MNN

【2019年版】フィリピンのパーティーアイランド、ボラカイ島へのアクセスやクラブ情報を紹介!

【2019年版】フィリピンのパーティーアイランド、ボラカイ島へのアクセスやクラブ情報を紹介!

2019年2月上旬、フィリピンのボラカイ島に行ってきたので、日本からのアクセス方法や現地のクラブ情報など備忘録の意味も込めて書きたいと思います。

ボラカイ島はドゥテルテ大統領が環境汚染を問題視し、再生作業のため2018年4月から10月までの約半年間閉鎖して観光客の立ち入りを一切禁止していました。

その閉鎖が解除された今、「もう行っても大丈夫なの?」と不安な抱いている人も多いと思いますが、私は海の綺麗さや営業しているお店に関しても全く問題を感じなかったので安心して読んでみて下さい。

ボラカイ島とは

BEAM TRAVEL

 

ボラカイ島とは、フィリピン中部のシブヤン海に浮かぶ小さな島で、フィリピン延いては世界でも有数のビーチリゾートとしても有名です。

島のバランガイ(町を構成する最小の地方自治単位)は、ヤパック(Yapak)、バラバグ(Balabag)、マノック・マノック(Manoc-Manoc)の3つで、このバラバグが島の中心地で、ボラカイ島で最も有名なホワイト・ビーチもあります。

小さな島と言ったように、面積は1,002ヘクタールで島の長さはわずか7.5kmしかありませんが、そのうちホワイト・ビーチが約4kmも占めています。

海外旅行・海外ツアーのエスティーワールド

 

このホワイト・ビーチは、コバルトブルーの海にサラサラのホワイトサンドが約4kmも続く美しいビーチで、1990年にBMWのトロピカルビーチハンドブックで“世界最高のビーチの1つ”に選ばれたほか、2011年に人気旅行サイト、TripAdvisorのアンケートで“旅行者が選ぶ世界で最も美しいビーチ第2位”の称号を受け、2012年にもアメリカの旅行雑誌、Travel + Leisureに“世界最高の島”とまで称されました!

また約4kmのホワイト・ビーチは区域ごとにステーション1ステーション2ステーション3と分かれており、ビーチの前にはビーチロードと呼ばれる地面が砂の歩行者専用道路(時々救急車やパトカーが見回りのために通ります)が続いており、お洒落なカフェやレストラン、バー、クラブ、お土産屋、ファストフード店などが軒を連ねており、海で泳いだ後も水着のまま歩いて見て回れるのも魅力です。

アクセス方法

前述したとおり、ボラカイ島は全長7.5kmの小さな島で、空港もありません。

そのため、隣のパナイ島にある「ゴドフレド・P・ラモス空港(以下、カティクラン空港)」「カリボ空港」を必ず利用しなければなりません。

エスティワールドのツアーでは日本からカリボ空港へ直行便もあるそうですが、基本はフィリピンの首都マニラを経由して上記2つのうちのどちらかの空港へ行く必要があります。

マニラへは日本各地の空港から色んな航空会社が就航していますが、ちなみに私の場合、福岡から往復3万円台(セール時は1万円台)で行けるマニラ直行のセブパシフィック航空を利用しました。

セブパシフィックの福岡-マニラ線は金曜日の20時05分発の便があるので、仕事終わりに行けるのが有難いです。

マニラからカティクラン空港へはセブパシフィックやエアアジア、フィリピン航空、シーエアー航空が朝の5時台から夕方まで就航しているので、マニラに到着後、空港で朝まで時間を潰したり、空港の近くのホテルに1泊して次の日の昼頃、出発したりと自分の時間と体力に合わせてフライトを選んで下さい。

カティクラン空港の方がカリボ空港よりはるかにボラカイ島に近いため、個人的にはカティクラン空港を利用することをオススメしますが、どちらもメリット・デメリットがあります。

カティクラン空港を利用するメリット

  • 移動時間が短い

カティクラン空港を利用するデメリット

  • 航空券の金額が若干高い
  • 遅延便が多い

カリボ空港を利用するメリット

  • カティクラン空港へ行くより航空券が安価
  • 飛行機が割と定刻通りに出発する

カリボ空港を利用するデメリット

  • 移動時間が長い

どちらの空港を経由した場合も、飛行時間は1時間弱で、空港からバス(バン) → ボートを利用することは変わりありませんが、カティクラン空港とカリボ空港は約70kmも離れているため、2時間近く差が開いてしまいます。

私の場合、少しでも早くボラカイ島に着きたかったので、ここでもカティクラン空港からの行き方を説明しますが、カリボ空港からのアクセス方法を求めている方は下の記事を参考にしてみて下さい。

カティクラン空港からカティクラン港へ

マニラから1時間弱のフライト後、カティクラン空港の到着ロビーに入ると、バゲージ・クレームを通り過ぎてすぐに「Southwest」という会社の受付カウンターへ向かいます。

