本日はエモーショナルでメロディアス過ぎるサウンドで多くのファンを魅了しているGRYFFINについて紹介します。
日本人とアメリカ人とのハーフで2016年から3年連続で来日公演も行ったりと日本にも馴染みがあるGRYFFINの魅力をお伝えしたいと思います!
目次
- 1 GRYFFINとは
- 2 こだわり抜いたライブセットも魅力
- 3 GRYFFINのオススメ曲
- 3.1 GRYFFIN, Illenium – Feel Good ft. Daya
- 3.2 GRYFFIN – Just For A Moment ft. Iselin
- 3.3 GRYFFIN, Bipolar Sunshine – Whole Heart
- 3.4 Gryffin, Elley Duhé – Tie Me Down
- 3.5 GRYFFIN, SLANDER – All You Need To Know ft. Calle Lehmann
- 3.6 GRYFFIN – You Remind Me ft. Stanaj
- 3.7 GRYFFIN- Nobody Compares To You ft. Katie Pearlman
- 3.8 GRYFFIN – Bye Bye ft. Ivy Adara
- 3.9 Tove Lo – Talking Body (GRYFFIN Remix)
- 3.10 Years & Years – Desire (GRYFFIN Remix)
- 4 おわりに
GRYFFINとは
GRYFFINことDan Griffithとは、アメリカ出身のDJ/プロデューサー。
日本人とアメリカ人とのハーフで、1987年9月29日生まれの31歳(2019年4月現在)です。
7歳の頃からピアノのレッスンに通っていましたが、GRYFFINの従兄弟がThriceというロックバンドのメンバーのひとりで憧れを抱いたことから、11,12歳の頃にギターに興味を持ち始め、学生時代は楽器のスキルを向上させるためにもバンドを組みました。
1番お気に入りのバンドはSublimeで、Lynyrd Skynyrd, Pink Floyd, Rolling Stonesといったクラシックロックバンドの曲やポップミュージックも沢山聴いてきましたが、ラジオでDaft Punkの曲を聴いたり、当時アメリカでも人気沸騰中だったSwedish House Mafiaなどの曲を初めて聴いたとき、今まで耳にしたことのない音楽に衝撃を受けたと同時に自分もこういう音楽を作ってみたいと思い音楽制作をスタートします。
またAviciiやSkrillexの楽曲にも大きな影響を受けたとのこと。
南カリフォルニア大学に入学してからは電気工学について勉強していましたが、空いた時間を見つけては自分の寮の部屋で音楽のプロデュースに打ち込む日々を過ごしていたGRYFFIN。
大学のスクールパーティーで友人たちに自分の曲をかけてもらうことを大きな目標に、Ellie Gouldingの“Burn”など色んなアーティストの楽曲のブートレグをネットに公開すると大きな反響があり、Interscope Recordsなどのレーベルからもオフィシャルのリミックスの話を持ちかけられ、Tove Loの“Talking Body”やMaroon 5の“Animals”, Years & Yearsの“Desire”といったアーティストの公式リミックスをリリース。
GRYFFINが得意のピアノとギターでを使ってどのようにリミックスを制作しているかが分かる動画もあったのでチェックしてみて下さい。
これらのリミックスがきっかけで一気に火が付き、2015年のSnowGlobe Music Festivalへの出演も果たしました!
2016年にはデビューシングル“Heading Home”をDarkroom / Interscope Recordsからリリースすると、SpotifyのViral 50チャートで1位にランクインしたほか、BillboardのTwitter Emerging Artistsチャートでも5位を獲得し、各ダンスチャートでも上位に食い込みました。
“Heading Home”は2015年3月の時点で曲そのものは完成していたものの、ヴォーカルをお願いしたかったJosef Salvatが他の曲の制作などで忙しく、他のヴォーカリストを探そうかとも思ったものの、この曲にはJosef Salvatのヴォーカルありきだと感じ、約10ヶ月遅れてリリースされました。
Josef Salvatとはそれ以前に“Open Season”のリミックスでも共演したことがありますが、“Open Season”の原曲を聴いた瞬間からインディーにもポップにも対応できるユニークな歌声に魅了され、どうしても一緒に曲を作りたいと思ったそうです。
そして2017年にリリースしたIlleniumとのコラボ曲“Feel Good”も爆発的ヒットを記録!
