---

本日は2019年9月5日(木)にMartin Garrixのレーベル STMPD RCRDSから新曲“Falling Through”をリリースしたばかりのEllisについて紹介します！

.@Ellisofficial is here with a groovy one 🕺🏼 FALLING THROUGH (ft. @ily_sweden) – Out Now! https://t.co/3X0k3PiPTw pic.twitter.com/lN5a8WRNdq

— STMPD RCRDS (@stmpdrcrds) 2019年9月5日

Ellisとは

Ellisとは、イギリス出身のDJ/プロデューサー。

Ellisは学生の頃、何年間かバンド活動を続けた後、2016年にエレクトロニックミュージックの世界に飛び込みます。

バンド時代はベースギターを担当していたのですが、彼の曲を聴けば、その経験が今の音楽のスタイルにも影響を与えていることが分かるかと思います。

2017年1月にEd Sheeranが“Shape of You”をリリースした直後、友人やファンからリミックスを作ってみて欲しいと言われて試しに作ってみることにしたのですが、これが彼の人生の大きな転機となります。

Ellisが20歳のときだったのですが、この“Shape of You”のブートレグ(趣味で作ったリミックス)を作ってみたところ、YouTubeの総再生数は6000万回以上回るなどネットを中心にバズりまくり、一気に注目されレーベルからも声を掛けられるようになったのです。

 

その後、Lost FrequenciesやJames Blunt, San Holoなどの楽曲の公式リミックスまで担当。

 

そしてZeddがKaty Perryとコラボした“365”をリリースすると、Ellisが個人的にZeddが好きだったこともあって“Shape of You”のときのように再びブートレグを制作。

ブートレグをSoundCloudにアップして、そのリンクをTwitterに貼ったところ、なんと投稿から30分も経たないうちにZedd本人から「とても気に入った！」という旨のメッセージが届いたそうです。

Zeddにこのブートレグを送ると、翌日にステムが送られてきたので丸一日リミックスの修正に時間を費やし、それから約1ヶ月半が経った頃に公式リミックスとしてリリースされることが決まりました。

すでにNoCopyrightSounds(NCS)やbitbird, Spinnin Records, Future House Musicなどからも曲をリリースしたほか、ZeddやSan Holo, Lost Frequenciesなどのトップアーティストたちからもサポートされています。

現在、o2 AcademyやAmsterdam Dance Eventなどヨーロッパ各国のショーやイベント中心に出演していますが、世界を股に駆けて大活躍する日もかなり近いでしょう！

自身のレーベル「Essentials」を運営！

2019年9月現在、まだ20歳という若さのEllisですが、すでに自分のレーベル「Essentials」を立ち上げており、更なる自身のサウンドの確立・進化に力を入れています。

このレーベルからはEllis自身の曲だけでなく、Ellisとコラボ曲を出したこともあるTriangleの楽曲など他のアーティストの曲もリリースしています。

またEllisは「Essentials Radio」というラジオショーも定期的にアップしており、すでに55以上のエピソードがSoundCloudにあがっているのでこちらも是非聴いてみて下さい！

 

Ellisのオススメ曲

Ellis ft. ILY – Falling Through

 

スウェーデン出身の女性シンガー、ILYをフィーチャーしたナンバー。

ILYによるスイートなヴォーカルも美しいユニークでファンキーなサウンドに仕上がっています！

Ellisにとってはこれが初のMartin Garrixのレーベル STMPD RCRDSからのリリースとなります！

Ellis – Colours

 

キャッチーなトップラインと魅力的なグルーヴを持ったエネルギッシュなサウンドに仕上がっています！

なんとなく頭に浮かんだメロディを作っていたときに、友人で歌が好きなSamがこのメロディをハミングしたのを聞いて「これだ！」と思い、初めてその友人の声を録音して曲にすることに決めたそうです！

Jordan Jay & Ellis – All That She Wants

 

オランダ出身のプロデューサー、Jordan Jayとコラボしたナンバー。

フィルターをかけたキャッチーなヴォーカルが象徴的なメロディックなフューチャーハウスとなっています！

Ellis – Moon Funk

 

CloudKid Recordsからリリースしたナンバーで、フレッシュでアップビートなファンキーサウンドに仕上がっています！

Ellis曰く、この曲は宇宙や天文学みたいなバイブスを持って作ったそうで、とても未来的で且つミステリアスな雰囲気を持ち合わせています！

Ellis & Beau Collins ft. joegarratt – Anyway

 

オランダ出身のプロデューサー、Beau Collinsとのコラボで、シンガーのjoegarrattをフィーチャーしたナンバー。

2016年にEllisがミックスのなかで初披露した後、約1年後にようやくリリースされ多くのファンを待たせましたが、この美しいフューチャーハウスを聴けば待った甲斐があったと思わせてくれます！

Ellis – Need U Now

 

Spinnin’ Recordsからリリースしたナンバーで、出だしの雰囲気あるヴォーカルと繊細なサウンドが素敵です！

ドロップは躍動感のあるフューチャーハウスに仕上がっています！

Ellis x Triangle – Every Second

 

プロデューサーデュオのTriangleとコラボしたナンバー。

ユニークなコード進行が面白いフューチャーバウンスよりのサウンドとなっており、しっとりした女性ヴォーカルがまた良い味を出しています！

Ellis ft. Anna Yvette – Migraine

 

アメリカ出身の女性シンガー、Anna Yvetteをフィーチャーしたナンバー。

神秘ささえ感じられるフックと無機質でソリッドなドロップがカッコイイ1曲で、NCSからのリリースです！

Ellis – Clear My Head

 

こちらもNCSからリリースしたナンバー。

全体的にソフトなフューチャーポップとなっており、透明感のある女性ヴォーカルもサウンドにマッチしています！

Ellis x Miss Mary – In The Wild

 

ルーマニア出身の女性シンガー、Miss Maryとのコラボ・ナンバー。

力強い女性コーラスからのドロップの滑らかなフューチャーハウスが非常に心地よいです！

おわりに

いかがでしたか。

Ellisがどんなアーティストか少しは分かっていただけましたでしょうか。

Ellisの曲はいつも独創的で、まだまだ伸び白は未知数なので今後どんなサウンドを展開し、どのレーベルから出していくのか楽しみです！