空港からカティクラン港への移動や港からボラカイ島へのボートを自分で手配した方が数百円安く済みますが、ここで700ペソ(約1470円)のジョイントチケットを購入してしまえば、空港から港までのバス港からボラカイ島へのボートボラカイ島の港から宿泊ホテルまでのバン環境税ターミナル使用料も含まれており、後は係員の誘導に従うだけなので非常にオススメです。

カウンターで自分の宿泊するホテル名を伝えてお金を払うと、そのホテル名が書かれたシールを貰うのでこれを胸に貼るのですが、ボラカイ島に着いてからも確認に必要なので無くさないように気を付けて下さい。

到着ロビーを出るとすぐ右に「Southwest」と車体に書かれた専用のバスに乗り込みます。

※ジョイントチケットなしで自力で行く人は、到着ロビーを出たら客引きしているバンに乗ることになりますが、港まで徒歩で行くことも可能です。

カティクラン港での作業

わずか5-10分でカティクラン港(Caticlan Jetty Port Terminal)に到着。

カティクラン港の建物入口は人で溢れていますが、これはボートのチケットや環境税、ターミナル使用料を払うための列で、ジョイントチケット購入者は何も支払う必要がないので、そのまま建物に入ってセキュリティチェックを受けて下さい。

※ジョイントチケットを購入していない人はここで、ボート料金・環境税・ターミナル使用料をそれぞれの窓口で1つずつ購入しないといけないので、ジョイントチケットはこの煩わしさがない点もオススメです!

セキュリティチェックが終わったら、そのすぐ先にある受付カウンターのようなところで人数を伝え、”Passenger’s Datasheet”という書類に名前や連絡先、宿泊先のホテル名を記入して乗船登録的なものを行います。

その後「Southwest」の待合室で5分程待ち、ボラカイ島へのボートに乗り込みます。

環境税とターミナル使用料を支払ったことを証明する紙2枚がないと船に乗れないとありますが、この待合室から出る直前にスタッフから渡され、それを待合室出口付近でまたすぐスタッフに渡すだけで終了です。笑

※ネットでは“ボラカイ島で宿泊するホテルのバウチャーがないと入島できない”, “1日に入島できる観光客の数の制限を設けている”と書いてありましたが、バウチャーを見られることもなければ、観光客のカウントをしているようにも到底思えませんでしたが、念のためにホテルのバウチャーは日本で印刷して持っておいた方がいいかもしれません。

いよいよ乗船ですが、スーツケースなど重たい荷物がある人はスタッフがボートの屋根に乗せてくれますが、この場合1人20ペソ程度のチップを求められるのでお忘れなく。

ボラカイ島の港からホテルへ

それから10-15分程度でボラカイ島のカグバン港(Cagban Port)に到着。

到着後、「Southwest」のスタッフの指示に従って屋外の待合室のようなところで待ちます。

宿泊するホテルが同じ人や同じステーションのホテルごとに10名ずつくらいでバンに乗るといった感じですが、自分が行ったときは2月上旬で中国における旧正月と見事に被ってしまいいつも以上に人が多かったことから、自分のホテルが呼ばれるのに約50分かかりましたが、普段はここまで待つことはないと思われます。

※船着場の先にトライシクルターミナルがあり、ホテルの場所にはよりますがだいたい100-250ペソ(約211-530円)で行けるので、これ以上待ち時間が長かったら、こちらを利用していたかもしれません。

自分のホテル名を呼ばれ「Southwest」専用のバンに乗ったら、あとは運転手が自分のホテルのすぐ前でホテル名を叫んで停車してくれます。

ちなみに私はボラカイ島でHue Hotels and Resorts Boracayというホテルに宿泊したのですが、ホワイト・ビーチまで徒歩数分、清潔感とリゾート感のあるホテルで、屋外プール及びプールバーがあり、値段もそんなに高くないという理由から結構調べ上げた上で決めましたがめちゃくちゃ大正解でした!

ボラカイ島からの帰り方

基本的に行き方と同じですが、多分不安要素といえば、早朝でも隣のパナイ島の空港まで辿り着けるかどうかだと思いますが、結果から言えば全く問題ないです!

私の場合、ボラカイ島からマニラへ戻るセブパシフィックの出発時間が、午前7:45だったためホテルの受付の人から勧められたように午前4:30にホテルをチェックアウトしました。

ボラカイ島のカグバン港(出発前の待ち合いホール)

 

そんな早朝でもトライシクルはすぐに捕まりましたし(普通に走っているし路上にも停まっている)、パナイ島行きのボートも出ていましたが、余裕を持って早く行き過ぎてもカティクラン空港が午前6時にならないと中にいれてくれなかったので、そこだけ注意して下さい。

トライシクルでホテルから約15分、150ペソ前後(約310円)でカグバン港に到着したので、帰りもカグバン港にある「Southwest」のジョイントチケットを購入しましたが、行きより安い350ペソ(約740円)でした。(こちらも環境税とターミナル使用料が含まれているので個別に払う必要はありません。)

ボラカイ島のクラブ情報

ボラカイ島は「フィリピンのパーティーアイランド」とも言われ、夜になればビーチやビーチロード沿いのオープンエアなバーやクラブで音楽を大音量で流し、Epic BoracayというビーチクラブでKnife Partyがプレイしたこともありました。

