2018年11月10日(土)、AtmozfearsがageHaで開催される「AGEHARD」に出演することが決定しました!
簡単ではありますが、ハードスタイルシーンの要注目人物のひとりであるAtmozfears(アトモスフィアーズ)について紹介します。
目次
- 1 Atmozfearsとは
- 2 EDMとハードスタイルの架け橋に!
- 3 ハードダンスミュージックパーティー「AGEHARD」に出演決定!
- 3.1 Atmozfearsの代表曲
- 3.2 Atmozfears – Equilibrium
- 3.3 Atmozfears – Release ft. David Spekter
- 3.4 Hardwell, Atmozfears & M.BRONX – All That We Are Living For
- 3.5 Audiotricz & Atmozfears – What About Us
- 3.6 Code Black & Atmozfears – Starting Over
- 3.7 Atmozfears & Demi Kanon ft. David Spekter – Yesterday
- 3.8 Atmozfears – Keep Me Awake ft. David Spekter
- 3.9 Toneshifterz & Atmozfears – You & Me
- 3.10 Atmozfears & Sub Zero Project – Madman
- 3.11 Atmozfears & Audiotricz – Reawakening
- 3.12 Atmozfears – Leave It All Behind
- 3.13 Atmozfears – Lose It All
- 4 おわりに
Atmozfearsとは
Atmozfears(アトモスフィアーズ)とは、本名はTim van de Stadtでオランダ出身のハードスタイルDJ/プロデューサー。
母親がプロのオペラ歌手だったため両親の教育で5、6歳のときからピアノを習わせられていたAtmozfearsは14歳のときまで約9年間続け、音楽の基礎知識を習得。
また両親はピアノだけでなく少年合唱団にも入れたのですが、これらの経験が今の音楽プロデュースにも役立っているのです。
ますます音楽に興味を持ったAtmozfearsは、14歳の頃から外で遊ぶことを止めてよく家にこもって音楽番組を見るようになり、学校にもほとんど行かなくなったのですが、そのときも両親は「学校も辞めていいから音楽だけに集中しなさい。」と言われ退学を決意。
18歳頃のときに音楽に集中するため退学したAtmozfearsは、LAに引越して約1年弱オーディオ工学について学びました。
そこで映画『ダークナイト ライジング』の撮影のための音楽制作に携わる貴重な経験し、現場でオーディオ工学の内面と外面に関する知識を身に付けました。
後にこの経験が2015年のQlimaxのアンセムソング”Equilibrium”をプロデュースする上で役に立ちます。
そして2008年に「Atmozfears」を結成したのですが、当初はトリオとして活動していましたが、2012年、2013年にメンバーのMichael JessenとKevin Keiserがグループを去り、Tim van de Stadtがソロとして「Atmozfears」として活動することになりました。
ちなみに2人はグループを抜けた後、Michael JessenはバルセロナのFacebook社で働き、Kevin Keiserは「InfRno」という新たなソロプロジェクトをスタートしたそうです。
2012年にはオランダのハードスタイルDJ、The Prophet主宰のレーベル「Scantraxx」と契約。
Atmozfearsの楽曲はHeadhunterzはじめ、多くのトップDJたちからサポートされるようになり、2014年にリリースしたAudiotriczとのコラボ曲“Raise Your Hands”は大ヒットし、この年Tomorrowlandへの出演も果たしました。
2014年に出したCode Blackとのコラボ曲“Accelerate”も、この年のXXLerator Carnavalのアンセムソングになっています。
さらに2015年にはオランダで開催される世界一ド派手な屋内型レーザーフェスとして知られるQlimaxのアンセムソング“Equilibrium”まで手掛けました!
この”Equilibrium”を作り始めたとき、当時自分の夢であった『Qlimaxのアンセムソングを作ること』をイメージしてプロデュースしたそうで、後に実際にアンセムソングになるという話を聞いたときは言葉にできないくらい嬉しかったそうです。
同年リリースした“Release”もまた年間楽曲ランキングで2位を獲得するほどの人気を誇り、2016年には待望の初来日を果たしました。
2017年にはWiSH Outdoorのアンセムソング“Embrace the Sea”まで手掛けたほか、同年6月14日にはNoisecontrollersとBass Modulators, Audiotriczとともにレーベル「Spirit of Hardstyle」を設立。
新曲のリリースやツアーに加えて「Spirit of Hardstyle」の運営、さらに「Spirit of Hardstyle」のグッズ展開やポッドキャストなど色んなことに挑戦しています。
つい先日、2017年のQlimaxでも披露されてた新曲“Lose It All”が久しぶりにMonstercat Uncagedからリリースされ、メロディックなハードスタイルが多くのファンの心を掴んでいます!
