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Lo-Fiハウスシーンで名を馳せたオーストラリアの鬼才 Mall GrabがZEROTOKYOに初登場!ジャンルを超えてオーディエンス全体を巻き込む圧巻のセットを体感せよ!

Lo-Fiハウスシーンで名を馳せたオーストラリアの鬼才 Mall GrabがZEROTOKYOに初登場!ジャンルを超えてオーディエンス全体を巻き込む圧巻のセットを体感せよ!

前回の記事で、1 月 19 日(金)に ZEROTOKYOに出演する salute と Yung Singh の来日イベント情報を特集しましたが、今回は翌日の 1 月 20 日(土)に登場する UK エレクトロニックシーンの新鋭 DJ /プロデューサーこと Mall Grab について紹介したいと思います!

 

1 月 19 日(金)と 1 月 20 日(土)両日楽しめる 2 日間通し前売り券も販売中ですので、Mall Grab についてここで見識を少しでも深めて、当日より一層楽しんで頂けると幸いです!

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1/19(金) & 1/20(土) 2日間通し前売り券も販売中!

Lo-Fiハウスシーンで名を馳せたMall Grab

オーストラリア・ニューカッスルで育った Mall Grab こと Jordon Alexander は、芸術分野の教師の母親と科学専門の教師である父親の元に生まれ、父親が持っていた米ロックバンド Talking Heads のレコードや地元の中古書店で初歩的なセットアップとディスコレコードを使って 12 歳の頃から DJ スキルを磨きました。

2007 – 2008 年はオーストラリアのレコード・レーベル Modular Records や Bang Gang の黄金期だったこともあり、クラブミュージックの入口はエレクトロだった Mall Grab。その後、Ed Banger をはじめとしたフレンチ・エレクトロ全般に傾倒し、なかでも Justice にはトレードマークの十字架のタトゥーを入れるか本気で迷うほどハマったそうです。

それから人気クライムアクションゲーム『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』のサウンドトラック(ゲーム内のラジオ局 SF-UR)の影響もあって、エレクトロからクラシックハウスへと嗜好が移りました。

ドミノピザでバイトしながら、ニューカッスル大学で心理学を学び、たまにハウスパーティーを開催する日々を過ごしていましたが、DJ コンペに参加したり、SoundCloud に曲をアップしていたところ、モントリオールの Collect Call Records を立ち上げようとしていた Nikhil Kasturi という人物からメールが届き、2015年のEP『Feel U』リリースへと至ったのです。

 

この EP ヒット後もフォローアップとして、バンクーバー拠点のレーベル 1080p から 4 トラック EP『Elegy』をリリースし、Lo-Fi ハウスシーンの先駆け的な立ち位置を定めました。

自身の楽曲がオンラインで牽引力を獲得し始めたとき、イギリスツアーの機会を提供され、さらに音楽に集中するためにツアー直前に大学を中退。2017 年には一流のハウススターへと昇格しましたが、2018 年に発表した『How The Dogs Chill、Vol.1』で Lo-Fi ハウスから脱却し、新たな領域へと足を踏み込んだのです。

ちなみに、ステージネームの由来は、Mall Grab はスケートボード熱狂者でもあるため、トラック部分を握るスケボーの持ち方「モールグラブ」からきているそうです。

What's Wrong with Mall Grabbing?

 

2015 年にニューカッスルを出てからはロンドンを拠点に活動していますが、18 ヶ月の月日をかけて 2022 年に完成させたデビュー・アルバム『What I Breathe』にはロンドンの DNA がしっかり染み込んでおり、ジャングルからグライム、ピアノ・ハウスまで幅広く網羅しています。

いつも自分のサウンドを持とうと試みてきたものの、時間が経つにつれて、ますます自分のいる場所の音楽に影響されるようになったと語っています。

音楽でお金を稼ごうと考えたことはなく、自身が尊敬する Laurent Garnier や Daft Punk もやっていたからという理由で同じようにやっただけで、このアルバムはその時の一種の記憶、思い出のようなものとのこと。ロンドンに住んでいる友人たちと取り組んだことを誇りに思っており、このアルバム含め、全てのリリースを踏み台に次のステップを目指しているとのことなので、今後も飽くなき探求心と向上心で更なる高みへ突き進んでいく予感しかしません!

