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Aviciiの母国スウェーデンの象徴的なアリーナが「Avicii Arena」に名称変更!

Aviciiの母国スウェーデンの象徴的なアリーナが「Avicii Arena」に名称変更!

2021年5月19日、Aviciiの功績を称えて、スウェーデン・ストックホルムの有名な屋内競技場 Ericsson Globe Arena(エリクソン・グローブ・アリーナ)が「Avicii Arena」に名称変更されました!

 

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球体形の建物が特徴的なこのアリーナは、1989年にオープンしストックホルム市内では3番目に大きいアリーナなのですが、アイスホッケー世界選手権などの数多くのスポーツ大会や試合、ライブ会場としても使用されているほか、2021年3月に開催されたばかりの世界フィギュアスケート選手権の会場にも選ばれています。

そんなスウェーデンで有名なアリーナのひとつ Ericsson Globe Arenaが、Tim Bergling Foundation財団とアメリカに本社を置く会場・イベント運営会社 ASM Globalの一部であるStockholm Live、ヨーロッパを代表するDIYストア Bauhaus、そして北欧地域最大の損害保険グループ Trygg-Hansaとの協議により「Avicii Arena」へと名称を変えました。

このアイデアは2019年12月にAviciiのトリビュートコンサートを開催したときに生まれたとのことで、「Avicii Arena」はAviciiの功績を称えると共に、スウェーデンの若者たちのメンタルヘルス問題を予防する活動の象徴を目指しており、メンタルヘルスに関する知識と理解を深めたり、若者の精神疾患や自殺分野における予防活動のイベントなども開催される予定となっています。

現在、若者のメンタルヘルス問題は大きな社会問題のひとつですが、大人や周りの人たちが耳を傾けて気付いてあげること、そして気分をリフレッシュさせるための具体的なツールを提供していくことが大事だとTrygg-Hansaは語っており、その試みとして「Avicii Arena」内でのスポーツイベントなども考えているそうです。

今回の「Avicii Arena」の名称変更を記念して、スウェーデン・クリシャンスタード出身の14歳の歌手 Ella Tiritielloとロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団による”For A Better Day”のパフォーマンスが披露されました。

Ella Tiritielloは「Avicii Arena」の頂上でストックホルムの美しい夜景をバックに歌っていますが、14歳とは思えない素晴らしい歌声と繊細且つ壮大なオーケストラ演奏の美しいハーモニーは一見の価値があります。

Welcome to Avicii Arena

 

この”For A Better Day”の新バージョンは、メンタルヘルスで悩む若者たち、延いては全ての人たちにとってより素敵な明日が来ることを願った歌とも捉えることができ、その力強いメッセージが心に沁みます。

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