現在ハードスタイルのメッカとも言えるDefqon.1はじめ, Qontinent, Q-Base, Hard Bass, Decibel, Tomorrowland, Amsterdam Dance Eventなど世界各国のハードスタイルのフェスやステージやアジアのフェスやイベントにも出演するなど世界中から注目されているのです!
ちなみに2018年のインタビュー時にはオススメのアーティストとして、ユニークなサウンドデザインで常に驚かせてくれるSub Zero Projectを推しており、彼らとコラボした“Drop The Bomb”や“Partystarter”のリリースも待ち遠しいです。
EDMとハードスタイルの架け橋に!
Atmozfearsは2015年にアメリカ出身のDJ/プロデューサー、Carnageとコラボ曲した“Can You Feel It”をリリースしました。
当時、ハードスタイルのアーティストがアメリカ出身のEDMアーティストとコラボするというのは珍しく感じました。
ちなみにこの曲でCarnageとは一緒にスタジオには入らず、スカイプだけでやり取りして作業を進めたそうです。
そして2016年には「DJ Mag Top 100 DJs 2015」で1位にランクインしたHardwellとコラボした“All That We Are Living For”を発表!
この曲はリリース前にドイツで開催されたHardwellのショー「I Am Hardwell」でAtmozfearsも登場して初披露され、大きな話題となりました。
「いつか一緒に曲を作ろう」と冗談交じりにはなしていたら、ある日いきなりHardwellが自宅を訪ねてきて、その日からすぐに作業をスタートしたそうです。
Amsterdam Dance Event期間に開催されたRevealedのイベントにも出演しました。
Atmozfears自身もこのようにEDMとコラボすることでハードスタイルがメインストリームになるまではいかなくても、ハードスタイルに少しでも興味を持って聴いてくれる人が増えたら嬉しいと語っています。
Hardwell自身もハードスタイルの曲を幾つか作っていますが、きっかけはなんであれ日本でもハードスタイルファンが増えるといいですね!
Atmozfearsは普段ハードスタイルはあまり聴かないそうで、家ではNoisiaとKill the Noise, Skrillexの曲だったり、『アバター』『トランスフォーマー』など映画音楽を好んで聴くそうで、これらの音楽のほうがより自身にインスピレーションを与えてくれるとのこと。
コラボしたいアーティストとしてもNoisiaとKill the Noiseの名前を挙げるほどお気に入りのようです。
またAtmozfearsはゲーム好きとしても知られており、一晩中ゲームをしてしまうときもあるそうで、音楽を作っては休憩中にゲームしてまた音楽を作ってを繰り返しているそうです。笑
ハードダンスミュージックパーティー「AGEHARD」に出演決定!
2018年11月10日(土)にageHaでハードダンスミュージックパーティー「AGEHARD」が開催されます。
日本が世界に誇るプロデューサー、YOJIとREMO-CONがレジデントを務めるこの「AGEHARD」のスペシャルゲストとしてAtmozfearsが登場!
ハードスタイルファンには見逃せないパーティーとなっているのでぜひ遊びに行ってみてください!
Atmozfearsの代表曲
Atmozfears – Equilibrium
Atmozfears – Release ft. David Spekter
Hardwell, Atmozfears & M.BRONX – All That We Are Living For
Audiotricz & Atmozfears – What About Us
Code Black & Atmozfears – Starting Over
Atmozfears & Demi Kanon ft. David Spekter – Yesterday
Atmozfears – Keep Me Awake ft. David Spekter
Toneshifterz & Atmozfears – You & Me
Atmozfears & Sub Zero Project – Madman
Atmozfears & Audiotricz – Reawakening
Atmozfears – Leave It All Behind
Atmozfears – Lose It All
おわりに
いかがでしたか。
ハードスタイルに限ったことではありませんが、サウンドというのは常に進化していくもので、今後自身も色んなことに挑戦して新しいサウンドを追求していきたいと伝えています。
先日、Da Tweekazの来日発表で盛り上がりましたが、日本でもハードスタイル旋風が巻き起こる日も遠くないかもしれませんね!
【来日情報】
ついに10月26日(金)、新宿歌舞伎町に「WARP SHINJUKU」がグランドオープン!!さらに11月2日(金)にGarmiani、11月11日(日)にDa Tweekaz、そして11月21日(水)にはSalvatore Ganacciの出演が決定しました!!
✅Salvatore Ganacciとは
▶️ https://t.co/pm9fwm28I2 pic.twitter.com/rmCSxGyAIC— MNN (@Music_News_Net_) 2018年10月4日
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