大の日本好きとしても知られる親日家

2017 年に待望の初来日を果たし、過去何度もジャパンツアーを敢行したりと日本にもコアなファンを多数抱えている Mall Grab 。

Mall Grab 自身がボーカルにも挑戦した “Lost In Harajuku” という曲があるのですが、高層ビルが建ち並ぶ未来的な大都市でネオンが輝く様子を洗練されたビートとメロディーで描いており、超現実的な感情が込み上げてきます。

Lost In Harajuku

 

この曲は、Mall Grabが東京のホテルの部屋で制作したのですが、GarageBand での説明にも「日本を心から愛しているから、日本にいたときに感じたことを曲にしたかったんだ。日本の人たちは技術や文化など全てにおいてリスペクトを持っていて、間違いなく世界でお気に入りの場所のひとつです。」と語っています。

日本に行ったときはいつも必ずと言っていいほど古着屋で服を買うのだそうですが、どれも大事に保存されているのに、比較的手頃な価格で購入することができることを気に入っており、日本人デザイナーが現代のファッション業界をリードしているのも納得だと賞賛しています。

また、2020 年の EP『Sunflower』の中で “Leaving Tokyo” というタイトルの曲も出していますが、実際に日本にいるときに録音したとのことで、ダークで憂鬱なテクノサウンドから東京への愛や名残惜しさみたいなものを感じられます。

音楽に対する情熱は計り知れず2つのレーベルも運営

Mall Grab は、まだオーストラリアにいたときに設立し、現在、友人の Jarred Kennedy と Jackson Fitzsimmons と共同で運営している自身のレーベル Steel City Dance Discs をメインに精力的に活動しています。

Ghettohousedrummachine や Jun Kamoda, Loods, Salary Boy, Skin On Skin, Nite Fleit, X-coast どのリリースで今尚コアな人気を博しており、オールドスクール・ハウスからハード・ハウス、ブレイク・ビーツ、テクノのまでレイヴィー且つ上質な音楽を届けています。

ちなみに、この「Steel City Dance Discs」というレーベル名は、Mall Grab が世界最大の石炭輸出国であり、かつては鉄鋼業界にとって重要だった工業港のニューカッスルで生まれ育ったことから名付けられました。

現在は、Steel City Dance Discs だけでなく、2018 年に設立した自身のレーベル Looking For Trouble も運営しており、上述した EP『How The Dogs Chill、Vol.1』は同レーベルからのデビュー作となりました。

ソロでの活動や複数のレーベル運営、さらには DJ Haus との共同プロジェクト Mystik Menn としても曲をリリースしたりと、音楽を心から愛し、音楽と真っ直ぐに向きあっていることが彼の作品やパフォーマンスからも伝わってきます!

このように Mall Grab の作品から感じられる強さと進化、絶妙なサンプリングのセンス、そして幸福感と多様性に満ちた DJ セットは世界中を魅了しており、ハウスミュージックシーンで最もエキサイティングなプロデューサーのひとりと言っても過言ではありません!

Boiler Room でのパフォーマンスからもジャンルを超えてオーディエンス全体を巻き込むようなエネルギーを感じ取れるので必見です!

Mall Grab | Boiler Room: Melbourne

 

ジャパンツアーの一環としてZEROTOKYOに登場!

ツアー含め、過去何度も来日している Mall Grab が 2024 年も新年早々ジャパンツアーを行い、1 月 20 日(土)は ZEROTOKYO に初出演を果たします!

当日の国内ラインナップも注目して欲しいのですが、多くのアップカミングな海外アクトを招き、エナジーに溢れたパーティーを重ね、2022 年に Rainbow Disco Club や FUJI ROCK FESTIVAL 等へ出演した Nari, Naoki Takebayashi, DNG, Kotsu の 4 人の若き DJ によって構成されるハウスミュージックコレクティブ CYK。

さらに、Sabacan Records を主宰し、世界 8 か国のレーベルからソロ作品をリリース、藤子名人との全方位 RAVE ユニット”国士無双”としても活躍している DJ /プロデューサーの Guchon の出演も決定しています!

RING フロアでは、CIRCUS TOKYO presents によるパーティーも開催されますので、。


イベント概要

Mall Grab JAPAN TOUR 2024
開場日時: 01/20 (土) 23:00
会場: ZEROTOKYO

【Z HALL】
Mall Grab / CYK / Guchon
VJ:KOZEE

【RING】
CIRCUS TOKYO presents

kengotaki / mileZ / Iz × KATAINAKA / r1ku / YUVIE

【R BAR】〈HOUSE / DISCO〉
BRYAN / KiRK / Gohlem / Mary-chan / daijiro / Bubby is HONE$T / SATOSHI / MAKON / GARAJII

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