San Holoのレーベル bitbirdと契約しているオランダ出身のDJ/プロデューサー・デュオ、DROELOEが今後、Hein Hamersがグラフィックデザインを更に進化させるための作業に没頭し、音楽制作及びツアーはVincent Rooijersが1人で担当することを発表しました。
DROELOEは数日前からSNSに近々重大発表があることを仄めかす投稿を行ってきましたが、2019年8月5日に以下のような声明文をSNSで公開。
A PROMISE IS MADE. pic.twitter.com/E3Q1BXhFKj
— DROELOE (@DROELOEMUSIC) 2019年8月5日
DROELOEをスタートした頃から現在に至るまで、HeinがDROELOE全てのビジュアルアートを、Vincentが全ての音楽制作を担当してきました。
このDROELOEプロジェクトでは音響と映像共に拘ったクールな世界観を表現することを常に目標とし、この目標は今でも変わりませんが、今後も続けていくためには現在のやり方を変える必要があることに気付いたとのこと。
2015年にデュオを結成して約4年間活動してきた今、2人はもっと色んなことに挑戦したい、自分たちならもっとできると確信。
Vincentはツアー先でインスピレーションを受けることで音楽制作も捗る一方、Heinはしばらくの間ひとつの場所に留まってに没頭する方が良いと判断したため、2020年のはじめからHeinは自宅でDROELOEのビジュアル・世界観を拡大させることに努め、Vincentはソロでツアーや音楽制作を続けていくことを発表しました。
これが2人にとっての分割統治を意味し、前進するためには変化が必要で、前進することこそが今のDROELOEにとっては必要だとし、DROELOEがファンのみんなにベストなものを提供できるためにも、この選択をしたのです。
アートギャラリーなども各地で開催しているDROELOEは、音楽とアートというのはインスピレーションを運び、コミュニティをひとつにしてくれるものだと考えており、ファンにそんな純粋で真の音楽とアートを届けることが自分たちにとって大きな目標だと語っています。
DROELOEは8月23日(金)に新作EPをリリースした後、HeinとVincentが一緒に回るファイナルツアーを行うことも決定しています。
I don’t wanna be alone, with my fingers on my phone. | 08/23
📵📵📵 pic.twitter.com/09T9nrhrG6
— DROELOE (@DROELOEMUSIC) 2019年8月3日
HeinとVincentが一緒にステージに立つ日が次いつ戻ってくるかは分かりませんが、これはDROELOEがステップアップし、私たちに更に進化した音響と映像を届けるために必要不可欠な過程なので温かく見守りましょう。
過去にMNNでDROELOEに対してインタビューを行ったことがあるので、併せてチェックしてみて下さい!
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