本日はdeadmau5もその才能を認め、彼のレーベル deadmau5から多数の曲をリリースしている今注目のアーティストのひとり、i_oについて紹介します!
目次
- 1 i_oとは
- 2 Skrillexとコラボ!?
- 3 i_oのオススメ曲
- 3.1 Tommy Trash & i_o – Oxygen ft. Daisy Guttridge
- 3.2 i_o & Tommy Trash – Let Me Go ft. Daisy Guttridge
- 3.3 No Mana & i_o – Bad Things ft. Fay
- 3.4 i_o – //DDoS
- 3.5 i_o – Audio Dust
- 3.6 i_o – Not Techno
- 3.7 i_o – Something
- 3.8 i_o – Body Rock
- 3.9 deadmau5 – Imaginary Friends (i_o Remix)
- 3.10 Knife Party – Sleaze (i_o & No Mana Remix)
- 4 おわりに
i_oとは
i_oとは、アメリカを拠点に活動するDJ/プロデューサー。
2017年にデビューした当時は素顔を一切見せておらず、ミステリアスな雰囲気漂う謎のアーティスト感を出していましたが、現在は顔出しはしているもののプロフィール欄は「i am everywhere.」とだけ書いてあるのみで、まだまだ情報は少なく過去の経歴等は不明です。
ただ2017年に彗星の如くシーンに現れ、現在すでにdeadmau5のレーベル、mau5trapやAndrew Rayelのレーベル、inHarmony Music, Spinnin’ Deep, Jauzのレーベル、Bite Thisといった人気レーベルから曲をリリースしています。
昔からRage Against the MachineやNine Inch Nailsのようなジャンルの壁を取り壊して音楽の可能性を広げているバンドが大好きだというi_oは、最近はドラムンベースやインダストリアルベースの曲をよく聴くそうで、そういったアーティストたちの考え方や姿勢に影響を受けるそうです。
i_oは汗臭いダークでキャパを超えたウェアハウスに合うようなサウンドを意識しており、自身のサウンドを「Late-night underground music(深夜のアンダーグラウンドミュージック)」と表現しています。
2017年にdeadmau5のレーベル、mau5trapからリリースされたコンピレーションアルバム『We Are Friends, Vol. 7』にも収録された“Warning”でいきなりデビュー。
その後、Tommy Trashとコラボした“Oxygen”をSpinnin’ Deepからリリースし、Virtual Selfの“a.i.ngel”をi_oがリミックスしたバージョンはJauzのレーベル、Bite Thisからリリースされたコンピレーションアルバム『Bite This Xmas Compilation』にも収録されました。
この上記3つの出来事は、なんと全てi_oが2017年12月にデビューを果たして3週間以内に起きたというのが驚きです!
トップアーティストたちだけでなく、「EDM Identity」をはじめとする複数のメディアから2018年要注目のアーティストとしてされたピックアップされたi_oは、2018年2月に2トラックEP『ANALOG//DDoS』をmau5trapから発表。
同年5月にはEP『ROOTKIT』を、7月にはEP『SCRIPTKIDDI』を、11月にはEP『LOW』を全てmau5trapからリリースし、Armin van BuurenやEric PrydzがA State of TranceやMarquee Dayclubで行われたEDC Las Vegas 2018のパーティーでi_oの曲をかけるなど、トランスやエレクトロシーンのアーティストたちからもサポートされました。
その後もmau5trapがリリースしたコンピレ―ションアルバム『We Are Friends, Vol. 8』で、deadmau5が2016年に出したヒット曲“Imaginary Friends”の公式リミックスを提供したほか、新曲の“404 Anonymous”も収録。
2019年2月には“Oxygen”でもコラボしたTommy TrashとDaisy Guttridgeと再びタッグを組んで“Let Me Go”をリリースするなど精力的に作曲活動に取り組んでいます。
今後、自身のTechno Demonsツアーで中国とアメリカ各地を回ったり、アメリカで4B, K?D, Ray VolpeらとともにRL Grimeがヘッドライナーのショーに出演したり、韓国の大型フェス 5TARDIUMにも出演したりとアジア含め各国のクラブやフェスに多数登場します!
Skrillexとコラボ!?
i_oが2018年1月に未発表曲の一部を公開した動画をSNSにアップしたのですが、その動画のラストにSkrillexが登場したことから一緒にスタジオでコラボ曲を制作しているのではないかと大きな話題を呼んだのです!
