タイトルの通り、2018年4月7日(土)に新木場・ageHaでDombreskyの初来日公演が決定しました!
日本でも人気が高いTchamiやMalaaが好きな人には馴染みがあるかと思いますが、あまり彼の事を知らないという人たちのために、Dombreskyがどんな人物でどういった音楽を作っているか紹介したいと思います!
4月7日(土)はDombreskyだけでなく、Lost Frequenciesも出演するので先日書いた紹介記事及びイベント詳細をチェックしてみて下さい!
目次
- 1 Dombreskyとは
- 2 Tchamiのレーベル「Confession」の看板DJのひとり!
- 3 OWSLA所属のPoint Pointとの親交も深い!
- 4 4月7日(土)はageHaでLost Frequencies×Dombresky!
- 5 Dombreskyのオススメ曲
- 5.1 Dombresky – Utopia
- 5.2 Malaa & Dombresky – Hostyl
- 5.3 Habstrakt & Dombresky – Antigone
- 5.4 Dombresky x Tony Romera – Girls Night Out
- 5.5 Dombresky – Wait
- 5.6 Dombresky & Samaran – Call 909
- 5.7 Dombresky – Overtime
- 5.8 A Trak – We All Fall Down feat. Jamie Lidell (Dombresky Remix)
- 5.9 DJ Snake – Ocho Cinco (Dombresky Remix)
- 5.10 DJ Snake – Middle ft. Bipolar Sunshine (Dombresky Remix)
- 6 おわりに
Dombreskyとは
Dombreskyとは、フランス・パリ出身のDJ/プロデューサー。
2015年頃に突如としてシーンに現れたDombreskyは、同年パリで行われた「Tchami & Friends」のショーケースにいきなり登場し話題となりましたが、当時はMalaaのように正体不明のミステリアスなDJというイメージがありました。
Dombreskyの音楽のスタイルはというと、ベースミュージック要素も入ったダークで不気味な、それでいて洗練されたハウスが特徴的で、TchamiやMalaa, Diplo, DJ Snake, Anna Lunoeといったアーティストたちからもサポートされています!
2015年5月にハウスとUKガラージを融合させた“Gloary”をリリースすると、Skrillexのレーベル及びメディアプラットフォームの「NEST HQ」に取り上げられました!
https://www.youtube.com/watch?v=cfalorjyAbc
そして12月にはフューチャーハウスの生みの親であるフランス出身のDJ、Tchamiとコラボ曲“Freakin”をリリースし、この曲はTchamiのEP『After Life』にも収録!
その直後、A-Trakの“We All Fall Down”の公式リミックスを提供し、2016年にはA-Trakらのレーベル「Fool’s Gold Records」からEP『Reaching Perfection』をリリース。
2016年4月には「Tchami B2B DJ Snake」のイベントにPointb Point, Gerry Gonza, Angelzらとともに出演しました。
このようにTchamiとはデビュー当時からすでに親交が深く、彼のレーベル「Confession」から“Wait”や“Utopia”といったヒット曲を多数生み出しています。
この“Utopia”に関しては、後に「Confession」から公式のリミックスパックまでリリースされ、4B, Madeaux, Born Dirty, Pyramid, Asdekによってさまざまなアレンジが加えられ、原曲の知名度がより一層上がりました。
ここまで分かるようにDombreskyは、フランス出身のアーティストとの共演やフランスを中心としたイベントへの出演が多かったのですが、2016年7月にはアメリカの人気フェスティバルのひとつ「HARD Summer Music Festival」に出演し、MadeonやBaauer, REZZ, Malaaなどといった蒼々たるメンツと同じステージに登場したのです!
その後もTchamiのイベントで何度も共演したり、Anna LunoeとB2Bしたほか、アメリカ出身のラッパー、A$AP Rockyの曲をリミックスしてヒップホップまでも自身のハウスワールドへと変貌させたりと幅広く活躍。
オリジナル曲も精力的に発表し、Malaaとコラボした“Hostyl”ではディープ且つダークなベースハウスを見せつけ、同じくフランス出身のDJ、Tony Romeraとコラボした“Girls Night Out”ではファンキーなフレンチハウスを披露。
2017年のMiami Music Weekでは、GTAがホストを務めるイベント「Good Times Ahead」にDyroや4B, Kittensらと出演したり、「Mysteryland」や「Beyond Wonderland」といったビッグフェスにも多数出演し、EDCなどオーガナイズしているプロモーター、Insomniac Events主催のフェス、「Countdown」では、BrohugやAlison Wonderland, Galantis, Porter RobinsionらとともにResolutionステージを盛り上げました!
