既存のサウンドを融合させたりして常に新しいサウンドを追及し、我々を楽しませてくれるDJ、 Chuckie(チャッキー)。
最近では「トラップホール」という新しいジャンルを生み出し、徐々にEDMシーンに浸透しつつあります!
本日はそんなChuckie(チャッキー)について紹介したいと思います!
目次
- 1 Chuckieとは
- 2 新しいジャンルも築き、多忙なスケジュールをこなす毎日!
- 3 ベースボールキャップがトレードマーク!
- 4 Chuckieのオススメ曲
- 4.1 Chuckie & Junxterjack – Make Some Noise
- 4.2 Chuckie feat. Maiday – Skydive
- 4.3 Chuckie & Albert Neve – DAMN
- 4.4 Chuckie – Who Is Ready To Jump
- 4.5 Chuckie Feat. Gregor Salto – What Happens In Vegas
- 4.6 Chuckie & Promise Land Feat. Amanda Wilson – Breaking Up
- 4.7 Chuckie – Want You Back
- 4.8 Chuckie & Bobby Puma – Mainstage
- 4.9 Chuckie & Hardwell – Move It 2 The Drum
- 4.10 KeeMo feat. Cosmo Klein – Beautiful Lie (Chuckie, Ortzy & Nico Hamuy Remix)
- 5 おわりに
Chuckieとは
Chuckie(チャッキー)とは、本名はClyde Sergio Narainといい、1978年6月25日生まれの現在37歳のスリナム系オランダ人DJです。
音楽のジャンルは、ダーティー・ファンクとダッチ・ハウスの融合した「ダーティ・ダッチ」が多いイメージです。
ちなみに、このDirty Dutch(ダーティ・ダッチ)とは、ヘビーなハウスのキックとヒップホップのようなサウンドが融合したサウンドのことを言います。
若い頃から音楽に夢中だったChuckieは、友人のイベントでDJをしたのが初デビューで、そこからあっという間に登りつめ世界中のクラブやフェスでプレイするまでになりました!
Chuckieといえば、2009年にリリースした“Let The Bass Kick in Miami Bitch“が世界中で大ヒットしたことで、その名が広まったと言っても過言ではありません!
チャックイー & LMFAO
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.2
この曲は、Chuckieが2008年に出した“Let The Bass Kick”のサウンドにLMFAOが2009年に出した“I’m In Miami Bitch”のヴォーカルが乗ったもので、当時ヒットした2曲が組み合わさったということで、案の定大ヒットしました!
このようにヒップホップ×ハウスという試みも早い段階から行っていました。
同じようにハウスミュージックにヒップホップの要素を取り入れたトップDJとして、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)がいますが、彼の方からの誘いで、イビサ島の人気クラブ「Pacha(パチャ)」の看板イベント「 F*** ME I’M FAMOUS 」で共演を果たしています!
それだけでなく、David Guettaの人気曲”One Love”をアメリカのラッパー、Fatman Scoop(ファットマン・スコープ)とともにリミックスを手掛けました!
- David Guetta feat. Estelle – One Love (DJ Chuckie & Fatman Scoop Remix)
デヴィッド・ゲッタ & エイコン
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.2
新しいジャンルも築き、多忙なスケジュールをこなす毎日!
Chuckieはヒップホップ×ハウスだけでなく最近では、trap(トラップ)とdancehall(ダンスホール)をミックスしたサウンドを創り出し、「traphall(トラップホール)」 という新しいジャンルを築きつつあります!
トラップホールの曲としては、オランダ出身のEDMトリオ、Childsplay(チャイルズプレイ)とのコラボ曲“Insane”があり、かなりクセが強いですが、聴けば聴くほどに中毒性が出てくるようなナンバーとなっています!
Chuckie & Childsplay – Insane
ひとつのジャンルに固執されず、色んなジャンルを取り込むミキシングスキルの高さも有名なんです!
またChuckieはとにかく多忙なスケジュールをこなしており、去年2014年にはツアーやパフォーマンスのため452回も飛行機に乗ったそうで、スタジオにこもって新しい音楽を制作する時間がなかなか取れないことを嘆いていました。
それにしても1日1回以上のフライトという計算だと考えるとかなり凄いですね!
そして人気DJランキング「DJ Mag Top 100 DJs」では2009年に初登場で72位にランクインし、2011年は32位、2012年は35位、2013年には43位にランクインしました!
2014年は圏外となりましたが、今年2015年にふたたび77位にランクインしています!
2015年のTomorrowland(トゥモローランド)でのフルセットを載せておくので、どういったプレイをしているかチェックしてみて下さい!
ベースボールキャップがトレードマーク!
Chuckiの画像を見てお気づきの方もいると思いますが、だいたいいつもベースボールキャップをかぶっていますよね。
自身も200個以上の帽子を持っていると豪語しているくらい、ベースボールキャップをこよなく愛しています!