I haven’t posted a new teaser in a day….so here you guys go. Stop ruining everything @Skrillex pic.twitter.com/6whLUlAM4N
— i_o (@i_oofficial) 2018年1月23日
2019年2月現在、まだ2人のコラボ曲はリリースされておらず、この投稿以降コラボに関するヒントも何も出していませんが、Skrillexによる新レーベル/プラットフォームの「NEST HQ」でもi_oをピックアップしており、そこでi_oはインタビューとともにゲストミックスも公開しています。
このようにi_oはdeadmau5だけでなく、Skrillexとも一緒にスタジオに入るなどその才能を認められていることは明らかです!
i_oのオススメ曲
Tommy Trash & i_o – Oxygen ft. Daisy Guttridge
オーストラリア出身のプロデューサー、Tommy Trashとのコラボで、アメリカ出身のシンガー、Daisy Guttridgeをフィーチャーしたナンバー。
キャッチーなピアノのコードとDaisy Guttridgeの透き通るような歌声が素敵なオールドスクールなディープハウスよりのサウンドに仕上がっています!
i_o & Tommy Trash – Let Me Go ft. Daisy Guttridge
こちらもTommy Trashとのコラボで、再びDaisy Guttridgeをフィーチャーしたナンバー。
i_oとTommy Trashが一緒にスタジオで作業したのはこの曲が初めてで、Tommy Trashがキーボードですぐに作ったメロディを気に入りテクノバンガーを目指して完成したそうです!
No Mana & i_o – Bad Things ft. Fay
アメリカえお拠点に活動するプロデューサー、No Manaとのコラボで、女性シンガーのFayをフィーチャーしたナンバー。
Fayのヴォーカル、早いペースのビルドアップ、風変わりなベースラインなど含めレイヴにピッタリの1曲に仕上がっています!
i_oとNo Manaはリミックスで共演したことはありましたが、この曲が初のコラボ曲となります!
i_o – //DDoS
ヴォーカルサンプルとビート、深みのあるキックドラムがクセになるBPM128のテクノとなっており、mau5trapからリリースされました!
i_o – Audio Dust
“PassiveX”とともにEP『Rootkit』に収録されているナンバー。
ノスタルジーな雰囲気漂うBPM128のクラシックなプログレッシブハウスとなっており、MNN個人的にもオススメの1曲です!
i_o – Not Techno
この曲はアンダーグラウンドなパーティーが好きな若者へ向けた指針・方針のようなもので、ダンスミュージックが生まれた場所とも言われる薄暗いウェアハウスに合うようなダークでマッドなサウンドを復元させるために作ったそうです!
“Feel You Now”や“Lazers”等と同じく、Andrew Rayelのレーベル、inHarmonyからリリースされました!
i_o – Something
ヴォーカルサンプルのループがクセになるキャッチーなメインストリームテクノ/テックハウスとなっており、mau5trapからリリースされました!
この曲同様、EP『Fatal Error』収録曲のテクノナンバー“Warehouse Use Only”とメロディックハウス/テクノ要素のある“Permissions (Believe)”も聴いてみて下さい!
i_o – Body Rock
ダークなエレクトロサウンドとヘビ―なテクノグルーヴ、ディープで革新的なメロディが魅力的な1曲。
Jauzのレーベル、Bite Thisからリリースされました!
deadmau5 – Imaginary Friends (i_o Remix)
カナダ出身のプロデューサー、deadmau5のナンバーをリミックス。
deadmau5のレーベル、mau5trapからリリースされたコンピレ―ショナルバム『We Are Friends – Vol. 8』の1曲目に収録されており、Chemical Brothersの楽曲を彷彿とさせるような中毒性のあるテクノとなっています!
同じくこのコンピレ―ショナルバムに収録されている“404 Anonymous”もオススメです!
Knife Party – Sleaze (i_o & No Mana Remix)
オーストラリア出身のデュオ、Knife PartyのナンバーをNo Manaと共同でリミックス。
グリッチとスクラッチのエフェクトがクールでヘビーなテクノドロップもクラブ受け抜群です!
おわりに
いかがでしたか。
簡単な記事にはなりますが、i_oがどんなアーティストか少しは知っていただけたでしょうか。
アンダーグラウンドなハウス/テクノは深みが凄いので、i_oの曲をきっかけにこのジャンルの沼にハマってみて下さい!
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