2019年にSwedish House Mafiaが本格的に再始動するにあたって、プロジェクトを終了することが予想されているAxwell Λ Ingrosso。
数多くの名曲を生み出してきたAxwell Λ Ingrossoですが、なかでも2017年にリリースした“Dreamer”が1番好きだというファンも多いのではないでしょうか。
しかしこの“Dreamer”が今、複数のリスナーによって曲の類似点が指摘されネット上を騒がせています。
その元ネタ(?)ではないかと言われているのが、イタリアの4人組ポップ・パンク・バンド、Vanilla Skyが2014年に出したEP『Another Lie: Like Home』収録曲のひとつである“The World Is Yours”。
“Dreamer”は2016年10月のAmsterdam Dance Event期間中にHeineken Music Hallで初披露して話題となり、2017年12月にドロップ部分が少し変更されたバージョンでリリースされました。
この曲がVanilla Skyの曲にインスパイアされて制作されたのか、それとも全く知らずに作ってたまたま似てしまったのかは分かりませんが、パクりではないかと非難の声が挙がっています。
あくまでネットユーザーが言っているだけで確証はありませんが、双方の曲の一部が確かにメロディやフック周辺のコード進行が似ていると言われれば、そうも聴こえなくもない箇所があります。
(1:17あたり)
(1:41あたり)
それぞれの曲の作詞・作曲者は以下の通りですが、共通した関わりもなさそうですね。
- “The World Is Yours”の作詞・作曲者
Daniele Brian Autore, Vincenzo Mario Cristi, Francesco Sarsano, Jacopo Volpe, (元メンバーのLuca AlessandrelliとAntonio Filippelli)
- “Dreamer”の作詞・作曲者
Axel Hedfors (Axwell), Sebastian Ingrosso, Salem Al Fakir, Vincent Pontare, Elog Loelv
Axwellは以前も、2016年にリリースしたShapovとのコラボ曲“Belong”が、2013年にリリースされたSon Of A Kidの“Back Where I Belong”との類似点をYouTubeユーザーから指摘されたことがあります。(これはタイトルも少し被っていますし、ほぼサンプリングですね。)
真実がどうであれどちらも素晴らしい曲であることにはかわりなく、またジャンルの壁を越えてそれだけ多くの人に聴かれているているということは分かりますね。
ソース: https://weraveyou.com/2018/10/axwell-ingrosso-dreamer-controversy/
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