あまり馴染みのなかったダークでディープな重低音のベースと独特のリズムが特徴的な“ダブステップ”というジャンルを一気に世に広めたエレクトロ・ハウスユニット、Knife Party(ナイフ・パーティー)。
本日はKnife Party(ナイフ・パーティー)の結成まで、そして彼らのおすすめの曲も併せて紹介します!
目次
- 1 Knife Partyとは
- 2 前のバンド、Pendulumとは
- 3 Pendulumのおすすめの曲
- 4 Knife Partyのおすすめ曲
- 4.1 Knife Party – Internet Friends
- 4.2 Knife Party – Bonfire
- 4.3 Swedish House Mafia vs. Knife Party – Antidote
- 4.4 Knife Party – LRAD
- 4.5 Knife Party – Begin Again
- 4.6 Knife Party – Rage Valley
- 4.7 Knife Party – Centipede
- 4.8 Swedish House Mafia – Save The World (Knife Party Remix)
- 4.9 Porter Robinson – Unison (Knife Party Remix)
- 4.10 Labrinth – Last Time (Knife Party Remix)
- 5 おわりに
Knife Partyとは
Knife Party(ナイフ・パーティー)とは、2012年に結成されたオーストラリアのエレクトロハウス・ダブステップユニットです。
元Pendulum(ペンデュラム)のメンバーのうちの2人、Rob SwireとGareth McGrillenで構成されています。
シンボルマークは下のような仮面に杭のようなものが突き刺さったマークです!
曲調としては、ダブステップ系でとにかく激しくバイオレンスなものが多いです!
2014年はDJ Magによるninnki DJランキングTOP100で53位に、thedjlistでは22位に、Topple Track & JustGo Musicというサイトの人気DJランキングTOP100では8位をマークしています。
現在、新しいEP『Trigger Warning』を作成中とのことで、近いうちにリリースされるそうです!
今年2015年に行われた「Ultra Music Festival(ウルトラ・ミュージック・フェスティバル)」では、そのEPに収録される新曲“Parliament Funk”と“PLUR Police”、“Kraken”の3曲を初披露しました。
そのときの「Ultra Music Festival」のフルセットを載せておきます!
前のバンド、Pendulumとは
Pendulum(ペンデュラム)とは、2002年に結成されたオーストラリアの6人組エレクトロ・ミュージック・バンドですが、現在は活動休止となっています。
Rob SwireとGareth McGrillen、Peredur ap Gwynedd、Paul Harding、Kevin Joseph SawkaそしてBen Mountの6人で構成されていましたが、ヴォーカルのRob SwireとベースのGareth McGrillenで結成したのが、Knife Party(ナイフ・パーティー)です。
Rob Swireが、Pendulumとしての活動を休止した理由を以下にのように述べています。
Rob Swireは「我々がKnife Partyを始めた頃、私はこのプロジェクト(Pendulum)への情熱を失った。」と当時の心境を初めて明かしました。更に「私はもうDrum ‘n’ Bassを作る欲求を持っていないし、それをRockと融合させる欲求もなく、そしてライブバンドでツアーをする欲求もない。」とPendulum再開の意思がないことを明確にする一文も添えられています。
出典: DNB Times
こうした意欲喪失とPendulumのツアーでかかるバンドセットの膨大な費用という問題もあり、2011年から無期限の活動休止に入りました。
多彩な電子機器を導入したサウンドプロダクションを駆使するライブ・パフォーマンスは評価が高かっただけに残念な気もします。
Pendulumのおすすめの曲
Pendulum – The Island – Pt. 1 Dawn
Pendulum – The Island – Pt. 2 Dusk
フランス出身のDJ、Madeon(マデオン)やオランダ出身のDJ、Tiesto(ティエスト)によるリミックスバージョンもあるので聴いてみて下さい!
- Pendulum – The Island (Madeon Remix)
- Pendulum The Island (Tiesto Remix)
Knife Partyのおすすめ曲
Knife Party – Internet Friends
Knife Party の1番の代表曲といったらコレでしょう!
途中でiPhoneの着信音が入るのも面白いです!
Facebookをブロックされた女性がブロックした男を懲らしめに行くというバイオレンスなストーリーになっています。
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後にリリースされたサウンドが若干変化した“Internet Friends VIP”もカッコイイので聴いてみて下さい!
Knife Party – Internet Friends VIP
Knife Party – Bonfire
個人的にKnife Partyの曲で1番おすすめなのが、この”Bonfire”!
「ボ・ボ・ボ・ボ・ボ!ボンファイヤ!!」は一緒に叫びたくなります!笑
ちなみに「Bonfire」とは「たき火」という意味です。
Swedish House Mafia vs. Knife Party – Antidote
今はそれぞれがソロで活動しているスウェーデンのEDMトリオ、Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とのコラボ曲。
とにかくサウンドがカッコよくて、日本が舞台となったPVも話題です!
Knife Party – LRAD
ダブステップで有名なKnife Partyですが、この曲は今流行りのハウス寄りで聴きやすいです。
ドロップ部分の音も特徴的で、フェスやクラブでもろ沸きそうなサウンドです!
Knife Party – Begin Again
デビューアルバム『Abandon Ship』からのシングル。
2014年にリリースされたこの曲は、ある意味Knife Partyらしくないメロディ・ヴォーカルも美しい仕上がりとなっています!
Knife Party – Rage Valley
これぞKnife Part!といった感じの1曲!
出だしからすでに血が騒ぎます!
フェスなどで大盛り上がりのトラックです!
Knife Party – Centipede
「Centipede」とは「ムカデ」という意味で、PVにもたくさんのムカデが登場して正直気持ち悪いです。笑
ムカデを想像して聴くと、ムカデの這いずる音を表現しているのかな、と思います。
Swedish House Mafia – Save The World (Knife Party Remix)
スウェーデンのEDMトリオ、Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)の名曲”Save The World”のKnife Partyによるリミックス。
正直、原曲よりこっちのダブステップ要素の入ったリミックスバージョンの方が個人的にお気に入りです!
Porter Robinson – Unison (Knife Party Remix)
アメリカの若きDJ、Porter Robinson(ポーター・ロビンソン)の”Unison”のリミックスも手掛けました。
最初からこっちのリミックスバージョンの方で聴き慣れていただけに、原曲よりしっくりきます!笑
クセになるサウンドで何度もリピート再生したくなります!
Labrinth – Last Time (Knife Party Remix)
イギリスのR&Bシンガー、Labrinth(ラブリンス)の美しいチューンも、Knife Partyの手にかかれば、この通りアグレッシブで勢いのあるダブステップサウンドに変貌します!
しかしLabrinthの素敵なヴォーカルは生きており、ハードとソフトの緩急がたまらない1曲です!
おわりに
いかがでしたか。
正直、最初は聴き慣れない狂暴的なサウンドで好みが分かれるかもしれません。
しかし、聴き続けていくと中毒性のあるリズムとディープなサウンドの虜になること間違いなしです!
今年2015年の5月に千葉の幕張海浜公園で開催された「Electric Zoo Tokyo Beach」にも出演したりと知名度は確実に上がってきているんで、今後も要チェックアーティストです!
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