2019年11月13日(水)、フランス人DJ/プロデューサー、Born DirtyがEP『Samba Sujo』を発表し、タイトルトラックでDiploとのコラボを果たしました。
この曲はDiploが新しく立ち上げた自身のレーベル Higher Groundからのリリースで、今までといったアーティストの楽曲をリリースしましたが、同レーベルからの自分の楽曲のリリースはこれが初となります。
このHigher Groundは、Mad DecentのレーベルボスでもあるDiploが2019年8月に立ち上げた新レーベルで、レーベル名は自身のハウスEP『Higher Ground』から名付けられており、名の知れたアーティストからアップカミングなアーティストまで、様々なハウスミュージックを発信しています。
EP収録曲である“Samba Sujo”も“Ouro”ブラジリアンなハウスのリズムを持ったファンキーなサウンドとなっており、Diploとのコラボ曲“Samba Sujo”はブラジルのサンバアーティスト、Alfred Del-Penhoが2015年に出した同タイトル曲をリワークしたアフロハウスとなっています。
Born Dirtyには何年も前から究極のクラシックナンバーの新しいバージョンを作りたいという想いがあったそうで、ついにDIploと一緒に手掛けることができた喜びも語っています。
Born Dirtyは2015年夏に“Don’t Stop Get It”をリリースすると、これがMacbook ProのキャンペーンCMにも起用され一躍脚光を浴び、現在ではOWSLAやDirtybird, Mad Decent, Fool’s Gold Records, Insomniac Records, Confessionといったレーベルからも注目されています。
また自身のレーベル Way Way Recordsも運営しており、ヒップホップやハウス、テクノを織り交ぜたハイブリッドなサウンドが多くの人々を魅了しています。
一方、Diploは先日、ESPNで放送されている『マンデーナイトフットボール』の音楽キュレーターに抜擢され、今週月曜日のサンフランシスコ・フォーティナイナーズとシアトル・シーホークスの試合では、ヒップホップアーティスト、Konata Smallの“Ruckus”をセレクトしました。
DiploもBorn Dirtyもこの先どういったハウスサウンドを聴かせてくれるのか、またHigher Groundの今後の展開からも目が離せません。
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