このときDombreskyは約1時間回した後、その後Mercerとともに45分のB2Bセットを披露したことでも話題になりました!
Slanderの「Superhuman」ツアーに同行した後、2018年に入ってからも「Holy Ship!」やInsomniac Events主催の「Space Yacht」, スペインの「Abroadfest」などに出演。
2月にはサンディエゴで行った初のソロイベントも大成功させ、5月には「EDC Las Vegas」のメインステージへの出演も決まっていたりと現在はフランスから飛び出し、世界各国のフェスやイベントで大活躍しています!
Tchamiのレーベル「Confession」の看板DJのひとり!
ハウスミュージックのなかでもダークでヘビーなフューチャーハウス/ディープハウスに特化したTchamiのレーベル「Confession」。
このレーベルではTchami自身の曲だけでなく、MalaaやAngelz, そしてDombreskyといったアーティストの曲も頻繁にリリースしており、レーベルから出されている曲のなかでも特にDombreskyの曲は毎回再生回数も多く、人気の高いアーティストだということが分かります!
Dombreskyは2017年の「Holy Ship!」にも出演したのですが、このときはDJ SnakeやTchami, Malaa, Mercerなどフランス出身のDJたちによる人気集団「Pardon My French」とのコラボステージに登場し、一緒になってフランス発のユニークなハウスミュージックを世界へ発信しました。
「Confession」のレーベルオーナーであるTchamiだけに限らず、DJ SnakeやTchami, Malaa, Mercerなどとは仕事やプライベートでもかなり強いかかわりを持っているのが分かります。
上で話したことの追加になりますが、Dombreskyはイベントのプロモートをメインに行うInsomniac Eventsからも猛プッシュされており、Insomniac Events主催のフェスやイベントにも度々出演しています。
そして、Insomniac Eventsが立ち上げたレベール「Insomniac Records」は新進気鋭のアーティストの楽曲リリースを重点的に行うサブレーベル「In / Rotation」を発表したのですが、この「In / Rotation」から記念すべきファーストシングルとして、Dombreskyの“Technikal”がリリースされました!
彼の音楽を聴けば、フューチャーハウスの創始者であるTchamiや大手イベントプロモーション会社、Insomniac Eventsからも注目されているのも納得できます!
OWSLA所属のPoint Pointとの親交も深い!
DJ SnakeやTchami, Malaa, Mercerなどフランスを代表するDJ/プロデューサーのひとりとも言えるDombresky。
そんな今勢いのあるフランス勢アーティストといえば、Point Pointも忘れてはいけません。
OWSLA所属でフランス出身のクリエイター集団、Point Pointのレーベル「Record Record」による人気コンピレーションシリーズ『Filet Mignon』はご存知でしょうか。
この『Filet Mignon』は、2017年にはSkrillexと一緒に来日公演を行うなどSkrillexから絶大な信頼を置かれているPoint Pointが厳選した曲が集められているのですが、シリーズ5作目となる『Filet Mignon Volume 5』には、Dombreskyの“Aragon”が収録されています!
ちなみにPoint PointとDombreskyも昔から親交が深く、デビューした2015年の「Record Record」主催のイベントにAlesiaやAazar, LH4Lらと出演したり、2017年も4Bのイベント「4B & Friends」でゲストとして出演したほか、Point Pointらと一緒に「Filet Mignon」ツアーまで行いました。
個人的にPoint PointのメンバーでもあるAazarやLH4L, そしてDombreskyは特に今後さらに注目されると予想しています!
4月7日(土)はageHaでLost Frequencies×Dombresky!
東京・新木場にある人気クラブ/イベント、ageHaの4月のスケジュールが毎週のように豪華!
4月のageHaのイベントをまとめた記事を後日アップする予定ですが、まず第1週目となる4月7日(土)は、Lost Frequenciesに加えてなんとDombreskyの出演まで決まりました!
DJ Mag Top 100 DJsで2017年に26位という高順位で初登場し、Don Diabloらも認めるLost Frequenciesと、「Confession」の看板DJのひとりとも言えるDombresky両方のパフォーマンスを堪能できる貴重な機会です。
トロピカルハウスからディープハウス、フューチャーハウス、ベースハウスと様々なハウスミュージックに酔いしれてみて下さい!
