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Oliver HeldensがDJたちがYouTubeの再生回数をお金で買うことに物申す!

Oliver HeldensがDJたちがYouTubeの再生回数をお金で買うことに物申す!

「Ultra Music Festival 2019」も終了し、現在多くのDJが自分たちのフルセット動画を続々とYouTubeのチャンネルにアップしています。

Martin Garrix – Live @ Ultra Music Festival Miami 2019

 

Armin van Buuren live at Ultra Music Festival Miami 2019

 

The Chainsmokers – Ultra Miami 2019 (Official Video)

 

Afrojack – Ultra 2019 (Official Video)

 

こうやってDJたちがセット動画をあげてくれることで、ライブ配信を見逃してしまった人や何年か経ってまたあの時のセットを見たい、となったときにも見ることができるので、ファンにとっては非常に有難いですよね。

しかし、同じように先週末のUMFのセット動画をYouTubeにアップしたアーティストのひとり、Oliver Heldensがそういった動画の再生回数をお金で買っている行為に苦言を呈しました。

Oliver Heldens @ Ultra Music Festival Miami 2019 #Ultra2019

 

Oliver HeldensはTwitterで「また今年もビッグDJたちがセット動画の再生回数をお金で買っているのを見つけたよ。みんなはこれについてどう思う?少なくとも僕はこんなことしたくないね。観ている人たちだって馬鹿じゃないんだから、再生回数とコメント数の比率からもその再生回数がフェイクかどうかなんてすぐに分かるのに、なんでするんだろうね。」とツイート。

今年のUMFの動画とは明言していませんが、このタイミングから言ってもUMFの件で間違いないでしょう。

Oliver Heldensは自分の憧れの存在だったDJが同じことをしているのを知って余計にガッカリしたそうですが、ファンから実際にそういう行為をしているDJたちの名前も挙げたらどうかというリプライに対し、「彼らのマネージメント等がそうさせている可能性もあるので、必ずしもDJ本人の責任とは言い切れないため」だとフォローしています。

一体どのDJのことを言っているのかとフォロワーの間で論争が起こり、Martin Garrixが公開して1日で50万回再生でコメントも多数あるのに対し、Afrojackは公開して1日で100万回再生を突破したもののコメント数が少ないという理由で勝手に決め付けてしまい、Afrojack本人まで出てきて「Google広告を利用することはあっても再生回数やライク数を買ったことは今まで一度もない」と回答する一幕もありました。

アーティストにとってYouTube上の動画にしろストリーミングサービスにしろ再生回数というのは重要な指標のひとつであり、実際に再生回数を買っているレコード・レーベルも多数あるという話は聞きますが、真面目に頑張っている若きプロデューサーたちの意欲を削ぐ行為ではありますね。

これはエレクトロニックミュージックシーンに限った話ではなく音楽シーン全体でも言える話なだけに、難しい問題ではあります。

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