先日Steve Voidのレーベル Strange Fruitsからリリースされた“Flowers”もMNN個人的にハマったので、この曲をConor Rossとともに作った若手プロデューサー、Dirty Palmについて紹介します!
個人的にも今後ブレイク間違いなしの逸材だと確信しているので、今のうちから押さえておいて下さい!
目次
- 1 Dirty Palmとは
- 2 Dirty Palmのオススメ曲
- 2.1 Dirty Palm & Conor Ross – Flowers ft. Chandler Blasé
- 2.2 Dirty Palm – Oblivion ft. Micah Martin
- 2.3 Dirty Palm – Freakshow ft. LexBlaze
- 2.4 Dirty Palm – No Stopping Love
- 2.5 Dirty Palm – So Sick
- 2.6 Dirty Palm & Jay Eskar – Splash ft. LexBlaze
- 2.7 Dirty Palm & Treyy G – Steampunk 2019
- 2.8 Dirty Palm – Step Back
- 2.9 Dirty Palm – Just A Game
- 2.10 Ed Sheeran & Justin Bieber – I Don’t Care (Dirty Palm Remix)
- 3 おわりに
Dirty Palmとは
Dirty PalmことMartin Mikusとは、ハンガリー出身のDJ/プロデューサー。
ハンガリー北部の小さな街 シャルゴータリヤーンで生まれ育ったDirty Palmは、オルタナティヴ/インディー・ロックを好んで聴いており、その影響からギターも習っていました。
しかし友人の勧めでエレクトロニックミュージックの沼にハマり、色んなサブジャンルを探し進めていたときにAfrojackの曲に出会います。
当時14歳だったDirty PalmはAfrojackの音楽に感銘を受け、自身もエレクトロニックミュージックを作ることを決意したのです。
約2年間独学で音楽プロデュースを続けた後、Deorroの楽曲を聴いて趣味の延長ではなく、音楽のプロデュースに全てを捧げることを誓い、自分自身のサウンドを模索すべくダブステップからハードスタイル、チルミュージックまで色んなジャンルにも挑戦しました。
そこでメルボルンバウンスが自分が作りたいジャンルだと気付き、数々のメロボルンバウンスの楽曲を生み出していくうちに、彼の名前は自分に大きな影響を与えてくれたDeorroやJ-Trick, Joel Fletcher, Reece Low, Will Sparksらからも注目されるようになります。
後にDeorroのレーベル Panda Funkとの契約を果たし、2015年には同レーベルからAnders Crawnとコラボしたエレクトロハウスナンバー“Violence”をリリースしたほか、D.O.Dがヘッドライナーを務めるイベントなどにも出演。
当時は「D!rty Palm」と”i”を”!”に変えたステージネームにしていましたが、ステージネームを何にするか考えていたときにふと思い付いたワードで響きもカッコよかったため決めたそうです。
ちなみにメルボルンバウンスの曲を作っていたとき、最も大きなインスピレーションはセックスだとインタビューで語っており、セックスすることでセクシーかつキャッチーなメロディが沸いてくるとも語っています。笑
当時17歳のときに“Animals”のブートレグも作ったのですが、HardwellとMartin Garrix, Carnage, Chuckieが同じ会場に集結し、Dirty Palmによるブートレグバージョンで盛り上がっている動画も残っています。
自身のサウンドを進化させつつNik CooperやNCSからリリースを重ね、今流行りのフューチャーハウスとメルボルンバウンスを融合させた現在のスタイルを確立したDirty Palmは、“Just A Game”や“Go Down”, “Krew”といったシングルはBrooksやMike Williamsらからもサポートされました。
現在23歳で拠点をハンガリーからアメリカのクリーブランドに移し、音楽プロデュース歴は約8年になりますが、すでにMartin GarrixやThe Chainsmokers, Dimitri Vegas & Like Mike, Timmy Trumpet, Lucas & Steve, Fedde Le Grandといったトップアーティストたちからも曲をかけてもらうまでに成長したのです!