【2018.04.07(土) LOST IN TOKYO -Lost Frequencies first show ever in Japan】
- Lost Frequencies
- Dombresky
- TTREKKIE TRAX
- SONE
- SHOTA
- RYOYA
- Banana
- CYBERJAPAN DANCERS
- 東京夜蝶倶楽部 -AGEHA PERFORMANCE CREW-
DOOR / 当日 :TBA
ageHa MEMBER : ¥3,000
INTERNATIONAL COUPON :¥3,500
(ALL INTERNATIONAL I.D HOLDERS)
ADVANCE TICKET / 前売
GA TICKET (一般前売り) : ¥3,480
U-25 (25歳以下) : ¥2,980
GROUP TICKET(10枚セット) : ¥30,000
Dombreskyのオススメ曲
Dombresky – Utopia
Dombreskyの代表曲のひとつ。
クラブ受けの良さそうなベースラインにヴォーカルカットを使用したメロディがお洒落で、MarshmelloがTomorrowlandでプレイしたりと多くのDJたちからもサポートされました!
上でも話した通り、リミックスパッケージまでリリースされましたが、個人的には4Bによるリミックスが好きです!
Malaa & Dombresky – Hostyl
Malaaとコラボしたナンバーで、「Confession」の人気の高い2組がタッグを組みました。
クラブで大音量で浴びたくなるような重低音が肝で、Dombreskyの上品なハウスとMalaaの特徴的なg-houseが融合したインパクトのあるサウンドとなっています!
Habstrakt & Dombresky – Antigone
フランス出身のDJ、Habstraktとコラボしたナンバー。
近未来的でクラブ受けの良いフレンチベースハウスに仕上がったこの曲は、Diploのレーベル「Mad Decent」からリリースされました。
Dombresky x Tony Romera – Girls Night Out
Tony Romeraとのコラボ・ナンバー。
ファンキーなフレンチハウスとなっており、中毒性の高いメロディとディスコハウスな雰囲気を帯びたサウンドがダンスフロアを盛り上げてくれます!
「Insomniac Records」からリリースされました。
Dombresky – Wait
この曲は「Confession」からのリリースで、TchamiがUltra Music Festivalはじめ色んなセットでかけたこともあって、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ビルドアップからドロップにかけてのベースの音がカッコイイです!
Dombresky & Samaran – Call 909
イギリス出身のプロデューサー、Samaranとコラボしたナンバー。
ヴォーカルサンプルのループとファンキーなサウンドが90年代を彷彿とさせるお洒落な1曲となっています!
Dombresky – Overtime
A-Trakらのレーベル「Fool’s Gold Records」からリリースされたハウスナンバー。
同じく「Fool’s Gold Records」からは“Pass Me The Lighter”や“Hardcore”という曲も出しているので聴いてみて下さい!
A Trak – We All Fall Down feat. Jamie Lidell (Dombresky Remix)
「Fool’s Gold Records」のレーベルオーナーでもあるA-Trakのナンバーをリミックス。
Dombreskyは2016年にこのレーベルからEP『Reaching Perfection』を発表しましたが、そのリリースに先駆けて発表されたこのリミックスでもヘビーでダークなサウンドへとアレンジしています!
DJ Snake – Ocho Cinco (Dombresky Remix)
フランス出身のDJ Snakeの人気曲をリミックスしました。
ドロップのアンダーグラウンドな雰囲気漂うサウンドがクセになるのですが、ブレイク部分のメロディックなサウンドも良い緩急になっています!
DJ Snake – Middle ft. Bipolar Sunshine (Dombresky Remix)
https://www.youtube.com/watch?v=nVHo60JGId0
同じくDJ Snakeの人気曲をリミックスしました。
疾走感のあるリズミカルなドロップがユニークで、且つバックグラウンドのサウンドデザインも完璧で、個人的にオススメのリミックスのひとつです!
おわりに
いかがでしたか。
Dombreskyについて少しは分かって頂けたでしょうか。
DJ SnakeやTchami, Malaa, 「Confession」関連のアーティスト, 「Pardon My French」関連のアーティストが好きな方は勿論、今回名前を初めて知ったという方でも新たなハウスミュージックにハマるきっかけとなるはずですので、是非遊びに行ってみて下さい!
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