2016年秋にDayaから送ってこられたヴォーカルのデモが歌声も歌詞も素晴らしく、自身のツアーを終えた後、1日休みがあったときに友人でもあったIlleniumに直接会いに行き、このヴォーカルを使って一緒に曲を作ることを決めたそうです。
またトップアーティストのツアーにも同行しており、2016年にKygoのCloud Nineツアーのオープニンアクトにも抜擢されたほか、2018年のKygoのKids In LoveツアーでもblackbearやSeebとともにオープニングアクトを努めました。
すでに2016年のULTRA JAPANで初来日を果たしており、2017年にはEDC JAPANに出演したほか単独来日公演も行い、2018年もEDC JAPANに出演。
その後もSLANDERとのコラボ曲やElley Duhé, Daniel Wilson, Iselin Solheimといったシンガーを迎えた素敵な曲をリリースしては各方面から高い評価を得ています。
2019年にはデビューアルバム『Gravity』をDarkroom/Geffen Recordsからリリースすることが決定しており、今後コラボしたいアーティストとしてFlorence Welch, Jamie XX, Ed Sheeran, Lordeの名前を挙げています。
2018年には親友でもあったガールフレンドのStephと結婚したりと私生活も順風満帆で、2019年のCoachellaではメインステージに出演しただけでなく、奥さんと愛犬のGeeg (Gigi)と一緒に他のアーティストのショーや雰囲気も楽しまれたようです!
こだわり抜いたライブセットも魅力
GRYFFINはDJセットだけでなくライブセットも魅力のひとつで、ライブセットではバンド風味にピアノやギター、ドラムの生演奏をすることもあります。
なんでも、もっと自身の音楽を色んな形で表現するため、ライブセットの鍛錬にかなり力を入れており、約1年近くDJから離れて敢えて手渡しでチケットを売るようなコンサート会場でライブを行うなどして、ライブセットというコンテンツの形成を行ってきたそうです。
2017年に単独来日公演を行った際も、ライブセットを披露してくれましたね!
このようにライブセットができることでEDM以外のフェスにも出演したりと音楽性の幅はかなり広がり、2019年のCoachellaに出演したときには電子ピアノやエレキギターなどを演奏しただけでなく、指揮者までいるオーケストラまで登場し、生のヴォーカリストともセッションしたりとかなり豪華な演出を行ってくれました。
HOLY F**** @gryffinofficial is going right in from the beginning! Watch it on the live stream here: https://t.co/aWoTNyGoZq pic.twitter.com/5kAfTpllTN
— Your EDM (@YourEDM) 2019年4月14日
またそのCoachellaのセットではAloe Blaccとコラボした“Hurt People”と呼ばれているIDも披露してくれたので、こちらの新曲がリリースされるのも楽しみですね!
GryffinがAloe Blaccとコラボした新曲を初披露!!
先程GryffinがCoachellaに出演した際、Aloe Blaccがヴォーカルを務めた”Hurt People”というタイトルの新曲を初めて披露しました!
リリースが楽しみです!
視聴▶️https://t.co/yfSZ14INLB pic.twitter.com/vhCiKAkiV6
— MNN (@Music_News_Net_) 2019年4月14日
GRYFFINのオススメ曲
GRYFFIN, Illenium – Feel Good ft. Daya
アメリカ出身のプロデューサー、Illeniumとのコラボで、アメリカ出身の女性シンガー、Dayaをフィーチャーしたナンバー。
恋人同士に限った親密な愛に限定せず、その人がいるだけで感情が落ち着くような関係含め、愛情で溢れた曲を意識して作っており、GRYFFIN自身もDayaとドイツ出身のソングライター、Toby Gadとともに少しヴォーカルも加えたりして完成させたそうです!
この曲はBrooksやCrankdatなど多数のアーティストがリミックスを手掛けています!
GRYFFIN – Just For A Moment ft. Iselin
Alan Walkerの“Faded”や“Sing Me To Sleep”でもヴォーカルを務めたノルウェー出身の女性シンガー、Iselinをフィーチャーしたナンバー。
Iselinのチルなヴォーカルも素敵なエモーショナル且つメロディックなダンスポップに仕上がっています!