Dirty Palmのオススメ曲
Dirty Palm & Conor Ross – Flowers ft. Chandler Blasé
イギリス出身のプロデューサー、Conor Rossとのコラボで、アメリカ出身の女性シンガー、Chandler Blaséをフィーチャーしたナンバー。
パワフルなリードと滑らかなメロディが特徴的なフューチャーバウンスに仕上がっており、SaganやMadison Mars, Steve Void, DJ’s From Marsなどからもサポートされています!
Dirty Palm – Oblivion ft. Micah Martin
アメリカのロックバンド The Zealotsのリードヴォーカル、Micah Martinをフィーチャーしたナンバー。
Micah MartinにとってDirty Palmは今まで一緒に仕事してきたアーティストの中で一番気楽に楽しみながら作業を進めることができたアーティストだそうで、歌詞を書いてヴォーカルをミックスするまで2時間かからなかったそうで、非常にスムーズに曲が出来上がったそうです!
ちなみにMicah MartinはBrooksやRetroVision, Kayzo, Slanderなどの楽曲でもヴォーカルを務めています!
Dirty Palm – Freakshow ft. LexBlaze
イギリス出身のシンガー/ラッパー、LexBlazeをフィーチャーしたナンバー。
イントロの掛け声と奇想天外なドロップのメロディから、タイトルの通り、まるで”見世物小屋”に足を踏み入れたかのような少し不気味な雰囲気を味あわせくれます!
Dirty Palm – No Stopping Love
透き通るような女性ヴォーカルも素敵なメロディックなフューチャーバウンスに仕上がっており、Brooksの楽曲が好きな人は必ず気に入るはずです!
Dirty Palm – So Sick
ラップヴォーカルとユニークなフューチャーバウンスのドロップは聴けば聴き込むほどにクセになります!
こちらも“Flowers”同様、Steve Voidのレーベル Strange Fruitsからリリースされました。
Dirty Palm & Jay Eskar – Splash ft. LexBlaze
アメリカを拠点に活動しているプロデューサー、Jay Eskarとのコラボで、イギリス出身のシンガー/ラッパー、LexBlazeをフィーチャーしたナンバー。
ヒップハウス要素の入ったフューチャーハウスとなっており、非常にパワフルでバウンシーなドロップが印象的です!
Dirty PalmはJay EskarとWaterbeldのコラボ曲“Feels So Good”のリミックスも手掛けたことがあるので聴いてみて下さい!
Dirty Palm & Treyy G – Steampunk 2019
アメリカ出身のプロデューサー、Treyy Gとのコラボ・ナンバー。
上の”Splash”同様、弾みの効いたドロップが魅力的で、これらの曲を聴くとDirty Palm自身が切望しているDeorroとのコラボも面白い化学反応を起こしてくれそうだと確信できます!
Dirty Palm – Step Back
繊細でメロディアスなブレイクとエネルギッシュなドロップのギャップがたまらない1曲です!
Dirty Palm – Just A Game
ヴォーカルサンプルからブレイク部分のクラップのループ、ドロップ直前の抜けた音など細部までこだわり抜かれたナンバーに仕上がっています!
Ed Sheeran & Justin Bieber – I Don’t Care (Dirty Palm Remix)
イギリス出身のシンガー、Ed Sheeranとカナダ出身のシンガー、Justin Bieberのコラボ曲をリミックス。
普段のスタイルよりかは若干落ち着いたフューチャーバウンスですが、多幸感とアップリフティング感がハンパないので聴いてみて下さい!
おわりに
いかがでしたか。
まだ情報が少ないため、短い紹介記事となってしまいましたが、Dirty Palmがどんなアーティストか少しは分かっていただけましたでしょうか。
Mr. Billのチュートリアル動画を見て音楽プロデュースのスキルを磨いたというDirty Palmは、DTMも非常に上手く今後更に色んな大手レーベルからも曲を出すことが予想されるので是非注目してみて下さい!
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