この理由について、ChuckiははじめヒップホップのDJを目指そうとしていたくらいヒップホップが好きで、現在EDMの曲をプロデュースするときも根底には常にヒップホップがあり、インスピレーションを受けているそうです。
事実、今までT-Pain(ティー・ペイン)やTinie Tempah(タイニー・テンパ)、P Diddy(ピー・ディディ)、50 Cent(フィフティ・セント)、Lil Jon(リル・ジョン)そしてAkon(エイコン)といった多くのラッパーやヒップホップ寄りのアーティストたちとスタジオで作業を共にしています。
また、CHris Brown(クリス・ブラウン)やTya(タイガ)ともイベントで共演したりもしています!
そういったヒップホップ魂の表れがベースボールキャップに出ているんだそうです。笑
- Chuckie – Makin’ Papers
チャックイー
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.2
上の曲でも、アメリカ・シカゴ出身のラッパー、Lupe Fiasco(ルーペ・フィアスコ)とアメリカのラッパーToo Short(トゥー・ショート)そしてテキサス系の女性ラッパー、Snow Tha Product(スノー・ザ・プロダクト)をゲストに迎えていることからも、ヒップホップとの結びつきが強いことが分かりますね!
Chuckieのオススメ曲
Chuckie & Junxterjack – Make Some Noise
Chuckieの曲の中でMNNが一番お気に入りがこの”Make Some Noise”です!
オランダ出身のDJ、Junxterjackとのコラボ曲で、この曲の聴きどころはなんといってもドロップにあります!
このサウンドがかったら間違いなくフロアはクレイジーになります!笑
Chuckie feat. Maiday – Skydive
女性シンガーのMaidaをヴォーカルに迎えたナンバー。
Maidaの透き通るようなヴォーカルが美しく、クセになるバックサウンドも聴き入ってしまいます!
Chuckieはプログレッシブ・ハウス系の曲も対応可能ですね!
Chuckie & Albert Neve – DAMN
スペイン出身のDJ、Albert Neveとのコラボ曲。
90年代風のオールドスクール・ハウスと現代風な力強いエレクトロ・サウンドを融合させたナンバーとなっています!
Chuckie – Who Is Ready To Jump
この曲は2011年リリースされた当時めちゃくちゃ流行りました!
多くのDJがリミックスしたほか、この「Who Is Ready To Jump !」というヴォーカルは後に色んな楽曲でサンプルとして使われました!
Chuckie Feat. Gregor Salto – What Happens In Vegas
オランダ出身のDJ、Gregor Saltoとのコラボ曲。
この曲も世界中のクラブでかけられる位めちゃくちゃ流行りました!
この曲を初めて聴いたときはSteve Aoki(スティーブ・アオキ)かな?と勝手に思っていました。笑
このようにひとつのサウンドに囚われないのがChuckieの良さです!
Chuckie & Promise Land Feat. Amanda Wilson – Breaking Up
イタリア出身のEDMデュオ、Promise Land(プロミス・ランド)とのコラボで、イギリス出身の女性シンガー、Amanda Wilson(アマンダ・ウィルソン)をフィーチャーしたナンバー。
美しいメロディーが耳に残るプログレッシブ・ナンバーとなっています!
スペイン出身のDJ、Bartosz Brenesとフランス出身のDJ、Tony Romeraによるリミックス・バージョンもまた違った良さがあるので聴いてみて下さい!
チャックイー, ザ プロミス ランド & Amanda Wilson
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.2
Chuckie – Want You Back
“Want You Back”は、ディープでアングラ要素も入った1曲です。
単調なリズムの繰り返しなんですが、ヴォーカルサンプルも使われていたりして、本気にダンスに身を投じたいときは、こういう音楽がもってこい!って感じです!
Chuckie & Bobby Puma – Mainstage
アメリカ・ロサンゼルス出身のDJ、Bobby Puma(ボビー・プーマ)とのコラボ曲。
純粋にカッコイイと思えるクラシックなフェスティバル・アンセムとなっています!
Chuckie & Hardwell – Move It 2 The Drum
オランダ出身の人気DJ、Hardwell(ハードウェル)とのコラボ曲。
なんか聴いたころがある!という方も多いんじゃないでしょうか。
“Who Is Ready To Jump”然り”What Happens In Vegas”然り色んなところで使われていることからも、Chuckieの人気ぶりが伺えますね!
KeeMo feat. Cosmo Klein – Beautiful Lie (Chuckie, Ortzy & Nico Hamuy Remix)
ドイツ出身のDJ、KeeMo(キーモ)によるナンバーをアルゼンチン出身のDJ、OrtzyとNico Hamuyらと共同でリミックスしています。
原曲も十分素敵なんですが、リミックスにより更に爽やかさが増し、心癒される曲に仕上がっています!
KeeMo
価格: 200円
posted with sticky on 2015.12.2
おわりに
いかがでしたか。
Chuckie(チャッキー)は2010年に初来日を果たし、今年2015年は10月18日に三重県のナガシマスパーランドで開催された「Wired Music Festival」にも出演しました!
次回、日本でプレイする機会がったら、Chuckie(チャッキー)のジャンルレスなサウンドとユニークなスタイルを是非体験してみて下さい!
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