最近は新譜紹介記事ばかりが続いていましたが、かなり久々にアーティスト紹介記事を書きたいと思います。
今回ご紹介するのはDon Diabloのレーベル HEXAGON系列からリリースを重ねている新進気鋭のプロデューサー、OVSKY。
彼が創り出すユニークでドリーミーな音色は万人受けすること間違いなしで、MNN個人的にもオススメのアーティストです!
目次
OVSKYとは
OVSKYとは、ポーランド・ワルシャワ出身のDJ/プロデューサー。
本名はPiotrek Ostrowski(愛称はPeter)と言い、2021年6月現時点で26歳で、ステージネームは「オフスキー」といった発音になります。
正式にOVSKYプロジェクトをスタートさせたのは2020年で、まだ1年半くらいしか経っていないにも関わらず、すでにHEXAGONのサブレーベルであるGeneration HexやHEXAGON傘下でRetroVisionがローンチしたTime Machine, そしてProximityといった人気レーベルからも曲を出しているのです。
多数のカセットテープやCDのコレクターでもあった父親の影響で幼い頃から音楽に慣れ親しんでいたOVSKYは、2011年に友人たちと一緒に音楽制作系のソフトウェアに出会い、世界を股にかけて活躍するDJたちの姿をインターネットで見て「有名なDJになりたい!」という夢を抱くようになります。
その夢に対する想いは日に日に大きくなり、音楽は自分にとっての情熱であり、自己表現方法のひとつであり、いつしか人生において大きな一部となっていました。
OVSKYは2020年6月に自身初のシングルとなる“Losing It”をFuture House Cloudからリリースしてデビューしたのですが、このプロジェクトをスタートする前から約10年間に渡ってさまざまなジャンルを研究してきたとのことで、アップビートで実験的なメロディと未来的なサウンドでありながらリラックス効果もあるフューチャー・ハウスを得意としています。
2020年9月にはHEXAGONのサブレーベル Generation HEXから初めてリリースを果たした後、2021年2月には憧れの人物でもあったRetroVision主宰のレーベル Time Machineから初のリリースも飾りました。
OVSKYはロックダウン中、Discordのグループや音楽制作に焦点を当てた様々なストリームに積極的に参加するなかで、RetroVisionのコミュニティを発見したとのこと。
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RetroVisionが2016年に出した“Elevate”はOVSKYが最もインスピレーションを受けた楽曲のひとつでもあり、それ以来、RetroVisionを尊敬していたそうで、Time Machineからのリリースのことは考えず、ただRetroVision本人からのフィードバッグを求めて、RetroVisionがTwitchチャンネルで行っていたデモドロップに曲を送ったところ、契約が決まったそうです。
さらに2021年3月には“On My Mind”でDon Diabloのメインレーベル HEXAGONからのリリースも実現!
現在、ソロシングルのみのリリースですが、今後色んなアーティストたちともコラボしていくと思われるので、どんな素晴らしい曲を生み出してくれるのか今から楽しみで仕方がありません!
OVSKYのオススメ曲
OVSKY – Missing
RetroVisionのレーベル Time Machineから初のリリースを実現させた特別な1曲。
すぐに覚えられるボーカルとキャッチーなドロップを備えたフューチャー・ハウスで、大好きな相手を恋しく思う気持ちがヒシヒシと伝わってきます!
OVSKY – Start Again
可愛らしいメロディが耳に残るフューチャー・ハウスとディープ・ハウスを融合したようなサウンドで、アップビート且つローファイな雰囲気漂うチルアウトな仕上がりとなっています!
OVSKY – Alone With
OVSKYが初めてHEXAGON系列のレーベルからリリースを果たした楽曲。
繊細且つエネルギッシュなフューチャー・バウンスよりのサウンドで、異世界へと導いてくれそうなドリーミーなドロップの虜になります!
OVSKY – On My Mind
OVSKYが初めてメインレーベルであるHEXAGONからのリリースを実現させた1曲。
アップビートで同時にノスタルジックな感情を刺激するようなフューチャー・ハウスで、ユニークなビートと一緒に歌いだしたくなるヴォーカルが頭から離れません!
OVSKY – Out Of Touch
こちらもGeneration HEXからリリースしたナンバーで、クレジットはされていませんが、上の“On My Mind”と同じシンガーを起用しています。
休日の朝からまったり聴きたい柔らかな雰囲気漂うチルアウトミュージックに仕上がっています!
OVSKY – Where Do We Go
OVSKYが初めてProximityからリリースしたナンバー。
エモーショナルな気分に浸れる繊細で美しいサウンドデザインが秀逸な1曲となっています!
OVSKY – Still
清涼感溢れる女性コーラスとトロピカルなフルートの音色が夏を感じさせてくれるアップリフティングなナンバーです!
OVSKY – Wait
ファンキーで滑らかな旋律は耳心地が良く、寒い季節に心を温めてくれるような1曲となっており、Loud Memoryからのリリースです!
Mo Falk – Feel So Gud (OVSKY Remix)
ドイツ出身のプロデューサー、Mo FalkのナンバーをOVSKYがリミックスしたバージョン。
ゲームボーイのBGM風の8bitサウンドと躍動感のあるフューチャー・ハウスを掛け合わせたサウンドが、童心に戻ったようなワクワク感を与えてくれます!
おわりに
いかがでしたか。
OVSKYがどんなアーティストか少しは分かっていただけましたでしょうか。
更新頻度が少なくはなってしまいましたが、今後も定期的に個人的にオススメのアーティストたちをこうやって記事で紹介してきたいと思いますので、是非チェックしてみて下さい。
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