しかし閉鎖解除された今、ビーチに多数あったデッキチェアやテーブルは完全に撤去され、ビーチでの飲酒喫煙やポイ捨ても禁止され、ファイアーダンスも灯油を使うたいまつからLED照明のものに変えることを義務付けられました。

違法建築物は200棟ほど崩されたことでお店も減ったのは確かですが、ビーチロード沿いにはバーやクラブも数軒あり、音楽も大音量でかけていたので夜もホワイト・ビーチ沿いで楽しむことができます。

本格的なクラブを求めている人には、ボラカイ島で最も大きな箱「Club Galaxy」をオススメします。

外装・内装からもラグジュアリーな雰囲気が漂っており、巨大なLEDスクリーンやVIPルームなども完備。

過去にはWolfpackやMAD M.A.C等といったDJがゲストとして出演したことがあるように、音楽はエレクトロニックミュージックメインとなっています!

クラブの場所はホワイト・ビーチとは正反対の場所のマノック・マノックに位置していますが、21時から3時までDモールから「Club Galaxy」間を無料のシャトルバスが運行しているので、アクセス面も問題ありません。

またこのクラブはホテルやカジノの経営でも有名な「Galaxy Entertainment Group(中国語: 銀河娛樂)」というマカオの企業が運営しているのですが、フィリピンの「Leisure & Resorts World Corp.」とパートナーを組み、約550億円をかけてボラカイ島にカジノリゾート施設の建設する話を着実に進めており、2021年オープンを目指しているそうです。


住所: Sitio Manggayad, Manoc ManocMalay, Aklan Province 5608, Philippines
電話: +63 36 288 9171
HP: https://clubgalaxyboracay.webs.com/

番外編: マニラのクラブ・ホテル情報

フィリピン・マニラも過去にRoad to Ultra Philippinesが開催されたりと、エレクトロニックダンスミュージックシーンは盛り上がっています!

そんなマニラで私が個人的に最もオススメしたいビーチ&ナイトクラブは「Cove Manila」です。

Tiger Resort Leisure and Entertainment, Inc.が運営するホテルやカジノを有する統合リゾート施設「Okada Manila」の中にあるクラブで、2017年12月15日にオープン。

高さ30mのUVガラスの大型ドームが印象的で、広さは9,000㎡とフィリピン最大のナイトクラブとなっており、DJ Magのランキングにも載っているトップランカーから大御所DJ、ラッパー、シンガーなどあらゆるシーンのアーティストを毎月招聘しています。

これまでにSteve Aoki, Dany Avila, Laidback Luke, Showtek, Lil John, Diplo, Kaskade, Tujamo, Ferry Costen, Zedd, Dedmaus5, Steve Angello, Erick Morillo, Ummet Ozcan, Paul Van Dyk, Gareth Emery, Markus Schultz, NERVO, Tiesto, DJ Snake, Afrojack, Pete Tong, Ja Rule, Nelly, Kerri Hillson or Adam Lambert, Aloe Blaccらが出演しました。

この「Cove Manila」は空港から車で10分という好立地にあるのですが、マニラを経由してボラカイ島やセブ島に行く方で空港から徒歩圏内のホテルに宿泊したいという方にとってもBelmont Hotel Manila‎」というホテルが最適です!

セブパシフィック航空の国内線・国際線は全てマニラのニノイ・アキノ国際空港の第3ターミナルに発着するので、この第3ターミナルからタクシーや空港のシャトルバスを利用することなく徒歩5-10分で行けるという理由から「Belmont Hotel Manila‎」をオススメします。

ニノイ・アキノ国際空港を利用したことがある人は分かると思いますが、タクシーはぼったくりがとても酷く、シャトルバスもなかなか来ないため出来れば利用したくはないですよね。

「Belmont Hotel Manila‎」への行き方ですが、第3ターミナル内の至るところにある「Runway Manila Footbridge」という案内板通りに進むだけですが、ターミナルの4階へ上がり、「FOOD HALL」という飲食店が集まった場所を通り抜けて、高速道路の上を通る空中通路を渡り終えて、エレベーターで1階に降りて外に出れば、すぐ目の前に「Belmont Hotel Manila‎」があります。

Belmont Hotel Manila‎」だけでなく、すぐ近くにある「Maxims Hotel」, 「Marriott Hotel Manila」, 「Holiday Inn Express Manila」, 「One Palm Tree Villa」なども徒歩圏内ですので、空き状況や金額を比較して予約してみて下さい。


Cove Manila

住所: New Seaside Drive, Entertainment City, Parañaque, 1701 Metro Manila, Philippines
HP: http://covemanila.com/
Facebook: https://www.facebook.com/covemanila
Twitter: https://twitter.com/covemanila
Instagram: https://www.instagram.com/covemanila/

Belmont Hotel Manila‎

住所: Newport Boulevard, Newport City, Pasay City, 1309 Metro Manila, Philippines
電話: +63 2 318 8888
HP: https://www.belmonthotelmanila.com/

コメントを残す

*
*
* (公開されません)

Return Top