!」という掛け声からのドロップはテンション上がりまくりです!
この曲はShowtekのレーベル「Skink Records」からリリースされています。
Ookay – Back Again
この曲は、Diplo(ディプロ)が主宰するレーベル「Mad Decent」所属でアメリカ出身のDJ、Big Makk(ビッグ・マック)へのトリビュートソングとなっています。
Big Makkは2016年の8月29日にフロリダで自動車事故でこの世を去ったのですが、彼の親しい友人でもあったOokayはそのニュースにとても悲しみましたが、彼に想いを伝えるために制作したのがこの“Back Again”です。
歌詞は下のような感じになっています。
Can’t believe that it had to be this way / And I didn’t even get to say goodbye / I wish that you could be here for just one more day / I called you but this time there’s no reply / And I want nothing more than just to have you back again
(こんな事になるなんて思ってもみなかった。サヨナラだって言えてないのに。1日だけでもいいからまた君に会いたくて仕方ないよ。でもいくら君の名前を呼んでも返事はない。君がまた戻ってきてくれるならそれ以上は何も望まないよ。)
歌詞の意味を知った上で曲を聴くと涙が止まりません!
Getter – Told You Feat. Ookay
アメリカ出身のDJ、Getter(ゲッター)とのコラボ・ナンバー。
上でも少し話したようにOokayがヴォーカルを務めています!
こういったしっとりした曲だとOokayが自分で歌うことが多いのですが、彼の歌声とサウンドが合っていますね!
Ookay – Sure
https://www.youtube.com/watch?v=jNoNzL2HZ40
ギターとピアノの音がメインの切ないトラックとなっていて、これも自身がヴォーカルも担当しています!
この曲は“Back Again”も入っているEP『Cocoon』に収録されています。
Ookay – The Boot feat. Ragga Twins
イングランド出身の音楽グループ、Ragga Twins(ラガ・ツインズ)をフィーチャリングしたナンバー。
レゲエ風のヴォーカルとOokayらしいトラップ系サウンドが組み合わさったクセになる1曲。
犬の鳴き声?なんかも使われていて面白いです!笑
A-Trak & Ookay – Only One
アメリカ出身の天才DJ、A-Trak(エー・トラック)とのコラボ・ナンバー。
トゥワークとムーンバートンを混ぜたようなサウンドがメインですが、メロディアスな部分もあってそのギャップが面白い1曲です!
Major Lazer & DJ Snake feat Mø – Lean On (Ookay It’s Lit Remix)
Diplo率いる音楽湯ユニット、Major Lazer(メジャー・レイザー)の名曲“Lean On”をリミックスしています。
BPMも上げており、「Put Your Fuckin’ Hands Up!」という掛け声からのファーストドロップはアガります!
セカンドドロップはまた音を変えており、細やかなサウンドは中毒性があります!
Duke Dumont feat. A*M*E – Need U (100%) (Ookay Remix)
イギリス出身のDJ、Duke Dumont(デューク・デュモント)のナンバーもリミックスしています!
ふぉんなトラップテイストをくわえてくるのかと思ったら、Marshmello(マシュメロ)っぽいフューチャーベースにアレンジされていて、これはこれで素敵です!
Steve Aoki, Chris Lake & Tujamo – Boneless (Ookay Remix)
日系アメリカ人DJのSteve Aoki(スティーヴ・アオキ), アメリカ出身のDJ、Chris Lake(クリス・レイク), ドイツ出身のDJ、Tujamo(トゥジャモ)のコラボ・ナンバーをリミックスしたバージョン。
オリジナルのドロップの音をアレンジして巧みに操っています!
この曲はOokayが有名になるきっかけとなった曲のひとつでもあります!
おわりに
いかがでしたか。
Ookay(オーケー)は2015年7月10日(金)に新木場「ageHa」、2016年7月8日(金)に「ELE TOKYO」に出演したこともあります!
今後日本でももっと人気が出ること間違いなしなので、これからの活躍に注目してみて下さい!
最後にOokayが日本に来た際に撮ったと思われるプリクラでを貼っておきますね!笑
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