GRYFFIN, Bipolar Sunshine – Whole Heart
イギリス出身のシンガー、Bipolar Sunshineとのコラボ曲。
GRYFFIN自身アーティストとして大きなステップとなった1曲だそうで、サウンド・ソングライティングともに今までより一段と成熟したものとなっています!
Gryffin, Elley Duhé – Tie Me Down
Zeddの“Happy Now”でもヴォーカルを担当したアメリカ出身の女性シンガー、Elley Duhéをフィーチャーしたナンバー。
制作するのに時間と労力を費やしたそうで、このサウンドにマッチするヴォーカルを探すため10人ものヴォーカリストでテストした末にようやくElley Duhéに辿り着いたとのこと!
恋が始まろうとしている男女に焦点を合わせた甘酸っぱいエレクトロポップとなっています!
Steve AokiやStadiumx, Blankeによる公式リミックスも人気が高いです!
GRYFFIN, SLANDER – All You Need To Know ft. Calle Lehmann
アメリカ出身のデュオ、SLANDERとのコラボで、スウェーデン出身のシンガー、Calle Lehmannをフィーチャーしたナンバー。
GRYFFINが2019年にリリース予定のデビューアルバム『Gravity』からのリードシングルで、GRYFFINのメロディックハウスとSLANDERのベースサウンドが絶妙なバランスで融合した1曲となっています!
Gryffin & SLANDER
価格: 250円posted with sticky on 2019.4.25
GRYFFIN – You Remind Me ft. Stanaj
アメリカ出身のシンガー、Stanajをフィーチャーしたナンバー。
Stanajの歌唱力が光る滑らかなダンスポップとなっており、どこかほんのり漂う哀愁感もたまらなく良いです!
Jimmy Kimmelのライブ番組に出演した際、生パフォーマンスを披露したこともあります!
またBart B Moreによる公式リミックスもオススメなので聴いてみて下さい!
GRYFFIN- Nobody Compares To You ft. Katie Pearlman
アメリカ出身の女性シンガー、Katie Pearlmanをフィーチャーしたナンバー。
一生懸命忘れたはずの昔の恋人をふと思い出し、あなた以上の相手はいなかったと後悔しつつ、そんな彼を超えるような人に出会って忘れさせて欲しいと願う強い感情が込められており、曲調はアップリフティングなフューチャーベースとなっています!
GRYFFIN – Bye Bye ft. Ivy Adara
アメリカ出身の女性シンガー、Ivy Adaraをフィーチャーしたナンバー。
恋愛関係が終わろうとしている男女にスポットを当てた切ないラブソングですが、寂しさからかはっきりとは別れを宣言できない感情が曲からも伝わってきます!
Midnight Kidsによるリミックスバージョンもオススメです!
Tove Lo – Talking Body (GRYFFIN Remix)
スウェーデン出身の女性シンガー、Tove Loのナンバーをリミックス。
GRYFFINが最も自分らしさを表せたお気に入りのリミックスだそうで、エモーショナル且つアップリフティングな心地よいサウンドとなっています!
Years & Years – Desire (GRYFFIN Remix)
イギリス、オーストラリア、トルコ出身のエレクトロニカバンド、Years & Yearsのナンバーをリミックス。
この曲は2015年にリリースされた映画『WE ARE YOUR FRIENDS』のサウンドトラックのリードシングルにも抜擢されました!
おわりに
いかがでしたか。
GRYFFINがどんなアーティストか少しは分かっていただけたでしょうか。
GRYFFINは2019年5月3日(金・祝)にマレーシアのZouk Kuala Lumpurに出演するので、クラブの雰囲気やどんなセットを披露したか、後日SNSや記事で紹介したいと思います!
マレーシアの「Zouk Kuala Lumpur」のContent & Entertainment代表は、Goldfish + Blinkのひとり、Blinkが担当しているとのこと!
5月3日(金)に「Zouk Kuala Lumpur」 であるGryffinのショーに行く予定なので、クラブの様子やブッキングに関する話などを後日記事にしたいと思います! pic.twitter.com/uLseExH6hC
— MNN (@Music_News_Net_) 2019年4月23日
コメントを残す